写真は本日制作した0.8~1mmステン棒使用の自作カゴ天秤です。
私のような高齢者はベイトリールで15号負荷のカゴを投げた場合、PEライン4号以下の仕様ではカックンパーマであっという間にウキ止め以下の高価なカゴ仕掛けは全てサヨナラ~となってしまいます。
その上に私の使用ハリスは6号ですから、pe5号ラインでも根がかり時の対応がハリス切れかライン切れかのギリギリですから、遠投を意識した結果として、PE3~4号ライン仕様の場合にカゴ天秤以下の仕掛け4セットをバックラッシュと根がかりに於いてライン高切れで紛失しました。
分かっていた事とは言え、これに懲りて以後は南房カゴ夜釣りはPE6号ラインに6号ハリス仕様、カゴアジ夜釣りはPE5号ラインに5号ハリス仕様で挑んでいます。
写真の自作簡単カゴ天秤仕様にハリス1~1.5mでトラブルは殆どなし、PE6号ラインにこの仕掛けでの遠投距離は75歳の私の体力では80mが精いっぱいですが、魚の活性さえあれば飛距離80mライン以下でも十分釣れる可能性大いにありで、遠投さえすれば釣れるという考え方は私は信じていません。
なぜか?、夜釣り狙いの魚の場合は磯際の餌を求めて近場によって来ると考えられる事にあるわけで、魚が付いているポイントさえ見極められればあえて超遠投の必要はなし。
数十年のカゴ夜釣りに於いて4~5号ハリスを散々切られたバラシで悩んだ結果、カゴ遠投夜釣りの場合はハリスの号数に関係なく釣れる事に遅かりしの感ありでも気づいた事にあり、2年前からは遠投不利は無視し釣果にかかわらず迷いなくPE6号ライン、6号ハリスに変更しました。
PE6号ラインの良いところは、6号ハリスで根がかりした場合でも針が伸びて仕掛け開放又は最悪ハリス切れで済み、高価なカゴ仕掛けが回収できることにあり、信じられないでしょうが、以前使用していた3~4号ハリスの時との釣果は全くと言っていいほどに差がありません。