本日は猟銃の所持許可更新へ。
世界一厳しい日本の銃規制の中で、本日は3年毎に更新する猟銃の所持許可更新に行ってきました。午前9時に掛かり付けの医院にて警察指定内容の診断後に公式診断書を書いてもらい、市役所に行き身分証明書をとり、自宅に設置してあるガンロッカーの前に立ち写真撮影をしてカラープリントし、ガンロッカーの寸法を測り、自宅間取り図と共に申請書に書き込み写真を糊付け添付します。その後に、更新する3丁の猟銃のナンバーと寸法を再確認し、所持許可講習と実技講習修了証明書の番号等と手持ち保管の装弾の残弾数を再確認後に申請書に書き込みます。これらの申請手続きの準備が完了したのが、掛かり付けの医院が込んでいたこともあり、昼食時間も含めて午後2時でした。今回更新申請の猟銃3丁を車に積み込み、警察署に着いたのが午後2時30分で、更新に必要な手数料は銃一丁に付き7200円、2丁目以降手数料が4800円ですから、今回の私の場合は猟銃3丁ですから更新手数料合計16800円です。書類申請後に20分ほど待たされて対応室に案内されて更新銃の現物確認に入り、所持許可証記載の寸法等と銃ナンバーの照らし合わせが始まり無事終了し、その後またしばらく待たされます。今回の担当警察官は今年中古銃を購入して申請した時と同じ婦警さんで、この婦警さん曰く、数か月前に新規申請銃の時に身辺調査を行っているために、今回の更新時の身辺調査は省けるのではと本署に確認をとったそうですが、法律上そのたびに同じ手続きが必要と言われたそうです。この婦警さんの思う所は全く同感ですが、そうはいかないことは私等銃所持者が数十年に亘り苦情を言っても改善されなかった事であり、この婦警さんが本署に再確認してくれた事には大いに同感です。役所の、猟銃による事件が起きた時の責任回避を目的としている、この様な二重手間をなぜ改善できないのか、これ等は二重手間による警察官の事務手続き等含めた煩わしい時間の無駄使いの繰り返しでもあるわけで。今回の私のような例を詳しく述べると、今年の4月に毎年実地の猟銃の一斉検査があり銃の寸法等全ての確認と書類審査と対面審査を実施です。そして2か月後の6月に新規購入銃の申請、この時点でも同等の書類含むほかに、警察官による自宅の立ち合い検査と近隣住民と親族への身辺調査が行われました。そして、今回の11月の更新手続きにおいても、書類等含めて全く同じ内容の繰り返しの調査手続きと、警察官による自宅保管状態の確認と、ご近所と身内等の身辺調査が必要となります。これらを総合して鑑みた場合、あまりにもの二重手間がまかり通っていて複雑怪奇であり、誰が考えても理論的に正当な理由として省ける手間をわざわざ残す理由はどこにあるのか...?これ等は、役人の自己保身倫理が大きく働いていることは確実ですが、今回述べた二重に重なる手間暇を冷静に理論した場合、理論的にも法的にも成立する内容であるはずです。ここまで厳しく猟銃規制を行っている国家は日本以外なく、この複雑怪奇な手続きをもう少し簡素化しても良いのでは。二重手間としか思えず、もう少し冷静に理性的に考えてほしいですね。