広島 119戦目
『弱小だったツケ』 本日の広島は0-1で巨人に敗れました。先発福井は今先発陣の中でヒースに次ぐ安定感を見せる投手、エースと呼ばれる投手で負けて後がない中での天王山3戦目での先発という重圧のかかる場面での登板でしたが、6回を投げて4四死球を出したものの1失点で、batted ballは11:4:2とこれまで磨き続けてきたゴロを打たせる投球をこの重圧のかかる試合で見事に実践する見事な投球を見せました。メンタルが課題と言われていた福井ですが、個人的には甲子園の大舞台で投げ、大学最後の年の決勝戦でも先発という大役を務めて好投した過去もあるだけに、個人的にはメンタルの強い投手だと思いますし、多分やってくれるだろうと根拠のない願いを持っていましたが、その期待に応える投球でした。制球力こそ6回に2四死球出してしまったところは反省ですが、大分安定してきてはいるのではないでしょうか。それだけに敗戦投手になってしまったのは非常に残念です。二番手中田は三者凡退に抑えて無失点(1:0:0、内F1)、三番手永川は一死から阿部に二塁打を打たれ、二死三塁としますが、内野ゴロに打ち取って無失点に抑えました(3:0:1)。 一方野手陣は相変わらずの拙攻、まるで昔の広島に戻ってしまったかのようにタイムリー欠乏症に陥ってしまい、無得点で援護できませんでした。 この3連戦、あまりにも選手が委縮してしまったように思います。菊池は1戦目での牽制ミスに加え、今日丸の二直で飛び出してアウトという最悪の走塁ミスを犯してしまうなど積極というよりも焦りが見えました。データ的には広島の打線は強いですが、それは平常心でプレーをした場合であって、あまりにも萎縮して縮こまってしまうようでは無理です。また、今の広島には百戦錬磨の頼れるベテランが不在という点も痛く、今まで弱小チームだった時のツケがまだ残っているように思います。結局クライマックスシリーズの巨人戦とまた同じような試合展開で、点差以上に地力の差を痛感させられる試合となってしまいました。しかし、この壁を打ち破らなければいつまで経っても優勝など不可能で、これは首脳陣の責任ではなく選手達自身が打ち破っていかねばならないでしょう。 しかし、ここにきて福井の成長は非常に大きいものがあり、試合を作れる投手としての目処が立ちつつあるのはバリントンが抜けただけにチームにとっては何よりですね。敬老の日 ポイント10倍 シルシルミシルサンデー 熊本ラーメン 名店の味 とんこつラーメン 詰合...価格:2,268円(税込、送料別)