「ブラータチーズ、生ハム&ロケットのピザ」とお店一押しワイン「Primitivo」
シンガポールにもイタリアンのお店はたくさんあって日本人シェフのお店もありますが、私が今のところ一番気に入っているのは高級住宅街が近くにある「Bukit Timah(ブキ・ティマ)」地区でイタリア人が経営する「Caruso(カルソ)」というお店です。 しばらく食べないとどうしても食べたくなるピザ「Puglia(プグリア)」はイタリア名産のブラータチーズと生ハムにロケット(ルッコラ)をのせたピザで昨日友人と2人で食べに行きました。 ビールはイタリア産のみなのでいつも通りにピエモンテ州の「Menabrea(メナブレア ラガー4.8%)で乾杯です。 今回は前菜のサラダも無しで、すぐにピザを注文しました。このピザに合わせていつも注文するワインは「Primitivo(プリミティーヴォ)」で店主レオナルドさんのお薦めです。プリミテ―ヴォは葡萄の品種名で酸味が強くキイチゴの香りがあり力強いワインです。 写真を撮る前に思わず一切れずつ食べてしまいました。2人にはサイズが大きすぎる感じですが、あっという間に完食です。レオナルドさんはお客さんのテーブルをよく回っていて「料理は大丈夫?」と聞いてくれたり質問にも快く答えてくれます。今回初めてラム・チョップを注文しました。ミディアム・レアの焼き加減が絶妙でした。 コロナ禍でお店は10時閉店なので、ちょっと急いで最後のデザート「ティラミス」を注文しました。1人分には大き目で2人で行っても3人で行っても一つを分け合って食べます。甘味を抑えたクリーミーな感触はかなり気に入っています。ワイン「プリミテ―ヴォ」はティラミスともしっかりマリアージュです。 私達の前のテーブルでショータイムのようにレオナルドさんが料理を取り分けていました。後で聞くとシーバス(すずき)を塩の中て焼いた物らしく、やっと姿を現した湯気が立つすずきがとても美味しそうでした。メニューの中ではちょっと高めですが、次回は是非試してみたい一品です。