ドラフト選手分析 5 来季の予想
『誰が即戦力となり得るか』 これまでは過去のドラフト選手を中心に取り上げさせてもらいましたが、やはり後付けであることや結果論であることが否めません。それでは最後に今年指名されたドラフト選手の中で誰が即戦力として活躍することができるかを見ていきたいと思います。 <ドラフト指名選手短評> 五段階評定(S~D)、不明な選手は除外します。また、評価の基準は所属チームのチーム構成なども考慮します。『中日』田島 D 最後で頭角現すもまだまだ本格化しておらず、二部相手なので。辻 D 一年だけ良かったものの、通算K/BBは2.65と低い。『ヤクルト』中根 C 本格化し始めたが、4回春から故障の兆候あったか?『日本ハム』菅野 S K/BBは6.92、4回秋は9.80と破格の投手、数年後はメジャーか。森内 B K/BBは3.26、統一球効果続けば大原のような活躍も『巨人』高木 D 貴重な左腕も2.65と低い。江柄子D 投球の完成度がかなり低い完全素材型。『西武』十亀 D 2.00とかなり低く、1イニングでも即戦力とは考えづらい。小石 D K/BBが低水準で、厳しい『阪神』伊藤 B 長打、選球眼高いもミート力が低い。ただ、チーム構成上出番はありそう。『オリックス』安達 C 長打魅力で出番ありそうだがミート力低く、伊藤に比べて選球眼が致命的。縞田 C 選球眼に成長もミート力に成長見られず。また、特徴が見えづらい。佐藤 D 江柄子と同じく完全素材型海田 D 嫌らしさだけのみを買った危険な指名小島 D ミート力がまずまずも選球眼が.313と低い。川端 A 07年から選球眼の成長が目覚ましい。ミート力も高く、今が旬か。『広島』野村 S K/BB5.26が物語るようにかなりの高レベル投手。土生 C 選球眼に長け、ミートもまずまずだが特徴に欠け、外野陣も豊富なのが。『楽天』島内 D この秋急成長もまだまだ本格化していない。『千葉ロッテ』藤岡 B 3.47と低く、菅野、野村より劣る。ただチャンスはあるか。中後 D 3.00にも満たない完全素材型。鈴木 B 10.3と高く、選球眼も1.3と高水準だが、特徴のなさがどうでるか。益田 D 上昇曲線は見えるが、まだまだか。 以上が個人的な評価となります。結構、確認できない選手が多く(特に社会人)、やはりアマチュア野球の成績がないのがつらいところです。一般的なドラフトの評価法や野球小僧と比べて食い違う部分が結構あったのではないでしょうか。さて、来季は誰が活躍するのか注目していきたいと思います。【送料無料】野村の見立て価格:1,200円(税込、送料別)