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映画館にはなぜか私の親世代がメインの客層。一番若いのがわたし?って感じでした。 母親役の樹木希林さんの演技はさすがで、作品中で作るお料理がとってもおいしいそーでした。本当にお母さんが作る料理ってかんじ。 お墓参りのシーンで『こどもを墓参りをする事より辛いことはないねえ。何も悪いことしてないのに(若くして亡くなった…という気持ちかな?)』というセリフがガツーンときた。 娘役のYOUさんが『亡くなった息子より生きてる娘に気を使って欲しい』みたいなセリフには結局それがこどもを亡くした親とその他の家族との心の溝なのかもなあ、と思った。 父親役の原田芳雄さんは気難しい元開業医。しかもすごい老け役だった。白髪だし。でもちょいとお茶目なキャラもよかった。 とにかく、静かな映画です。音楽はゴンチチで海が見える景色にとってもあっていて、京急線がとてもいい味を出しています。 タイトルの『歩いても歩いても』は、たくさん歩くシーンが出てくるから、そこからきたのかな?と思いつつ、『えー!それなんだ~??』というシカケもありました。 もちろん阿部ちゃんもいい味だし、夏川結衣さんも抑えた芝居もよかったです。 さてさて、次回は『ジャージの二人』か『純喫茶磯辺』か『クライマーズハイ』かな??? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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