スポーツ、芸事、学業、と、これ等を一般的にとらえた場合、上達するに一番必要なことは何か?、と問われれば、一番は素質であり、2番は、素質の上の努力となるわけで、この二つに当てはまらない場合は、挫折するか、趣味の楽しみの範疇の上達で諦めるざるを得ないとなっていく。 今日の成田射場で、私は嫌だったが、成り行きから久しぶりに射撃談義の輪に入ってしまいます。(--) 一ラウンド25枚撃ちのトラップ射撃において、良い感じでコンスタントにスコアーを伸ばして行っているのに、突然乱れるのはなぜか?、との、多くの射手が陥る話題になります。 友人である上級射手の一人の分析は、それは、良い射撃を続けていても、途中から飛翔クレーの見え方が微妙に違ってきてスイングが乱れてしまうことが原因であり、その対処法を会得すれば応急処置ができてスコアーをまとめることができる...。 私の今迄のお粗末な体験からですが、反論します。(^-) 確かに飛翔クレーの見え方の違いでスイングが乱れるという理屈と理論もわかるが、そうとも言えず、それは少し違うのではないか...?、 見え方が悪くなったからスイングが乱れるのではなく、25枚のクレーに対して良いスイングを続けられなくなり、スイングが乱れることにより、見え方が悪くなるのではないのか...? 天候等により飛翔クレーの見え方が変わることは誰もが承知しているわけで、そんな悪条件化でも、飛ぶ方向が確認でき、クレーに対してスムーズ且つ切れの良いスイングができればクレーは割れる。 25枚のクレーすべてに対して、飛翔方向へスムーズにスイングして引き金を正確に落とすことができれば満射、悪くとも一枚抜けで上がれるはず。 見え方が悪いとかタイミングが合わないというのは、言い訳等で良く言われる、外的諸条件の絡みによる原因を言うのであり、真実は、技術的に完成されていない為に、放出クレーの発見タイミング、スイングの出だしの乱れ等の原因で、スムーズなスイングに失敗し、正確且つ引き止まりのない思い切りの良い撃発も失敗し、射撃体勢も乱れ、結果として、引き金を落とすタイミングがずれてしまうことにより生じてくると私は考えている。 技術が向上していくごとに細かな小技が身についていき、応用可能になってくることも確かであり、それは飛翔クレーの見方と捉え方にも応用が利き、スイングの乱れの予兆に対しての対応にも応用が利き、スイングの乱れを抑える確率が上がってくることは否定しない。 一番基本になることは、飛翔クレーに対して乱れのない切れの良いスイングをし、正確且つ瞬時に引き金を落とす射撃を100%出来ればよし。 しかし、どうしても見え方が変化してくるために、それに対しての対応が必要であることも確かだが。 どんな条件下でもクレーが飛ぶ方向と速度はわかるわけで、好調に射撃を続けている中で、見え方が違ってくるためにスイングが乱れての失中なのか、? 私は...、スイングが乱れてきたために、見え方が悪くなり、クレー際の銃捌きが悪くなりヒット確率が下がっていくのであり、必要なのは、反射神経を研ぎ澄まし、乱れのないスイングをするための対応ではないのか...。 見え方が違ってきたためにスイングが乱れて失中する、それを治すには、良い見え方になるようなスイングに戻すための小技と修正を取り入れて対応する...。 スイングが乱れてきたために見え方が悪くなり失中が始まる、それを治すには、良いスイングに戻すための小技と修正を取り入れて対応する...。 細かく分析すれば似た者同士の理論だが、失中が始まる分析だけが違う。(^^) 毎度恒例の、とうとう最後まで意見はかみ合わず、お互いに顔を見合わせて、本日はこれまでと、適当なところで打ち止めとなりました。(^^) 撃つほどに奥が深くなっていく、だからクレー射撃は面白い。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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2018年09月17日 21時28分20秒
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