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カテゴリ:日常
*マイナー話。
一般人は詳しく読まないでっ><。 初めてそれと出会ったのはいつだったろうか。 もう明瞭には覚えていない。 何度も繰り返し、そのフレーズを口ずさむ。 『この世には不思議なことなど何もないのだよ。』 すべての事象は、不思議ではなく必然。 成るべくして成った。それだけのこと。 そう語れるほど人間として出来上がっていない私にとって、「不思議なことがない」と言い切れるそれこそが不思議であった。 少なからず、人生観に影響を与えたその蔵書から離れてもう2年も経とうとしている。 読む時間がないだの、持ち運びに不便だの、そういった言葉はただの言い訳である。 頭では理解っている。 時間などいくらでも作ることはできる。 そうした環境にあって、書物を手に取らなくなった私は、格段に語彙が減った。 日々、そう感じてならない。 『私がここに居ることそれ自体が不安である』。 懐かしいあのフレーズを聴きたい。 「ほう。」 とだけいう白い美しい首を視覚で捕らえたいと思うことは贅沢ではなかろうか。 役者に愕然とせぬよう、自分に都合の良い世界観でいたほうが良いのではなかろうか。 本心は、観たいのである。 伊右衛門然り。 映像の美しさに驚いたが、役者・ストーリィの作り方に少々驚いた。 自分のイメェジとかけ離れた映像を見せられ、他人の持つイメェジを刷り込まれやしないか。 事実、伊右衛門を観た後しばらく、なんとも言えぬショックを引きずったのである。 たった2時間という短い時間であの独特な世界観を表現できるとは到底思えないが、せめてストーリィや個々のキャラクタァは変えないで欲しいと願う。 ・・・ヒトリで観にいってきますね_| ̄| 、., ⌒Y ○ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007.12.28 05:19:29
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