「坂本竜馬のお墓」@ 京都 霊山護国神社
坂本竜馬のお墓が京都にあると聞き大阪出張の後、神奈川に住む友人と京都で落ちあい観光スポットの清水寺など一通り観光した後、霊山護国神社に向かいました。 左に「海援隊 坂本竜馬」と右に「陸援隊 中岡慎太郎」の碑が京都の町を見下ろす感じで建っています。同じ土佐藩の出身で朋友とも言われた2人は1867年12月に「近江屋」で襲撃を受け、坂本竜馬は即死、中岡慎太郎はその2日後に亡くなります。 坂本竜馬像 坂本竜馬のお墓 お墓をアップで撮ろうとして友人の後ろ姿のアップを撮ってしまいました。 歴史上のヒーローで誰が一番好きですか?と聞かれたらやっぱり「坂本竜馬」と答えます。司馬遼太郎の「竜馬がゆく」を読んだのがきっかけですが、2010年の大河「龍馬伝」の影響もあります。ドラマで土佐の藩士の場合「上士」と「下士(郷士)」の差別が他の藩に比べてかなり強かったことを知りました。坂本竜馬はルーツが商人の下士、三菱を立ち上げた岩崎弥太郎も下士であったことも初めて知りました。差別を受け続けた下士の人達の自由な発想力と実行力とパワーの賜物が明治維新に繋がったと思うと感慨深いです。 先週日曜の「大河」特別企画で「国盗り物語」の明智光秀役が近藤正臣であったことを知りました。近藤正臣と言えば「竜馬伝」で土佐藩藩主山内容堂を演じていて、その酔いっぷりがなんとも素敵でしたが、後で近藤正臣さんは全くの下戸であると知り、その演技力に脱帽でした。「竜馬伝」の素晴らしいキャストの中でも特に印象に残っているのは岡田以蔵(通称人切り以蔵)を演じた佐藤健さんです。初めて見る俳優さんで「さとうけん」さんとはなんてシンプルな名前だろうと思いました。彼が打ち首になるシーンの迫力と目からすうっと涙が落ちるシーンが圧巻でした。その後トーク番組で「さとうたける」さんであることを知り、当時の収録の場面に触れ「以蔵が降りてきました」と話していた時は納得と思いました。その佐藤健さんも「半分青い」から「恋は続くよどこまでも」で大ブレーク中です。つくづく力のある役者さんだと思いました。高杉晋作のお墓 松陰先生のお墓のところでも書きましたが、こちらでもひっそりと坂本竜馬に寄りそうように建てられています。明治になってからも第二次世界大戦までは「自分の命」を何に賭けようと思っていた人が多かったのかと思うと時代の流れを感じます。 観光中に見た相田みつをさんの言葉です。「強い信念と明るい笑顔には奇跡の力がある」特にコロナウィルスによって既存の価値観が問われる今の時代、この言葉は永遠の意味を持つものと思いました。