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カテゴリ:取り敢えずの記
意外と誤解されたままの身体操作(で良いのかな?)に、「力を抜く」というのがある。実際、「ある力を抜く指示」をされたとして、それが当然のように出来る身体感覚があるのなら、実は指示は不要だったりして。多くの場合、力は入れることしか出来ないのである・・・( ̄▽ ̄;
これは自動車事故等で対象物を避けられず、むしろ対象物に向かって行ってしまうという作用に似ていて、意識が向いている方向や対象に「集中してしまう」という仕組みの影響も大きいようだ。 では「力を抜くにはどうするか?」というと、必要な力や姿勢等に(意識を)集中させるしかないのである。 「意識出来ない力を入れる」というのも同じで、座禅が好例だが、丹田に力を云々と言われて易々と丹田に力を入れられる人に座禅は不要とすら言えるかも知れん程である。なので、座禅では正しい姿勢を維持することで自然に丹田に力が集まるように取り組むことになる(丹田重視の場合)。古流(武術)の多くも細かな違いはあるけれど、要求される姿勢を取れば、勝手に力が丹田に入るようになっている。 「丹田に力を入れる」方法として一般的に簡単なのは、「鼠蹊部を緩める」ことだろう。 といっても別に大袈裟な方法は不要で、「しゃがむ」だけで良かったりする。和式トイレは「丹田養成所」として偉大だったのであるw また「鼠蹊部を緩める」障害になる一つが股関節の位置感覚で、股関節位置が実際より外にあるものと感じていることが多い。実物は坐骨下端のチョイ外上辺りなのだけれど・・・ 参考)↓座禅で鼠蹊部が緩むのも分かり易いかな? http://araya.s2.zmx.jp/kokansetsu.html そして丹田に力が入るとアヤシィ系では会陰も機能して云々(ry・・・もとい、整骨や外科手術類が不要な状態での腰痛なら、少なくとも軽減することが多いです。もっとも上半身の使い方に起因しているケースもありますが(^^; 仕事の指示などでもそうですが、「力を抜け」ではなくて「(どこそこに)力を入れろ!」と指示した方が意識の性質として適切な指示になる可能性大だったり(そうでなかったりw)。 女子スキー・ジャンプは勿体なかったですね。 足幅(スタンス)も、今一つ記録が伸びなかった原因のような気がします。 荒涼 今日ノ楽シミモ今日ノ哀シミモ又、タダ、タダ通リ過ギテ行クダケナノデシタ 捨テラレタ哀シミガ漂着スル海岸デハ、今日モ恋ガ終ワリ始マリヲ繰リ返シテイマス 窓ヲ叩ク波音ガ遠クナルマデハ、今日モ浮カブ面影トノ寂シイ戯レガ続クノデシヨウ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2014.02.14 00:30:53
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