異常と言えるほどの世界一厳しい日本の銃規制をクリアーしクレー射撃を始めると、最初の内はトントン拍子で上達していきます。
なんてったって散弾銃ですから、大雑把にでも、飛行線に向かってクレーを振り抜きざまに撃鉄を落とせば何とかそこそこには当たってくれます。
始めたてから弾数を増やさずとも当たっている理由は、クレー放出の発見タイミングが、自然とスイングに為が出来ている範囲で銃をスイングしているから当たっているわけで、当人が意識して作っているわけではないと言う事になる。
これ等が、経済力と時間に合わせて適当な練習量で当たっている射撃マンの典型で、その気になり始め、練習量を増やしていくと、確率高くほとんどの射撃マンが当たらない状況にはまっていきます。
本日も歴戦のロートル射撃マンが泣きを言っていたのを小耳に聞きましたが、その理由は、老眼が強くなったために飛翔クレーが消えてしまう、ですが、これはそこそこに当たっていた若い人でも起こる事象であり、老眼が理由は当たらない理屈ではなく、自分の射撃技量の問題なのです。
そのあたりの理屈が理解できてこないと、公式セットクレーを撃った時の当たらない理由としては通用しません。
クレー射撃は、撃てば撃つほどクレーが放出された時の反応が敏感になり過ぎていき、銃スイングの溜めがなくなっていきます。
殆どの射撃マンがこの事象に気づくことなく練習していると考えられますから、弾数を撃てば撃つほど、理由がわからず当たらない泥沼に入り込んでいきます。
甘く考えていればクレー射撃は必ず挫折し、言い訳三昧を言うだけの落ちぶれシューターになりはてます。