広島 93戦目
『6回6点』 本日の広島は7-2で巨人に勝利し、何とかこのカードをタイに持ち込みました。先発福井は2回にロペスに2ラン本塁打を浴びた後、村田に死球を与えてしまいましたが、ここで崩れることなく2失点で切り抜けると、それ以降は散発3安打に抑え、味方の好守にも助けられて併殺打をきっちりと奪い、7回を投げて2失点と2試合連続試合を作り、2勝目をあげました。投球内容は1奪三振3四死球とK/BBこそ冴えなかったものの、batted ball1は10:5:2(内F1)で、長打もロペスに浴びた一発のみだったことが崩れなかった最大の要因ではないでしょうか。二番手一岡は三者凡退に抑える好投を見せ(1:1:0、内F1)、最後はミコライオが満塁のピンチを招くも後続のロペスを三振に打ち取り、代打高橋由を二塁ゴロに抑えて試合を締めました(1:2:0)。 一方野手陣は5回まで大竹に抑え込まれていましたが、6回に一死から堂林のバックスクリーンに飛び込むソロ本塁打が飛び出し、続く菊池がフェンス直撃の二塁打で出塁、更に丸が四球で歩いた後にエルドレッドのタイムリーヒットが飛び出して同点に追い付きます。ここで巨人は大竹から青木にスイッチし、二死となりましたが6番田中が一昨日のチャンスでの凡退を取り返す勝ち越しとなるタイムリーヒットを打ち、続く梵が2点タイムリーヒットを打って5点目、更に会沢が駄目押しとなるタイムリーヒットを打って一挙に6点を奪い、更に9回には先頭会沢がヒットで出塁し、一死となった後に堂林がヒットを打って一三塁とすると、江柄子のボークで三塁走者が生還して1点を追加しました。その後は満塁のピンチで、打者はロペスと代打高橋由らが控え、最悪満塁本塁打でたちまち同点となるピンチだっただけに、9回の1点は非常に大きかったのではないでしょうか。 一軍昇格してから福井が2試合連続で粘り強い投球を見せ、先発としての目処が徐々に立ってきたことが大きいのではないでしょうか。また、大竹が途中で降板しましたが、大竹の真骨頂はあそこからの粘りだっただけに、あのまま投げさせても良かったような気がするのですが・・・。まあ何はともあれとりあえずイーブンで終えられたことにひとまず安心しました。【楽天ブックスならいつでも送料無料】マネー・ボール完全版 [ マイケル・ルイス(ノンフィクシ...価格:1,015円(税込、送料込)