「ちむどんどんのアッラ・フォンターナ」でも「ポルチーニ🍄」は使っているかな?
朝ドラ「ちむどんどん」も残すところ後1週となり、前から「アッラ・フォンターナ(泉の意味)」のようなお店と気になっていた近所のイタリアン「Da Luca(太陽の意味) Italian Restaurant」にランチを食べに昨日行って来ました。 以前、友人から「ピザを食べたいのでお店の予約をお願い出来る?」と頼まれ、直接お店に行ってみると「ピザはお出ししていないんです」と言われずっと気になっていたお店でした。そしてドラマでピザは南イタリアの料理で北イタリアの料理ではないというのを初めて知って、今は勝手に北イタリア料理店だからと納得しています。ネットでメニューをざっと見てみると、パスタや肉料理の品数はそんなに多くなく、値段はちょっと高め、そしてランチセットのようなものは一切ありません。 自家製パスタ 28ドル Porchini(ポルチーニ) パスタのメニュー(ラビオリやラザニアも含めて7種類だけ)の最初にあった一品「Home made flat pasta with Porchini, Ham and minched beef sauce」を迷った末に決めました。実はPorchini(ポルチーニ)が何なのか注文した時点では知りませんでした。ワインはこのパスタには「赤の方がお薦めですよ」と言われて、グラスで「イタリアトスカーナ地方のカベルネ・ソーヴィニョン(26ドル)」にしました。 まずパスタを一口食べてみると濃厚ながらもあまり味わったことがない上品な香りと味わいで、大げさに言うと今まで食べたパスタの中で一番美味しいという感じでした。何か特別なチーズが入っているのかと思いましたが、後でポルチーニをを調べてみるとトリュフ、松茸に並ぶ「世界三大きのこ」の1つでした。このきのこの味わいでソースにあんなに深い味わいが出るのかと思うと今でも不思議です。ポルチーニは形からイタリア語で「子豚」の意味らしく、人工的な栽培が出来ないためにトリュフや松茸同様高値となっているようです。 パスタと言えばドラマでは暢子と房子が対決する「ペペロンチーノ」がよく登場しましたが、「Da Luca」のメニューにはなく、これも調べてみるとニンニクと赤トウガラシだけのこのパスタは日本の「素うどん的」な存在で高級イタリアン店ではほぼ出していないのでは?ということでした。 余談ですが、「アッラ・フォンターナ」と違って隣のテーブルとの間隔が狭く、注文の際のスタッフとお客さんの会話がしっかり聞こえ、スタッフが「冷たいパスタですね(名前は聞き取れず)キャビアはお付けしますか?」と聞かれ、お客さんが「お願いします」と言うと「何グラムで?」と・・・。確か8gとか18g(絶対に80gではないはず!)と答えていましたが、完全にフォンターナを超える高級イタリアレストランと思ってしまいました。 食事が終わってお会計の前にイタリア人っぽいスタッフが「料理はいかがでしたか?」と聞いてくれたので「料理も良いし、まるでイタリアにいるような気分です(行ったこともないのに💦)」と言うと、「音楽のせいじゃない?」と笑顔で答えてくれて良い締めくくりになりました。 「ちむ~」を見ていなかったらこのお店に来ることは無かったかな?と思いながら、珍しく私には「不思議体験」となった朝ドラ「ちむどんどん」ですが、最後までしっかり見届けるつもりです。