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カテゴリ:YUTAのこと
2月5日 YUTAさんが3歳7ヶ月の命を全うしてお空に還った日です。
5年前の2月5日は空がとっても青くて高くて空気が凛としていたように思えます。 あっという間に5年という月日が経ってしまいました。YUTAさんはお空では変わらず3歳7ヶ月のままなのでしょうかね?? お母さんは39歳になりました。YUTAさんは誕生日が来ると9歳だね。お母さんの年齢の下一桁はYUTAさんと同じ歳だということが、お母さんとYUTAさんがずっとつながっている証拠のように思っているんだよ。 今年もたくさんのきれいでかわいいお花が届きました。みんな、YUTAさんの好きな色を知っているから「黄色」でいっぱいです。まるでお花畑の中にいるようだね。 今年は家族はもちろん、わたしのともだちたちも、お子ちゃまを連れて来てくれたし、外国から帰ってきたばかりのおともだちも来てくれました。 そして、なんと、YUTAくんが大好きな「なっちゃん」もお母さんといっしょに遊びに来てくれました。 なっちゃんは、とってもすら~~~っと背が伸びてとってもすてきなお姉さんになってました。YUTAくんと遊んでいた頃はぽちゃぽちゃっとした女の子だったのにねえ・・・ 月日というものはすごいね。 ぽつぽつっとお母さんといっしょに、入院していた頃の話をしたり、今の学校のお話をしたりしていると、お母さんが 「この前、ともだちのお母さんから聞いたんだけど、クラスでへんな替え歌が流行ってて、なんだ、かんだで~、死んじゃった~~~!、みたいな歌詞なんだけど、それを聞いていたなっちゃんが、「そんな歌、歌わないで!死にたくなくても死んじゃったお友だちが、いるんだから!!死んだなんて言っちゃだめ!!」と、普段は物静かななっちゃんが、みんなに言ったんだよ~、って」と、話をしてくれました。 5年前、ずっと遊んでた友だちが、まっしろになって、動かなくなっている姿に会いに来てくれた、なっちゃん。ずっと固まっていて、一言もお話をしないで帰ったよね。あの日、YUTAくんが亡くなったことを、お母さんにお知らせして、そしてYUTAくんに会いに来てくれたことは、良くなかったんじゃなかったかな・・と、実は後悔していました。小さな子には大人が感じる以上に辛かったのかもしれないな・・・って。 でも、なっちゃんはずっとYUTAくんのことを、なっちゃんなりに幼いなりに胸に刻んでいて、そしてその気持ちを育てていってくれたんだなあ・・・って思うと、あのことは後悔すべきことでは無かったのかな。。。とほっとして、そして、とってもうれしく思いました。 なっちゃんの中ではYUTAくんは、ずっと「ともだち」なんだ~~~~って。 (YUTAくん、実はね、お父さんはその話を聞いて密かに泣いていたって、後から教えてくれました(笑)) そして、YUTAくんが運動会の後になっちゃんにプレゼントしていた(わたしたち両親はまったく記憶が無かった・・・)「ドラえもん」の小さなおもちゃを今も大事に持っていてくれて、その「ドラえもん」を持ってきてくれて私たちに見せてくれました。 YUTAくん、よかったね~~~~!!YUTAくんのなっちゃんに対する思いはなっちゃんに届いていたんだって!YUTAくんの初恋は実っていたんだね~~~!! お母さんはすこし妬いちゃうぞ~~~~~(笑) YUTAくんは、みんなを成長させてくれています。 だから、お母さんももっと、もっと成長していかなくてはいけないね。 YUTAくんが教えてくれたことを、もっともっとみんなに知ってもらいたい。 そして、悲しみは完全になくなることはない。でも、光を見つけることができるんだよ!ということも、伝えていきたい。 そういうことが、YUTAくんのお母さんとしての「役割」なんだよね。 お父さんも、お父さんで「役割」をがんばってくれています。 ずっとずっと、お父さんとお母さんとYUTAくんは、仲良しの家族です。 いつもありがとう。これからもずっとずっと、お父さんとお母さんを見守っていてくださいね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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