世界に名だたる、他国では類を見ない、異常と言えるほどに厳しい日本の銃刀法一斉検査。 正式名称は、「銃砲刀剣類検査」となり、/日本で一般的に所持できる銃砲は4種類のみで、散弾銃/ライフル銃/ハーフライフル銃/エアーライフルとなります。 ピストルに関してはウル覚えですが、25口径単発ピストルとエアピストルは、特別な許可申請で所持できるはずです。 私は満69歳になって益々以って、クレー射撃の魅力に取りつかれてしまいまして、一途に練習をしていく楽しさと、素質がなくとも、自分の考えた練習の結果が出てきたと感じる時の快感に、射撃場通いを楽しんでいます。 しかししかし、我が国の厳しすぎる銃刀法をしみじみと考えた時、ただただひたすら真面目に好きな射撃を楽しんでいても、傷害事件とか犯罪とは関係のない、只々うっかりのワンミスで、所持許可があっさり簡単に取り消されてしまい、最低5年間の失効期間の判決が下されます。 自分の好きな事への向上心を求める為だけに、年間数万発、金額で数百万の散弾とクレー代を使用して射撃に打ち込んでいても、たった軽度のうっかりワンミスの銃刀法違反でも、即座に所持許可取り消し、銃砲没収廃棄処分の上に、最低5年間の失効期間が課せられてしまいます。 その上に、巷の噂では、軽犯の失効でも、次回5年後の更新時には許可を下ろさないとの、警察庁内での内規があると言う噂がシューターの大半で広まっています。 重犯罪を犯したのなら致し方なしですが、うっかりミスの軽犯でも銃刀法においては全く同じ重刑が下されます。 これは、民衆に平等であるべき法律に照らして見ても、明らかにおかしな過度に過重な刑法であると言え、厳密に裁定した場合は、警察庁と国会の憲法違反に当たり、警察権力の過大行使と言う事態にまで発展することもあり得るのではと思っています。 警察庁が銃犯罪に神経をとがらせる事と、一般市民の銃アレルギーに便乗しての民主主義に反した権力の強制は、全く持って、法令に基づいて銃所持した、個人の自由を無視した権力の横暴と言えるのでは。 車は走る凶器と言われる交通違反などが良い例で、酔っ払い運転で免許取り消し、重過失で交通刑務所行きとなっても数年我慢すれば運転免許が取れる。 ところが、銃刀法においては、軽犯も重犯も差別なく、即刻一発取り消しとなり、所持銃砲等は全て没収処分、尚且つ、5年の失効期間が与えられます。 私の様な、70歳になっても釣りとモータースポーツと射撃が大好きで、最近は今までにまして射撃が分かってきて面白くなり、釣りに行く時間を作るより射撃の方が楽しいと、射撃場通いがロートル日課となっています。 ここ一年半にわたり、馬鹿の一つ覚えの射撃に徹してきた結果として、最近は一ラウンド25枚のクレーを撃った感触として、ミスショットの枚数が明らかに減ってきたと感じています。 1ラウンド25枚のクレー全てを自分の間合いのクレーにできれば満点が出るわけですから、変なごまかしで当てていたのでは上達はなく、全てクリーンキルを目指して、ミスショットを減らすことに尽きると考えています。 練習量を増やしてみて初めて分かる世界があると、私は最近つくづく感じています。 撃つほどに、研究するほどに、クレー射撃は面白く楽しいですね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2018年04月11日 20時50分48秒
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