やさしいくらし

義父のお墓参りに行きました。

娘がお花を選び、息子が持つという兄弟の取り決めをしていました。

淡いブルー一色にするあたり、彼女らしいです。

息子は、お手紙を書いていて墓前に置いていました。

家族が健康で幸せで過ごせることを、感謝しました。

昼食後、娘はわたしの実家へ１人お泊りなので

私と息子とで駅まで送り、パパは、買い物をして別々に帰宅しました。

パパは行ってみたかったソーセージを取り扱う某精肉店へ

途中下車して出向いたそうです。

コンクールで賞をいただくような製品を扱っていて、

メディアにも登場するお店です。

気に入ったものがあれば購入しようと訪ねました。

製品をみたところ、

原材料や使用している添加物などの記載がなかったので、

「添加物は使っていますか？」とお店の方に訪ねたそうです。

お店の方は、穏やかな口調であったものの、

「添加物使っていますよ。〇〇が〇パーセントで・・・。無添加がよろしければ

そういったお店紹介しますけれど、冷やかしは嫌がられますよ。」

「リュックなんかしょって来るなんて・・・。」

と言われて、言い返しても無駄だと思ったために

何も言わずに店を出てきたそうです。

ソーセージを添加物なしで作るのは、

大変困難だということは充分承知しています。

でも消費者は、口に入れるものを知る権利があり、

知った上での選択肢もあるのではと思っています。

職人としてのプライドが傷つけられたのか、

リュックをしょったクレーマーでも過去にいたのか・・・

わかる術もありませんが、

あの店に立ち寄ることはないでしょう。