サンセットヒルの愉快な仲間

コウイカのシーズンも終了し、アナゴ狙いのみとなると釣果も不安定となりいささか飽きが来ます。
数年前であれば何の迷いもなく南房カゴ夜釣りに行っていたのですが、釣り支度が大変なうえに道中も長く、帰宅時間は深夜となりますから、72歳となった今は一人で行く気力は沸きません。

なぜ一人釣行と言うのかですが、私の長年の遊び仲間で、釣り、モータースポーツと、いつも一緒に遊んでいた先輩の白さんが、今年に入り体調不良で入院し、肺ガン、胃ガン、大腸ガンと各部への転移で今年8月に80歳で逝去しました。

私のブログのトップ写真の夕焼け富士に立つ釣り人が白さんです。
私より9歳年上で、住まいは私のすぐ近くで、夜釣り、ボート釣り等では命拾いに近いかなり危険な釣りもしまして、いろいろな思い出が沢山ある、長い付き合いの遊び仲間の良き先輩でした...合掌。

私はクレー射撃に再び興味が移った事と、南房磯夜釣りは5年ほど前から興味が薄れてきていた事もあり年数回の釣行となっていき、釣りの主流は近くで簡単に行けるウナギ/ナマズ/コウイカ/アナゴになりました。

前回の義弟とのアナゴ釣りで、トップ写真の良型ハゼがアナゴ仕掛けに釣れました。
簡単な漁港と河口等の釣りは体力的に楽で、大物とか獲物の種類に拘らなければクーラーボックスに腰かけてノンビリと楽しむことが出来ます。




トップ写真の獲物のハゼとセイゴと小アナゴの天ぷらです、こんな小物でも天プラとガラは吸い物にすれば美味しく頂けます。

そんな理由にて、この秋からはアナゴのブッコミ釣りとハゼのウキ釣りに挑戦しようと、1.5号の廉価版振り出し竿、53と45の二本購入してしまいました。
1.5号の振り出し竿でのハゼとセイゴのウキ釣り、義弟と二人でノンビリとハゼ釣り、これもまた楽しです。

義弟が私の誘いに乗り、コウイカ釣りとアナゴ釣りで楽しい思いをしたためか、なんと！、南房カゴ夜釣りも行く気があるという事で、早速、南房カゴ夜釣りの仕掛けを見せると、義弟もすぐに天秤仕掛けの自作をしてウキとカゴを購入しカゴ夜釣りの準備万端です。

南房カゴ夜釣り、義弟がその気になってきてくれましたから、今年中に数回チャレンジできればと思っていますが、後は私の気力次第ですから。

白さん亡き後は、一人で行く気は全く起きずで、それでもカゴ夜釣りの良き相棒が出来ましたので、またカゴ夜釣りへの楽しみが起きてきました。