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カテゴリ:本
このごろ読んだ本の中から。
「宮本武蔵」 吉川英治著 漫画や大河ドラマで見たことはあるけど、本はないなぁってことで読んだ本。これは冬くらいに読みだして、3巻辺りで挫折。でまた読み始めた。4巻からだんだん登場人物が動き出して面白いように皆めぐり合っていく。武蔵の剣に対する思いの強さもすごいけど、お通の武蔵に対する思いの強さも負けてなかった。お通は最後の最後までかわいそうだった。。。 最初にバガボンドを読んだからかもだけど、バガボンドの武蔵とこの本の武蔵のイメージがばっちり合っていました。巌流島の戦いの後の武蔵も読みたかったなー。 Anyway,3巻まで我慢して読むと4巻から断然面白くなります! 「つめたいよるに」 江國香織著 21編の短編集。何気ない日常のようでいてちょっと不思議な話がつまっている。透明感あふれる文体でどの話にも引き込まれた。 1番好きなのは「デューク」。 "デュークが死んだ。わたしのデュークが死んでしまった―。たまご料理と梨と落語が好きで、キスのうまい犬のデュークが死んだ翌日乗った電車で、わたしはハンサムな男の子にめぐり合った・・・・・・。"(「つめたいよるに」のブックカバーより。) おすすめです☆ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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