生徒との信頼関係@塾の仕事
今日は、最近採用になった若い先生Kさんも来ていた塾の仕事@月曜日。塾に来ている中学生たちは、期末テストの真っ最中だったり、もう終わっていたり。近所に中学校が何校もあるので、テストの日程が全然ちがうのです。そんな中で、もう期末テストも終わって、ぼちぼち結果が帰ってきている中1のO君。元々はよくできる生徒さんですが、オリンピック出場候補並みのスポーツ選手で、前回の中間テストから期末テストまでの約3週間を、そのスポーツの遠征合宿で海外へ行っていたんです。とうぜん、学校の授業はおろそかになってます。私たちスタッフは、テスト前1週間で、彼に3週間の遅れ分を詰め込みました。で、期末テストが終わりました。O君は、けなげに、戻ってきた数学の答案を見せてくれました。3週間ほど学校を休んでいたとは思えない、そこそこ良い点を取ってました。ただ、一番最初の答えが、回答は「ある数字」なのに対してO君の回答は「a」と。どうしたのかな?勘違いしたのかな??って思っていたら、この日、このO君を担当する新任講師Kが、その答案用紙を見て「ぜんぜん、ちがうやん!!!!!」って。。。それを聞いたO君、「そんなん、言わんといて」って顔をして、そう言いました。私も、彼の気持ちを察知して、その新任講師に「そういうことは言わん方が‥」って、たしなめました。生徒と信頼関係が築けていたら、「なにこれ?全然ちゃうやん~♪」もOKだと思います。だけど、この新任講師は、まだ何回も担当していないこの生徒へ、自分の感想として「それ、どうなん?」ってことを言い放ちました。私は、逆に、海外遠征で学校を休んだのを知っていたから、「学校、遠征で行けなかった割には、よくできてるやん!!」って褒めたんです。そっちのほうが、この生徒はうれしそうでした。私は、今日のこの出来事から、生徒の心のつかみ方って大事だと思いました。新任K先生も、それに気づいていたら良いんですが・・・・・・