宗旨替えしてカゴ釣り遠投に挑戦(^^)
今までの私の釣りスタイルは遠投派ではありませんでしたが、ここへ来てなぜなのかと言うと、相棒の白さんと凡ちゃんが遠投で好釣果を上げている事と、前回の釣の時に、何年通っていてもなかなか分かりにくかった釣り場の海底の状況が以前より理解できて来た事が第一の理由です。今年の春からの釣行での事、普段は淡々とした海で海底の様子を判断する根波が殆ど立たず、どこがポイントなのかが分かりにくい釣り場での事、潮流の変化の為かもしれませんが、2回ほどあちこちに根波(根渦)が立ち、私が今までに知りえた60m前後で根波が立つ数か所のポイントより遥か沖の、私の釣り座から100~150mほど沖合にも根波が数か所立つことを初めて確認できました。これはと思い、私はいつもは余りやらない釣技ですが、道糸を送りだして遥か先のポイントまで流すとウキが消込み1K前後のメジナがヒットしました。これほど沖合まで、それ程水深が無い根があるとは、恥ずかしながら初めて知った次第で、これが今回遠投に挑戦することになった理由です。しかししながら、ガマ3号竿に両軸リールでの12号カゴ仕掛けでは私には今以上の遠投は無理で、かと言って12号カゴ仕掛けは5セットほど有り、スピニングに変更すれば、この仕掛けでも後2~30メートルは飛距離を伸ばせる可能性ありですが、まだまだ釣果より両軸リールに拘っている為に納得いかずです。そしてここ1週間程の仕事の合間に、何とか今手持ちの12号カゴ仕掛けを眠らせるにはもったいなく、15号~20号までの負荷の仕掛けに変更できないかと考え続けた結果、どうにかなりそうな改造案が浮かびました。そして本日、明日の午後まで部品待ちとなってしまった車検車両を良い事に、キャスティングとケーヨーD2へ12号カゴウキセットを15号以上へ変更するための改造パーツを買ってきて午後よりチャレンジです。1時間ほどの試行錯誤の改造工作の結果、部品が足らず再度ケーヨーD2へいきパーツを仕入れて工作再チャレンジ。こんな時の為に冷暗保存してある海水をウキのバランス取り容器に入れて、まずは製品のままの12号カゴウキセットの水位バランスを確認します。その後に、15号から20号負荷までの改造を施したカゴとウキのセットバランスを確認し、15/16/18/20号負荷までのバランスを取ります。改造計画を立てた当初は結構大変な作業になるかなと、もし面倒な場合は新規で15号以上のカゴ仕掛けを揃えるようになるかもと大金出費を危惧していましたが、なんと!、当初の改造計画から1時間ほどの試行錯誤の上に多少の変更を得た結果は、無駄なパーツも少しは出る事は仕方なしですが、在庫の12号カゴウキの5セット全てが15~20号負荷まで変更可能と相成りまして、カゴウキセット新規購入と比べたら経済効果抜群の改造計画でほぼ成功しました。15~20号カゴウキセットまで対応の改良を施しましたが、後は、ガマ4号竿で20号カゴウキセットまでを試して、ガマ4号竿で私が体力的にどこまでの号数を振り切れるかどうかにかかってきます。次回の釣行時は早めに現地到着して、釣果は別として15~20号までのカゴウキの試投が大いに楽しみです。私が今回考案した市販カゴウキセットの負荷の変更は、12号カゴウキセットを基本にして、同じセットで15号~20号までのカゴウキセットに簡単に変更できる事がポイントです。まだ試投はしていませんが、塩水でのカゴウキバランスの負荷試験では上手くいっていると考えられます。どう転ぶかは運否天賦ですが早く結果を知りたい楽しみもあり、今週末までには海況に関係なく試投に行く予定です。12号カゴウキセツト改造計画の写真は試投結果が出るまでは恥かしくて載せられませんで、試投後納得できた時には投稿しますので、乞うご期待です。