今を遡る20数年前までは狩猟解禁日が待ち遠しく、また当時の猟場環境は今よりよほど良く、農作業をしている人たちにも狩猟解禁日が理解されていたと感じます。
しかし現在は、定年退職者等の田園散策をする人が増え、農家の世代交代による意識改革もあり、狩猟者への認識は、銃は危険であり、他人の田畑山林を図々しく猟犬を放して渉猟している厄介者として、狩猟者は嫌われ者となってきています。
我が国の狩猟法を厳密に照らせば、車が通れる河川の土手、農耕車が通れる田んぼ畑の中の農道畑道、林業者しか入らないと思われる山中の林道と言えど、猟銃は銃カバーで隠し、なおかつ装弾は装填せず渉猟しなければ違法となります。
そして、これ等事例を順法しての発砲においても、装弾が農道等を超えた場合の射角発砲は違反で、全ての違反において銃没収、取り消し5年です。
猟銃愛好家の意見としては、これ等の我が国特有の厳格な狩猟法を甘んじて受けるとしても、納得できない点は一つであり、猟銃所持者の誰もが行っていると言って良い軽微な違反でも、摘発されれば即刻所持許可5年取り消し銃没収となり、これ等の警察庁による単一的厳罰処理に憲法違反の疑いがあると私は思っています。
なぜ、人身事故とか物損事故に至らない軽微な違反を罰金刑に処理できないのか?、不思議すぎますね。
警察庁の思惑どおりに猟銃所持者と狩猟者をなくしたいのなら、有害鳥獣駆除等は警察庁がやれば良く、一般人の銃所持者は射撃のみとすればよいのでは、その方が簡単でわかりやすいが。
警察庁による有害鳥獣駆除となった場合においても、今の現行狩猟法に照らせば警察庁と言えど狩猟法に違反せずに出来るはずがなし。
昨年暮れに、私の狩猟仲間が駐在警察官に尾行されて軽微な狩猟法違反で摘発され、5年の所持許可取り消し銃没収となりました。
この仲間の狩猟法違反の内容は、人家がなく人もいない山中の林道にて、林道と言えど公道との理由で、散弾銃を銃カバーを外して実包を装填していた事による狩猟法違反による摘発です。
発砲による苦情での摘発ではないですから、上記の内容で違反摘発されるとなれば狩猟はほとんどできないでしょう。
この私の仲間の違反事例に照らすと、今年の民放テレビ局で放映された、猟師の家族3人での鴨撃ちは完璧な狩猟法違反であり、全国放送で放映されていますから証拠は完璧であるわけです。法律は平等に照らして摩訶不思議ですね。
私もテレビで見ていましたが、ジープで林道を走り鴨池に到着すると、3人が車から猟銃を取り出し、車の停車している林道から飛び立つ鴨に向かって発砲し鴨を射獲しています。
私の猟仲間が狩猟法違反で立件された事案とどこが違うのでしょうか。
私の仲間は発砲はせず、山中の林道を銃カバーを外し実包が装填されていたと言う理由だけで所持許可取り消し、銃没収5年失効の摘発処分です。
私は、昨年の仲間の狩猟法違反摘発をみて、明日の初猟は、愛犬タックの久しぶりの憂さ晴しと割り切っています。
私の県では、山深く人通りもなく人家もない山中以外では狩猟法に照らした実猟は不可能に近くなっています。
また、法に適した場所にいるのはイノシシか鹿か山鳥ですから、キジ/鴨/キジバト猟の様な気軽に楽しめる環境は少なくなりました。
明日はタックのストレス解消と私ことロートルの健康ジョギングです。