本日の事、射撃場での仲間との話題で銃刀法の話になり、数日前の安倍元首相国葬時に射撃場へ行く途中の検問に掛かり車の中の検査を受けたとの事で、当然猟銃が積んであり刃物の保持はなかったために所持許可証の確認で事なきを得たそうだが。
その仲間の話では、知り合いが以前検問に引っ掛かり、車中に刃渡り6㎝以上の刃物が置いてあるのを確認されて、目的外所持違反で検挙され猟銃許可も取り消されたとの話でした。
私が、刃渡り6㎝以内の刃物であれば目的内の携帯は順法であり、目的外でも車内に置く場合は何ら問題なく、6㎝以上の刃物の場合は目的外は社内保管でも違反ではと言うと、仲間は刃渡り5㎝以内と言い、目的外で車内に置くことも違反だと言っています。
私は家に帰りネットで調べてみると、目的内の刃物の携帯は5㎝ではなく6㎝以内で、6㎝以内であれば車内においてある場合は問題なしと出ていて、山菜取り/狩猟/釣り/等の目的内であれば、6㎝以上の刃物でも直ちに手に取れない状況の車内保管は可能で、目的現地に置いては携帯も可能となっています。
私は以前から、日本の銃刀法は民主主義の平等権利に反して警察庁の自己保身が強く出過ぎた、厳格すぎの一方的な間違った法律ではと感じています。
一般人にもなじみの深い得々ナイフの筆頭のビクトリーノックス/ウエンガーは私も持っていまして、常に車中に積んでいましたが、本日ナイフの刃渡りを測ると6.3㎝あり、この便利なビクトリーノックスでさえ目的内携帯及び目的外の社内保管でも銃刀法違反となってしまいます。
多分ですが、この異常に厳格な銃刀法に照らした場合、生活活動範囲において厳密な検問取り代べを受けた場合、多くの一般市民が銃刀法違反に引っかかってしまうでしょう。
私の職業は自動車整備業で、出張サービスカーと釣り狩猟用にエブリイ4駆を乗っていまして、この車には常備、出張整備用工具/牽引ロープ/スコップ/バール/鉈等の非常用装備を積んであり、今までは何の気にもせずこの状態のまま射撃銃を載せて射撃場に行っていましたが、今回の仲間の助言で、これは銃刀法違反に引っかかる恐れ大で、これではサービスカーでの射撃場通いは積み荷を降ろさなければはまずいと、大いに考えさせられました。
犯罪意識の全くない善良な市民が、たった6㎝前後の刃物の所持違反の簡易なうっかりとは言え、銃刀法違反で即銃所持一発取り消し、自由平等が基本原理の民主主義国家として少しおかしいのでは。
まあ、現在日本が置かれる世界情勢の中で、安倍晋三というかけがえのない政治家の警護において、素人が見てもあまりにずさんだった警備体制を敷き、元首相を守り切れなかった警察庁の危機管理感覚を見れば納得できるわけです。
一般民衆は、法改正等でちょっと威嚇すればコントロールできる弱者として甘く見ている、そんな警察庁の体質が出た結果だと私は思っている。