番外編 福岡ソフトバンクホークス戦力分析 野手編
『日本版悪の帝国?』 それでは今回はSBホークスについて見ていきたいと思います。今回は野手です。まず大きなプラスとなりそうなのが李大浩の加入、長打力も併せ持つだけでなく、ミート力や選球眼も高い選手で間違いなく大きな補強といえます。また、長年打撃力の低さがネックとなっていた捕手も日本ハムから鶴岡を獲得したことで解消された点も大きいと思います。更に高い出塁率を誇る内川もおり、この二人は鉄板といえそうです。他にも看板打者は長谷川、松田と二人いますが、長谷川は首位打者を受賞したものの、ミート力は5.225で選球眼が.423とアベレージタイプにしては低く、今年ほどの成績を残せるかは甚だ疑問で、寧ろアベレージよりも長打タイプの打者ではないかと感じ、松田も選球眼があまりにも悪過ぎて二人とも計算がしづらい選手です。若き大砲の柳田や今宮も松田と同じくミート力と選球眼共に低く、SBはこういう荒いタイプの選手が多いなという印象です。ただ長打力のある選手が多いのは魅力的で、他にも江川や新外国人のカニザレス(個人的に期待しているんですが外人枠に引っ掛かってきそうですね)がいます。 次にリードオフマン候補として挙がるのが本多、ミート力や選球眼も高く、盗塁もできるタイプなのでうってつけの選手ではないでしょうか。また、昨年主に1番を打った中村もミート力、選球眼共に高く、盗塁も7つ決めていて更に長打力も持っており、非常に強力な1番打者です。 李大浩の加入によって上手く適材適所の打線を敷くことができそうで、打撃陣はかなり強力なものとなりました。間違いなくトップクラスの打撃力を誇るチームだと思います。予想スタメン1番(左翼)中村2番(二塁)本多3番(一塁)内川4番(指打)李大浩5番(右翼)長谷川6番(三塁)松田7番(中堅)柳田8番(捕手)鶴岡9番(遊撃)今宮打者のキーマン:長谷川(どこまでが本当の力か)打撃力評価:☆☆☆☆☆(文句なしの高評価)【送料無料】セイバーメトリクス・リポート(2) [ 岡田友輔 ]価格:2,520円(税込、送料込)