番外編 2014年新人選手活躍結果
『新たな仮説が誕生?』 それでは今回は2014年に入団した新人投手の事前評価と今年の結果を検証してみたいと思います。左に表記されているのが事前評価、右が結果となっております。 『巨人』小林誠司 C B 二番手捕手として63試合に出場 『阪神』岩貞祐太 D C 左肩痛で出遅れたが、終盤一軍を経験、ただしまだ力不足陽川尚将 C D 二軍でも少し物足りなかった梅野隆太郎A B 打撃苦しむも7本塁打、来年は正捕手の期待がかかりそう山本翔也 B C 一軍では2試合も二軍では活躍岩崎優 D B ノビシロランプ点灯させれば良かったか。見事活躍『広島』大瀬良大地A A 既定投球回到達、投球内容は芳しくないものの新人ながら10勝久里亜蓮 B B 一年目からまさか戦力になるとは思わなかったものの、まだまだ課題多し西原圭大 C D 二軍でも活躍できず、来季は早くも正念場『中日』又吉克樹 D S まさかまさかの大活躍、完全に予想が多外れてセットアッパーに定着桂依央利 D D 二軍でそれなりの実戦経験積むも球団が捕手獲得画策で正念場か阿知羅拓馬D D 10試合のみの登板で防御率10点台とボロボロの一年だった『横浜』柿田裕太 D D 二軍で実戦経験を積む平田真吾 B C 一二軍の登板数が少ないものの、来季への期待示す嶺井博希 D※D 打撃の壁に完全にぶち当たる三上朋也 D A 又吉と共に見事な大活躍。クローザーに定着『ヤクルト』杉浦稔大 B C 故障で長期離脱するも終盤来季への期待を集める投球を見せた西浦直亨 D D 初本塁打を放つも輝きは続かず、二軍でも冴えず秋吉亮 B A 台所事情の苦しい中、素晴らしい投球を見せる岩橋慶侍 D C 登板数は少ないものの、一二軍で好成績『東北楽天』西宮悠介 D A この投手も目立たなかったがリリーフとして好成績横山貴明 D D 経験を積む段階相原和友 A C 一二軍共に20試合弱も好成績 『西武』山川穂高 B C 二軍で大暴れ、その活躍を来季は一軍で期待豊田拓矢 A C 一軍で34試合登板も投球内容冴えず、来季は正念場『千葉ロッテ』石川歩 A A 既定投球回到達して二桁勝利、投球内容もまずまず吉田裕太 B※D 序盤は一軍起用されるも徐々に出番をなくす。二軍でも冴えなかった 三木亮 A C 二軍で3割を記録、一軍の舞台も経験吉原正平 B D 二軍でも活躍できず、厳しい一年井上晴哉 C C 二軍で大活躍、来季は一軍での活躍を期待 『ソフトバンク』加治屋連 D D 二軍で僅か1試合のみの登板に終わる森唯斗 D S 素晴らしい投球成績で優勝に貢献岡本健 A D 二軍では好成績も怪我をしたのか登板数が少なめ 『オリックス』吉田一将 S B 個人的な予想とは下の成績、ただ先発投手として投げる東明大貴 A B 先発投手としてまずまずの成績を残す柴田健斗 D D 二軍で23試合に登板するも防御率7点台で炎上大山暁史 B D 二軍で39試合に登板するも防御率9点台と大炎上『日本ハム』浦野博司 B B 先発としてそれなりの成績を残す岡大海 B D 一軍を掴むも故障で長期離脱、悔しい一年だが二軍では出場少ないも好成績高梨裕稔 D D 今年は経験を積む一年白村明弘 D C 二軍で好成績を残し、CSでも登板 個人的には今年はDと評価させていただいた投手が、実際にはA以上の結果を残した投手が3人いるなど予想を覆して活躍した選手がいました。予想通りに活躍した選手としては大瀬良と石川の二人、それぞれ先発投手としてシーズンを過ごしましたが、吉田が後半打ち込まれてしまって成績が伸びず、物足りない成績となってしまいました。 また、今年一年の新人選手達の結果を見てみると、サイドスロー気味のリリーバーが活躍しやすいのではないかという新たな仮説が登場してきた点が挙げられます。中日の又吉や横浜の三上、ヤクルトの秋吉らはそれぞれサイドスローでスライダーの曲がりが大きく、最速は151キロ、151キロ、150キロとそれぞれスピードもあるなど共通点を持っています。そういえば西武の十亀も150キロ越えの直球とスライダーが売りの投手で、私の予想を覆して活躍していたのを思い出します。楽天の西宮もスリークォーターから最速151キロの直球とスライダーを武器としており、彼ら三人と合い通ずるものがあるのではないでしょうか。これからは新人投手を評価する上で『サイドスローの速球派でスライダーが売り』の投手という新しい項目を一つ付け加えて考察していきたいと思います。 個人的に悔しい点としては阪神の岩崎、実はノビシロランプを点灯させようか最後まで悩んだ投手で、結果的につけませんでしたが先発投手として大瀬良以上の安定感を見せました。予兆があれば積極的に付けても良いのかもしれませんが、逆に野手はやはり一年目から活躍は難しいのか、ノビシロランプを点灯させた野手も高評価の野手も軒並み一軍で即活躍とはいきませんでした。 また、今回最大の関心ごとだったのがBランク評価の選手達、今年のドラフト候補達はB評価の選手が多いのが特徴でした。SとAは一軍の戦力になれる逸材、CとDは二軍で実戦を積む段階の逸材と区分けできているのに対し、Bはどちらに転ぶのかがちょっと難しい評価なだけに、一体どうなるのか注目していました。結果的にはCに転ぶ選手が多かったものの、二軍ではやはり好成績を残せるということが判明したのは個人的には収穫だったと感じました。今年のドラフトは今週23日に行われるので、今年もドラフト指名選手の分析を行っていきたいと思いますので、よろしくお願いします。ロッソ最安値に挑戦!クーポンで1,500円(税別)!本格ピザ3枚セット!お試し送料無料!クーポン...価格:2,138円(税込、送料込)