幸せとは?
写真2枚はヤフー取り込み画像です。27日の日曜日に射撃仲間と二人で月例の射場大会に参加。私が少し遅れて到着すると、射撃仲間には元気の良い連れが二人います。この仲間が連れてきたのは、小学生のお孫さんの男の子二人です。射撃大会後は港に行き、水族館と灯台に上り、漁港回りの散策がてらの後、帰宅との事です。この射撃仲間は、90歳になる元気な父親と奥さん、そして娘さん夫婦と孫3人の総勢8人同居の、今時珍しい大家族構成です。この私の射撃仲間は、お孫さん二人を連れ、とても幸せそうな雰囲気で有りました。それを見ていた私は、内心、「私にはとてもじゃないが真似できない!」、と。犬/猫/小鳥/とかのペットの場合は、飼う方の一方通行の自己満足と気ままが通用します。しかし、所帯を持ち子供を育てるとなれば、そう簡単にはいきません。人間以外の動物は、進化の過程の本能で、子供を生んで後の乳離れするまでは、外敵から命がけで子供を守り、献身的に子育てをします、が、その後は親子関係は消え、生存競争の真っ只中に放り出され、子供たちそれぞれに自立の道を歩みます。しかし、文明の急速な発展進化において、人間は動物本来の本能であるべき、子孫存続の生殖反応の後の子育てと、自分の人生とを天秤にかける人達も増えてきています。昨日、お隣さんの旦那(59歳)の病気お見舞いに、いつもの釣り仲間の近所の相棒と二人で行ってきました。このお隣さんは、ご夫婦とも公務員でして、三年前に、30代前半の時に新築した家を解体し、最新のクイ打ち耐震補強を施した、坪単価「百数十万円」の三階建ての新居を構築したばかりです。病名は肺がんで、余命は今年一杯と宣告されたそうです。回復の見込みなしの病気お見舞いは、迂闊に慰めごとも言えませんから厳しいものがあります、時期を見秤り早々に退散する以外に有りません。私の知人の農家の旦那も、夫婦で真面目に働きづめで家を新築して一年後に、膵臓がんが発覚し、入院後2か月のあっという間に、今年の二月に64歳で逝去してしまいました。自分にとっての幸せを一所懸命追い求め続けても、運命とは...無常なり!...