クレー射撃の面白さと難易度については過去ログで書いてありますが、上達しない条件としてよく言われる話題は、銃が合わない(銃のバランス、ベンド、ピッチダウン、引き金の重さ、銃床の相性、ハイリブの是非等のetc)で、次に来るのが、年配者の多くが、目が悪い、年を取った、若い者には敵わない、老若男女を問わず「弾数さえ撃てれば...、練習量を増やせれば...」ではないでしょうか。 私は30歳からクレー射撃を初めて、当初は年間2000~5000発前後の練習量で、40歳後半から60歳にかけてモータースポーツに入れ込み射撃を中休みして復活後10年、足掛け40年たちますが、私の経験と今まで見てきた老若男女のクレー射撃マンを考察すると、クレー射撃を初めて年間5000から10000発前後の練習量がスコア一的に一番安定して長続きするのではと思います。 しかし、それでは私もと、ひとたび練習量を増やし始めると、当初はそれなりの感触を得られるのですが、ところがどっこいで、練習量を増やすごとにクレー射撃の奥深さにぶち当たってきます。 一般の大会は4ラウド100個撃ち100点満点ですが、100点満点など夢のまた夢、たった一ラウンドの25点満射でさえ滅多に出ないと言うのが日本クレーの現状ですから。 ローカル大会であれば、普段練習などしない射撃マンが高得点を撃って優勝しますが、これ等の射撃マンでさえ、ひとたび射撃に燃えて撃ち込み始めると、どういう結果が待ち受けているか...。 私が見てきた限りでは、練習量を増やして突出してきた射撃マンは、ほんの数人しかいなく、ほとんどが現状維持がやっとこが多いのです。 クレー射撃の真の面白さとは、自分の才能がどの程度なのかと、弾数を撃ってみないとわからず、その後に、しみじみと自分なりのクレー射撃への挑戦意欲がわいてくることにより、自分の才能を納得した上での向上心による射撃を楽しめるようになる。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2020年03月05日 08時29分12秒
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