Pick Up Player FARM 2
『一軍に上がるためには・・・』 それでは武内と中村恭平、今の課題を挙げてみたいと思います。まず中村恭平は落ち着き、オープン戦などでもそうでしたが、味方の失策や四球などをいきなり出してしまうと、途端に崩れてしまって自分の投球ができない事にあります。これはまだまだ自分の球に自信を持てていないことと、制球に自信がないことの証拠です。しっかりとカウントの取れる球を覚え、直球は球速があるのですからもう少し自信を持って投げてもらいたいですね 武内の場合は以前からもそうでしたが、日によって球速にばらつきがあることです。140キロ中盤~後半を記録したかと思えば、次の登板では130キロ中盤~後半と調子の上下が激しすぎるきらいがあり、リリーフとしては致命的な欠点です。いつでも自分のパフォーマンスの7、8割方は出せるようになってもらいたいところですね。また、球速の割に長打を打たれやすい傾向にあり、球威の面でも課題を残しています。球威不足を補うためにカット系などで芯を外すと言ったことも必要かもしれませんね。 今のところ武内の方が改善しやすく、今のところ一軍昇格一番手かなと感じます。中村恭平は自信を持つことから始めてもらいたいなと思います。また、小松も144キロを計測するなど徐々に球速を取り戻しつつあり、楽しみですね。今、二軍には横山や斉藤など一軍での実績豊富(斉藤は・・・)な投手が在籍し、学べることは山ほどあると思います。特に武内は横山という同じリリーフタイプの投手がおり、多くを吸収できるはずです。是非とも切磋琢磨して投手陣の底上げの一端を担ってもらいたいなと思います。これにてこのコーナーは今回で終わりにしたいと思います。【送料無料】セイバーメトリクス・リポート(1)価格:2,310円(税込、送料別)