思い出します。
古典派では、労働市場の需給によって失業はなくなるとたんじゅんに考えられてたんですが、 じっさいには給与所得がどんどん下がれば労働者は生活できません。 だから、労働という商品の対価には、これ以上値崩れしてはいけないという「価格の下方硬直性」を認めた上で、 労働力の需要をつくりだす役割を政府が作り出すべきだ、と考えるとケインズの有効需要論になります。ケインズ理論は、世界恐慌下で失業救済を眼目として唱えられたものです。 労働ダンピングは、ダンピングする側にイニシアティブがなく、ダンピングを強いられてるのが現状だとかんじます。 安倍政権は残業代のカットまでやろうとしていますが、ほんとこれからどうなることやらと思わされます。 (2006.11.22 17:03:51) |
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