サンセットヒルの愉快な仲間
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写真は昨年末に所持許可申請、今年の1月25日に許可が下りた交換チョーク付き20番上下2連銃です。 早速成田射場にて試射をしてみると、ほとんど新銃同然の中古銃の為に、閉鎖機構と引き金も重く、引き金の遊びも多くて放出クレーに激発タイミングが全く合いません。 とりあえず銃砲店にて引き金の重さ調整をしてもらいましたが、それでもまだ遊びが多すぎて激発タイミングが全く取れませんでした。 新規銃の為に銃の細かな調整は少し慣れてからと思い、本日仲間と二人で猟野に実猟に出かけ、午前中の猟犬の追い出し猟は獲物の気配なしで終了、午後からは私等仲間毎年恒例のキジバトの待ち撃ち猟に入ります。 雪明けの好天でキジバト飛来期待大と感じ、期待通りにキジバトの飛来が多くありましたが、慣れていない新規上下2連銃の為に射撃直前の安全装置のオンオフにてこずり、その上に引き金の遊びの多さで激発不能が多く、絶好射程のキジバトを数多く逃してしまいましたが、それでもキジバト5羽の猟果で楽しめました。 本日の実猟結果として、安全装置の解放等の銃操作がうまくいきタイミングがあった時のヒット確率は高く、この20番上下2連の引き金調整をもう少し詰めて、安全装置等の操作に慣れれば高確率の実猟が楽しめると確信しました。 本日午後からの仲間とのキジバト撃ちで大いに気になることが一つありで、昼食後の午後一時ごろからキジバトが飛来し始め、仲間と二人で数発を打った後しばらくすると、上空にヘリの音が近づいてきます。 上空を見上げると県警ヘリの様子で、上空を旋回しているために私は銃を持って山際に身を隠し様子を見ていると、一回旋回した後にエンジン音が消えずにまた戻ってきてもう一回旋回しその後は戻ってきませんでした。 私等がキジバト撃ちをしていた場所は山間の畑で人家は一軒もなく、矢先の心配をする場所ではありませんが、下に下れば農家が点在し、市営の野球場があり、本日も野球場で家族総出の大勢が楽しんでいましたが、これ等の環境は数十年前から現在まで同じ環境です。 この場所のキジバト撃ちは私等仲間が過去40年間楽しんできた安全と考えていた猟場ですが、今回の様な県警ヘリと思われる上空旋回があった事を思うと、昨今のご時世柄から、山の上で銃の発砲音が頻繁にしているとの通報があったと考えても全く不思議ではないと考えられます。 昨今の狩猟実態を鑑みると、私等が実猟のホームとしている猟場においての狩猟者は激減で、ここ数年で他の狩猟者に行き会ったことは数回、発砲音を聞いたことも2~3発程度の数発、昨年と今年に限っては他の狩猟者と行き会ったことは一度もなく、発砲音も2~3発聞いただけの散々たる狩猟末期症状の状況です。 この狩猟人口末期症状の現状を行政はどう見ているのか、私の地区での行政は罠猟を主導しようとしていますが、銃猟好きのハンターが罠猟に興味を持つ人が何人いるのか?、私の地区の銃猟者の殆どが罠はやらないと言っていますから、行政がいくら補助をしても、銃が好きで猟をしているハンターに毎日の見回り等の面倒くさい罠猟を勧めることに無理があると感じますし、どうしてもというならば給料が税金の行政担当者がやればいいのでは思っています、理屈から言って当然でしょう。 一般想定以上の大金の補助がない限り、銃猟ハンターの殆どが有害獣罠猟はやらないと思います。 狩猟ハンター人口激減の理由については、銃刀法違反は違反の軽減にかかわらず一発取り消し銃没収ですから、この警察権力強権の極み見本の銃刀法について、次回は私なりの過去の体験による警察権力の分析理論を書き込む予定です、お楽しみに。
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