|
カテゴリ:カテゴリ未分類
お近くに水田はありますか?いわゆる田んぼです。
地方によっては若干差があると思いますが、今の時期はおニャース様のご自宅周辺の田んぼにも水がはってあります。 一見、どこにでも見られる心安らぐ風景です。が、よ~く見てください。その水の中を…。 何かうじゃうじゃと蠢いていませんか?おたまじゃくしならまだかわいいのですが、そうじゃなしに…。 そう、いるんです。アイツ等が。通称「カブトエビ」。 『?』と思う人もいるでしょうけれど、体長2.5センチ~3センチほどで、形は何と“カブトガニ”にそっくりです。 近所の水族館で、水生生物の歴史みたいなコーナーで「現存する化石生物」というような展示を見たことが頭を過ぎります。 ヤツ等を初めて、見たのは高校生の時。おニャース様はご幼少のときから引越しばかりしてたので、今住んでいる所には高校に進学すると同時に越してきました。 最初、辺りを見回し「うぇ~、かなり田舎じゃ…」と困惑してましたが、次第になれて住所もスムーズに言えるようになったときのこと。自宅へ帰ろうと自転車にまたがっていましたら、田んぼの表面がどうも動く。気になって自転車を降りて覗いてみたら…。「ひぇ~!!何じゃコリャ~!!」状態。「気持ち悪りィ~」 初対面の印象があまりにも悪かったので、そのままその記憶は凍結しておりました。 ところが、です。 時は経て中年となり、我が子がこのあたりを徘徊するようになって、再びヤツ等と再会したんです。 おニャース様の息子、小ニャース様が何とペットボトルで「カブトエビ」をすくって帰ってきたのです。 ペットボトル(大)の栓をとり、田んぼの水の中を右に左にと動かすと、水と一緒にヤツ等が吸い込まれるようにペットボトルに納まるのです…。 ペットボトル・イン・カブトエビ…十数匹のカブトエビがペットボトルでヒラヒラと泳ぐ様は奇怪そのもの。 しかも、よせばいいのにじ~ッと見ちゃうんですよね。そして「気しょ~」 幼稚園児のときに、カブトエビ取りをマスターした息子はそれ以来毎年、カブトエビ取りを実行し、今年もヤツ等がバケツに収まってヒラヒラ、ウヨウヨ… …第一印象って大事だよね…。生き物は好きだけど、やっぱ、どう見てもトモダチには、なれそうにない… お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
|
|