「調子はどうだい、シアトル?」㊗ 球団殿堂入りのイチローさん。
昨日の「シアトル・マリナーズ球団殿堂入り式典」のニュースで「イチロー」さんの映像が流れた時「あれっ?ちょっと年を取ったかな?」とまず思いましたが、英語で「What's up Seattle?(調子はどうだい、シアトル?」の張りのある第一声には度肝を抜かれました。特に演説が上手と言われている「オバマ元大統領」と重なって見えたりもしました。英語の発音も「アメリカ人?」と思うほどで堂々としたスピーチに今まで大リーグで積み上げてきた実績への自信やシアトル愛を強く感じました(昔はWhat's up?と話しかけられた日本人が空を見上げたといジョークもありましたが・・💦) 球団の殿堂入りは日本人としては「初」という快挙と、引退から5年後になる2025年には「米野球殿堂入り」も確実視されているそうです。近々では仙台育英高校が優勝した際の須江監督のスピーチが感動を呼びましたが、イチロー選手のスピーチも心に残るものになりそうです。 『野球は永遠に私の魂です。21年前に最初の試合でルーキーだった私に大歓声を送ってくれて以来、その声は決して止まることはありませんでした。2018年に再びマリナーズに戻って来た時も熱烈に歓迎してくれたことは、私のキャリアで最も思い出深いことの1つです』 未だ日本にいた時に一度だけ球場でイチロー選手を見て、たった一度なのにその姿が忘れられないのは常に球場に見に来てくれるファンを意識した心遣いやパフォーマンスにあったのかと今思います。グラブを背中に回して巧みなボール捌きの披露とか今でも目に浮かびます。 日本のプロ野球もセ・パ共にリーグ優勝争いが面白くなって来ているし、エンジェルスの大谷選手も現時点で投げては11勝、打っては本塁打28本と今年はどこまで記録を伸ばしてくれるか楽しみなところです。世界的にも暗いニュースが多い中、野球界から貰える元気は本当に有難いです。