先月の事、射撃仲間との談話にて、射撃場に設置してある姿見の鏡について、私がこの姿見は置かないほうが良いと進言しました。
私が鏡の撤去を進言した理由は、トラップ銃機関部を閉鎖して姿見の前で射撃ホームの点検をする射手が多いためで、過去にダグアウト内で実包を装填し、射撃ホームの点検中に引き金を引き、ダッグアウト内で発砲した事案が多々あるためです。
この話題の時に私の知り合いの射撃指導員がいて、ダグアウト内に姿見鏡があるのは、ここで射撃ホームの点検をして良いという事だと言っていましたが、私は射撃指導員でこの程度の知識なのかと...、徹底的に射撃指導員の再教育をすべきでは。
銃刀法の射撃関連法令を読むと、「機関部の開放」があり、射台以外の場所では元折銃は銃身を折り、自動銃は遊底を開放することが原則とあります。
この法令からすれば、銃の機関部を閉鎖し射台以外の場所とダグアウト内での銃スイングとか、鏡の前で銃を閉鎖しての射撃ホームの点検は法令違反となるはずです。
昨年の事、公式大会を見に行った時に他県からの射撃マンが、ワンボックス軽自動車を遠征射撃用に改装してあり、バックドア―を開放したままで予備射撃銃と装弾が丸見えの状態で駐車してありました。
私は、これはまずいね、何考えているんだと見ていたところ、射撃を終わった車両持ち主が戻ってきまして、私が、この射場は印西警察が時々見回りにきますから、バックドア―開放は即銃許可取り消し銃没収になりますよと忠告した所、えっー、駄目なんですか、私はどこの射撃場へ行ってもいつもこの通りですよ...。
日本の銃刀法の厳格さを全く分かっていない射撃マンが多く、知人の射撃指導員さえも同レベルと言う事です。
銃所持許可の場合は、違反摘発されるのは交通違反と同類の運しだいという事では済まないでしょう。