星の国ライフ 「Covid-19 Ag Testキット」が郵便受けに。
先週の金曜に「抗原測定キット」2パック(3回分/パック)が郵便受けに入っていました。シンガポールでは最近大きなショッピングモールでクラスターが発生して感染者が増えていますが、まさか郵便受けに入っているとは思いませんでした。自宅で15分で検査結果が分かること、検査方法、そして陽性の結果が出ればすぐ病院へと書かれているだけです。 パッケージの裏に「SD Biosensor社製」とあるのでネットで調べてみると韓国製でした。勿論友人にも届いていると思ったので、翌日3人にメールを送りテストをしたのかどうか聞くと1人から「それは具合が悪くなった時用でしょう」とすぐ返信があったので、少し安心して未だにテストはしていません。説明は英語、中国語、マレー語、バハサ語で勿論日本語はなく英語を読みながらと思うだけでストレスになりです。ネットで調べると大塚製薬が販売している製品と似ているので、こちらをよく見てからもしテストの必要がある時はしようと思います。 その友人から近々に会社で一週間に一度義務付けらるPCR検査が始まりそうと追伸がありました。まずは大手(従業員数)の会社のみで中小規模の会社は免除のようですが、会社の担当者は検査キットを受け取りに行ったり講習を受けたり報告したりと煩雑な作業が増えるようです。 エッセンシャルワーカーと呼ばれる人と接する仕事をしている場合は以前は2週間に1回の検査義務で、それを受けなかったりごまかしたりすると「刑務所行きです」と聞き、流石強権国家シンガポールとちょっとビビりました。 9月11日付けでワクチン2回接種率が81%と順調にワクチン接種が進んでいますが、日本でも「ブレークスルー」という言葉が使われている空気感染が一番の懸念材料になっています。近々では若者が集まるBugis(ブギス)のショッピングモールのクラスターが316名、先週はチャイナタウンで59名の感染者が出ています。 感染者はワクチンの2回接種が終わっている60歳以上の高齢者の割合が多いようで、やはりワクチンは完璧な物ではない証明です。ただワクチンのおかげで重症化が防げているのが何よりです。 感染者のトータルは71,687人で日本の人口がシンガポールの約22倍と考えると同じくらいの感染者率ですが、死亡事例は何とか2桁台に押さえられ近隣のマレーシアやインドネシアのような爆発的な感染やロックダウンにはなっていません。 ただ今まで以上の政府による徹底的な封じ込め作戦を行ってもゼロにするのはもう不可能であるということも強く感じます。 でもどんな状況でも何か小さい楽しみを・・・政府からの無料の検査キットだけでなくいろんな物をもらったなぁと眺めたりします。 マーライオンのマークが付いたマスクはシンガポールン人だけに配布されたので知り合いに頼んで一個譲ってもらいました。左のマスクは最新の技術を使ったもので一週間洗わなくても大丈夫というもので、自販機で受け取りました。このマスクが好評のせいかこの後無料のマスクは一時中断です。合計で6個ぐらいもらったと思います。左上の酸素濃度計は近所のコンビニで受け取り、マーライオンのマーク付き殺菌スプレーは先月「シンガポール独立記念のお祝い会場」近くを歩いていて受け取りました。実は一番気に入っている物で上についているボタンを押すとシューっと霧状に出てきて匂いも柑橘系の優れものです。 いつか「こんな物を使っていた時代もあったんだなぁ・・」と笑い話に出来る日がくることを願って。