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広島カープ考察

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2014年12月の記事

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ＭＬＢから学ぶ勝負の懸け時

　『やはり詰めが甘い！』　２０１４年も後僅かになってきました。年の瀬の最後に黒田という非常に大きなピースを手に入れた広島、これによって一気に優勝争いに躍り出たという声が叫ばれ始めました。しかし、逆に考えれば黒田が入団したからこそ尚更ドラフトでも勝負を懸けるべきだったのではないか？と思わずにはいられれません。ただし、松田オーナーもコメントで「黒田が戻ってくるとは思わなかった」と発言している通り、黒田が戻ってくるとは球団も想定していなかった予想外の出来事なのでこれは致し方ないのかもしれない・・・なんてことはありません！例え黒田が戻ってこなかったとしても来年こそ優勝を目指して勝負を懸けるべき時に徹底的に補強をしない姿勢はやはりこれまで見せてきた「詰めの甘さ」が見て取れるように思います。　ここでＭＬＢのそれほど資金力のない球団を見ていきたいと思います。まずはＯＡＫ、この球団はＭＬＢ屈指の貧乏球団と言っても良く、皆様もご存知の通り「少ない資金力でこのアンフェアゲームに勝つ」というコンセプトの下、見事な快進撃を見せた「マネーボール」チームです。その貧乏球団ですら勝負時であると睨むと一気呵成の大型補強をしてくるのです。まずはＢＯＳからレスター、ＣＨＣからはサマージャと今ＭＬＢの代表する大物投手の二人を獲得することに成功するなど大型補強をやってのけました。特にサマージャは当時プロスペクト１位であった内野手のラッセルらを放出してまで獲得したのです。そして今年、しばらく低迷を続けていたＳＤが今年ナ・リーグ西地区３位に滑り込むとこのオフに大型補強を敢行、ＬＡＤに所属していたＭＬＢ屈指の強打者ケンプをトレードで獲得すると、ＴＢからはマイヤーズ、ＡＴＬからは２９本塁打１０２打点、ＯＰＳ．８３３を記録したこれまた強打者のアップトンを獲得し、ＯＡＫからは若き強打の捕手ノリスをトレードで獲得しています。他には獲得はなりませんでしたが黒田に２１億円を提示し、更には世界一に輝いたＳＦの主軸打者であるサンドバルの獲得にも参戦、更には先発投手としてＰＨＩに所属していたハメルズの争奪戦にも参戦するなど勝負時と睨んで果敢な補強を実施しています。過去にはＷＡＳやＰＩＴも勝負時であると睨んだシーズンには積極的に補強を行うなど、勝負時と睨んだ年には徹底的に補強を敢行します。つまり、資金力の乏しい球団は勝負時と育成時をしっかりと見極め、勝負時には果敢に補強していく姿勢が求められるのです。はっきり申し上げて「補強しつつ将来のことも考えて・・・」なんて発想は中途半端以外の何物でもないように思います。そんなことができるのは「広島のように育ててＮＹＹのように獲る」と公言した巨人のような資金力のある球団がやることでしょうＭＬＢでは贅沢税やドラフト制度とのリンクもあって資金力のある球団でも中々難しいですが。勝負を懸けるのならば勝負を懸ける。育成の時期ならばとことん育成に徹する。資金力のない球団だからこそこの両極を徹底していなければ優勝など夢のまた夢のように思います。　その詰めの甘さで今年優勝を逃したのをまさか忘れてはいないでしょうか？結局４位に終わりましたが、来季こそＣＳへと意気込んだはずの２０１２年のドラフト、即戦力選手を獲得することなく終わってしまいましたが、あの時小川か則本を獲得していれば２０１３年は勝ち越ししていましたし、今年間違いなく優勝できたはずでしょう。「それは結果論ではないか？」と思われるかもしれませんがそんなことはありません。何故ならばアマチュア選手を見極めるのがスカウトの役割のはず、単純にその選手達が一年目からやれることを見抜けなかったということであり、それは結果論ではなくミスです。何でもかんでも結果論で済ませているとまた同じような時にまた同じような失敗をするのです。そして同じような失敗ではないかと思うのが今年のドラフトでしょう。ましてやタイミングの悪いことに監督も代わってしまうこれに関しては仕方ないですがなど、やはり広島という球団を見ているとどこから無根拠な楽観的思考が非常に気掛かりであり、いつもそれで煮え湯を飲まされてきました。その詰めの甘さで来年も足元を掬われないかがやはり気掛かりですが・・・・。　ちなみに勝負時が過ぎたＯＡＫはこのオフ、主力選手の大量放出を敢行中しています（詳細はfull-count様の記事に掲載されていますのでＵＲＬを貼っておきたいと思います）。http://full-count.jp/2014/12/23/post7034/　しかし、この記事には「来季の事も諦めていない」と強気なビリー・ビーンＧＭのコメントも掲載されており、ＴＥＸファンでもある私としては不気味な限りです＾＾；絶対新しいマネーボール理論ができているのではないかと個人的には推測しているのですが・・・、恐らく公にすることは前回の失敗を踏まえてしないのではないかと思われます。ＰＳ：ちなみにＴＥＸがＤＥＴに所属していたシャーザー獲得有力といった記事が出ていましたが、資金的に余裕があるようには見えませんし、大型契約には懲りているはずなので恐らくないと踏んでいます。PIZZA ピッツァ送料込み冷凍ピザ生地通販手作りピザカッター宅配ピザ美味しいチーズ ...価格：4,946円（税込、送料込）

2014.12.31

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第18回　広島投手　batted ball集計結果

　『横山竜士』　それでは今回は引退した横山氏のbatted ball集計の結果を見ていきたいと思います。それではトータルでの成績を見ていきたいと思います。　『横山』６試合　６．２回　２被本塁打　３奪三振　３与四球　１与死球　ＦＩＰ７．９２　防御率８．１０　「batted ball」７ＧＢ：１２ＦＢ：２ＬＤ：４ＩＦＦＢ：２ＨＲｔＥＲＡ：７．５７３４　計５．６１年間予想失点　基本的には横山氏もＦＢ投手であり、飛球の比率が高い投手でした。近年は徐々にＫ／ＢＢも落ち始めており、不安定な面が否めなくなってきた点は事実です。しかし、新しく台頭してきたリリーフ投手らがまだ経験不足で若いという点があり、せめてもう１、２年程続けて成長したところを見届けてから引退して欲しかったのですが・・・。こればかりは本人の決断なので致し方ないかと思われます。本当にお疲れ様でした。　『会沢』３試合　２．２回　１被本塁打　１奪三振　２与四球　０与死球　「batted ball」４ＧＢ：　６ＦＢ：１ＬＤ：１ＩＦＦＢ：１ＨＲｔＥＲＡ：８．９９２５　計６．１５年間予想失点「catcher score」：－０．５４　『石原』２試合　２．０回　０被本塁打　１奪三振　０与四球　０与死球　「batted ball」１ＧＢ：　２ＦＢ：０ＬＤ：２ＩＦＦＢ：０ＨＲｔＥＲＡ：０．１３０６　計０．１０年間予想失点「catcher score」：＋５．５１　『白濱』１試合　２．０回　１被本塁打　１奪三振　１与四球　１与死球　「batted ball」２ＧＢ：　４ＦＢ：１ＬＤ：１ＩＦＦＢｔＥＲＡ：１１．４３０　計８．４７年間予想失点「catcher score」：－２．８６　今年は登板試合数自体が少なかったのでこれだけでは何とも言えないところです。※　次回は小野のbatted ball集計結果を見ていきたいと思います。各セット3,440円(税別)！【楽天総合ランキング1位(2012年3月16日)】【期間限定！】★『新』本格...価格：3,715円（税込、送料込）

2014.12.31

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第17回　広島投手　batted ball集計結果

　『今村猛』　それでは今回は今村のbatted ball集計の結果を見ていきたいと思います。まずはトータルでの成績を見ていきたいと思います。　『今村』１７試合　２０．２回　３被本塁打　１６奪三振　９与四球　ＦＩＰ４．７７　防御率４．３５　「batted ball」２５ＧＢ：２１ＦＢ：５ＬＤ：６ＩＦＦＢ：３ＨＲｔＥＲＡ：４．８１２９　計１１．０５年間予想失点　２０１２年にセットアッパーを務めた今村ですが、それ以降年々成績が落ちてしまっており、結局今村の不調が今年の終盤になって大きく響いた結果となりました（戸田と中崎ではまだ荷が重かったと思います）。今村は基本的に直球とスライダーだけで９０％弱を占めるパワーピッチなのでやはりＧＢ％は４１．７％と低めの数字で、基本的には球の力で抑え込むＦＢ投手だと言えます。しかし、ＦＢ投手の割には球威が全くない投手であり、今年の被ＩＳＯＰは何と．１８４とある意味凄い数字を叩き出しました奇跡の大瀬良越え。更に近年は奪三振率も年々下がっており、制球力は悪化するなど正にどん底状態と言って良いのではないでしょうか。現状の状態では到底戦力として期待するのは少々厳しい感が残り、まずは二軍で一から立て直しを図った方が良いかもしれません。個人的には球威がないのだから直球とスライダーだけでなく、他の球種も織り交ぜながら抑えていかないといけないのでは？と思います。　『会沢』　９試合　１０．２回　０被本塁打　　８奪三振　７与四球　「batted ball」１１ＧＢ：１２ＦＢ：３ＬＤ：２ＩＦＦＢ：０ＨＲｔＥＲＡ：４．１３１８　計９．４９年間予想失点「catcher score」：＋１．５６　『白濱』　４試合　　５．０回　２被本塁打　　３奪三振　１与四球　「batted ball」　６ＧＢ：　６ＦＢ：１ＬＤ：３ＩＦＦＢ：２ＨＲｔＥＲＡ：６．９１６２　計１５．８８年間予想失点「catcher score」：－４．８３　『石原』　３試合　　４．０回　１被本塁打　　５奪三振　１与四球　「batted ball」　５ＧＢ：　３ＦＢ：１ＬＤ：１ＩＦＦＢ：１ＨＲｔＥＲＡ：４．３９３０　計１０．０９年間予想失点「catcher score」：＋０．９６　『倉』　１試合　　１．０回　０被本塁打　　０奪三振　０与四球　「batted ball」　３ＧＢ：　０ＦＢ：０ＬＤ：０ＩＦＦＢ：０ＨＲｔＥＲＡ：１．４８５０　計　３．４１年間予想失点「catcher score」：＋７．６４　結果的に倉が圧勝という形になっていますが、１試合のみの登板なので当然参考になりません。会沢が最もプラスを計上していますが、投球内容を見ると石原も一発を打たれてしまったこと以外は見事な印象を見せています。※　次回は横山のbatted ball集計結果を見ていきたいと思います。　それでは今後紹介していく順番を発表したいと思います。　次回：横山竜士　　（本日予定しています　２回：小野淳平　　（明日予定しています）　３回：九里亜蓮　　（明日予定しています）　４回：フィリップス（明後日を予定しています）　５回：中崎翔太　　（未定）　６回：永川勝浩　　（未定）　７回：中田廉　　　（未定）　８回：ミコライオ　（未定）　９回：前田健太　　（未定）１０回：？？？？　　（未定）最終回：？？？　　　（未定）　本来最後は黒田投手にする予定でしたが、先に出してしまいました。しかし、『最後の投手につもりだった』と書いたということは別のシークレット選手がいるということでして、その選手を最後にしたいと思います。ちなみにヒントは？の数、カタカナで考えてみてください最後はバレバレ？＾＾；551蓬莱豚饅肉まん(6個入り)(冷凍便)大阪土産おみあげ関西名店ごーごーいちほうらいある...価格：2,040円（税込、送料別）

2014.12.31

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広島　来季布陣構想　野手陣編

　『続・来季を予想』　それでは引き続き、野手陣の来季布陣を予想してみたいと思います。今回も投手陣編と同じように一二軍の布陣を考えてみたいと思います。　『一軍』捕　手：会沢、石原一塁手：エルドレッドorグスマン、新井二塁手：菊池、小窪遊撃手：田中、梵三塁手：堂林、鈴木誠外野手：ロサリオorエルドレッド、丸、松山、天谷、野間、（赤松）　以上ではないかと思います。基本的に前に記載させていただいた選手がレギュラー選手として起用されるのではないかと予測させていただいた選手達です（外野手は前３人です）。ただし、鈴木誠也に関してはデイリースポーツの記事で「来季は外野手として起用する方針」というさらりと書かれていましたが、我々ファンにとっては衝撃的なニュースだったわけですが果たして・・・。ということでもしかすると三塁、遊撃としてのプランは頓挫したのかもしれませんね。また、外国人については三人の中の二人が一軍で起用されるのではないかと思われます。　『二軍待機メンバー』捕　手：白濱、倉一塁手：岩本、エルドレッドorグスマン二三遊：上本、木村昇外野手：ロサリオorエルドレッド、中東、（赤松）　以上ではないかと予想させていただきました。赤松に（）がついていますが、投手陣の人数が１２人か１３人か分からないので（）とさせていただきました。来年は鈴木を積極起用するのではないかと予想させていただいたので、木村を二軍待機メンバーとさせていただきましたが、必要な戦力だと言っておきながら実際に考えてみると梵か木村が溢れる結果となるだけに、これではあんまりではないでしょうかね・・・。例えば引き留めない球団として日本ハムが挙がり、ドライな球団と言われていますが、他球団に行けば出場機会が望めるだけに、それはそれで一つの優しさだと思います。　『二軍』捕　手：磯村、白濱、倉一塁手：岩本、エルドレッドorグスマン二塁手：上本、庄司遊撃手：安部、木村昇三塁手：美間、（グスマン）外野手：赤松、高橋、（ロサリオ）、土生、中東、下水流　『二軍育成兼メンバー』捕　手：多田、松浦内野手：桑原、木村聡　以上のようになるのではないかと思います。野手の場合は体力強化をしながら試合に出場する選手もいますので、早い時期から二軍戦に出場するようになるのではないかと思います。　『余剰戦力』捕　手：中村亘内野手：栗原、東出外野手：廣瀬、中村憲、鈴木将、森下　以上のメンバーが言い方は悪いですが正直余っているメンバーではないかなと思われます。また、内野手も高校生内野手二人がすぐに実戦で使ってもらえるようなことがあれば庄司も立場的に危うくなってくるのではないかと思われます。栗原、東出、廣瀬らはベテランとしての意地を見せてもらい、他のメンバーは来年がラストチャンスのつもりで取り組む必要があるのではないかと思われます。【楽天ブックスならいつでも送料無料】クオリティピッチング [ 黒田博樹 ]価格：1,620円（税込、送料込）

2014.12.30

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広島　来季布陣構想　投手陣編

　『来季を予想』　それでは一通り終わったので広島の来季布陣を考えてみたいと思います。※　この記事は黒田投手入団前に作成したものなので、ご了承ください。　まずは投手陣編から見ていきたいと思います。また、４人ローテーション制セットアッパーという構想を立ち上げているという記事を拝見しましたが、個人的には反対という立場ですまずその理由としては絶対無理であるという点、一見投手の負担を考えた良い案かもしれませんが、肝心なことが抜け落ちてしまっているのです。そもそもシーズンは勝ち試合だけでなく、当然ビハインドの展開や大敗の展開、またそれとは逆の大勝している展開やシーソーゲームもあるのです。そんな中、４人もの投手にセットアッパーを任せるとどうなるでしょう？クローザーはヒースとして考えると、負けている試合で投げる投手はたったの１人しかいません（１３人制にしても２人だけになります）。当然１人だけでは運営不可能なのは誰の目から見ても明らかであり、どこに皺寄せが行くのかと言うと、４人の中の誰かということになります。　また、当然セットアッパーという激務な役割を任せているのですから負け試合で特定の投手に過度な負担は避けたいという思考になり、結局１人１イニングということになって休ませるどころか負け試合にもかかわらず２人か３人使ってしまったなんて事になりかねません。結局、その４人が尻拭いすることになって登板することになってしまうことは容易に想像がつき、本来登板しなくて良い場面で登板するのですから余計に負担が増大してしまいます。ここで、今回畝投手コーチがぶちあげた４人セットアッパーですが、ローテーション制で思い出されるのが権藤監督時代の横浜投手陣が思い起こされますが、このローテーション制は１年目に実施されて優勝しました。しかし、成果を得ることができたのはその１年間のみ、たったの１年だけです。それ以降、リリーフ投手陣が総崩れしてしまい、五十嵐や島田らリリーフ投手陣は総じて成績が下降していき、ヒゲ魔人と呼ばれた五十嵐に至ってはそれ以降二度と復活することはなく、横山も日本ハムに移籍するまでは冬の時代を過ごすこととなり、翌年以降は完全に破綻してしまい、その後の横浜の低迷にも地味に関わってしまいました。　投手の負担を減らすのならばやはりきちんと一軍と稼働可能な二軍投手らに対してロングリリーフ、ミドルリリーフ、セットアップ、クローザーときっちりと役割分担を明確化させた方が休養できると思われます。疲労が見えた際には入れ替えを敢行できるシステムを構築していければ良いのではないでしょうか。　『一軍』スターター　　：前田健太　ジョンソン　大瀬良　福井　野村スイングマン　：（九里）ロングリリーフ：小野ミドルリリーフ：永川、中田、戸田セットアップ　：ヒース、中崎クローザー　　：一岡　『二軍待機メンバー』スイングマン　：（九里）、今井、篠田ロングリリーフ：江草ミドルリリーフ：今村ワンポイント　：河内セットアップ　：ザガースキー　現段階では１２人制でいくのか１３人制で行くのかは不透明な為、九里の欄に（）を記入しています。まず先発陣は上記５人を予想させていただきましたが、場合によっては６人の可能性もあるので、その場合は九里が入り、仮に誰かが不振や故障で戦線離脱となった場合は二軍待機メンバーのスイングマンとして名前を挙げさせていただいた３人の中から昇格させるものとします。クローザーはヒースというプランでいくことを示唆していましたが、以前申し上げた通り、一岡は右肩痛の不安があるので激務なセットアップは少々荷が重いのではないかと思い、やはり１イニング限定でリリーフのポジションの中でも比較的ゆとりのあるクローザーの方が良いのではないかなと思います。逆に激務なセットアップにはアメリカでリリーフ経験が豊富なヒースがフル回転してくれる可能性が大きいのではないかなと思います。また、仮にヒースが不振、もしくは疲労によって調子が落ちてきたところで二軍待機が予想されるザガースキーと入れ替えしたいかなと思います。ビハインド展開として名前があるのはロングリリーフの名前に挙げさせていただいた小野、先発兼任の役割であるスイングマンとしては今年たまにリリーフとしても投げていた九里の二人が務めてくれればと思います。仮に二人が疲労の色合いが濃くなってきた場合は今井や江草辺りが入れ替わりで入ってくれれば良いのではないかなと思います。また、今村は来季先発でいくのかリリーフで行くのか不透明でしたが、４人セットアッパー構想の記事で今村の名前が挙がっていたので、とりあえずはリリーフとして考えることにしました。次が二軍メンバーですが、既に育成が終わった投手と育成中の投手を分けたいと思います。　『二軍稼働メンバー』スターター　　：（九里）、中村恭スイングマン　：篠田、武内、今井、辻空ミドルリリーフ：河内、江草、飯田、岩見、西原、池ノ内、佐藤セットアップ　：今村、（デヘスス）クローザー　　：ザガースキー　今年の二軍投手陣の先発は九里と中村恭平以外殆ど固定されておらず、二軍で先発としての実績を持っている篠田、武内、今井、辻をひとまずスイングマンに据えました。セットアップとクローザーは恐らく今村と仮に契約が成立した場合はデヘスス、最後はザガースキーで固定されるのではないかと思います。　『二軍育成主眼メンバー』体作りメンバー：薮田、塹江、藤井、中村祐　基本的には今年１年目の高卒投手と超素材型の大卒投手の三人ということになります。また、中村祐太は今年を見る限りどうも体力強化の面がどうも遅れ気味で、この方針に変わって以降に入団した戸田や中崎らと比べても明らかに登板試合数が少なく、来年も引き続き体力強化をしながらといったことになるのではないかと思われます。薮田はまず体作りから始めたいと本人も述べているので、ひとまずは三軍ではないでしょうか。　『二軍リハビリメンバー』久本　今回、大きな問題となる点は稼働できるメンバーが少ない点、（）の二人を入れても１５人しかおらず、つまり余剰戦力はたったの３人しかいないことになります。しかも稼働メンバーに入れた中村恭平と武内は今年三軍に在籍していた為、今年の登板数は二人足しても１９試合にしかなりません。つまり、本当の意味でシーズン通して稼働できるかどうかは不透明と言わざるを得ず、現に武内はほぼ毎年故障で離脱してフル回転できてないのが実情です。その一方で今年限りで広島を退団した横山、大島、梅津、斎藤、上野、永川光、フィリップスらに加え、来年は投げられない久本の二軍での登板試合数は合計で１４０試合にのぼります。　それに対して埋め合わせ側の投手ですが、今年加入する佐藤や新人の飯田、独立リーグ派遣から帰ってきた辻空、ザガースキーら４人に留まっており、投手陣の人数が足りていないように思います（そもそも辻空はフル稼働メンバーに入れましたが、できるかどうかはこちらも不透明です）。明らかにギリギリのメンバーでやることになりそうで、故障をしたらたちまち足りなくなってしまうのではないかと思われるだけに、やはりトライアウトでもう一人投手を獲得しても良かったのではないかと思いますが・・・。更に現在三軍で伸び悩んでいる選手を対象にして指定強化選手制度を敷いており、稼働メンバーの中から三軍に入ってしまったらその時点でたちまち投手が足りなくなってしまいます。現にトライアウト直後に佐藤だけでなく、東野にもオファーを出しており、恐らく球団も登板可能な投手の数が足らないという認識はあったのではないかと思います。とりあえずはデヘススとの契約は二軍投手陣の運営の観点から見ても必須ではないかと思われます。　最後にあまり触れたくはない話題ですが、余剰戦力の観点を見ていきたいと思います。余剰戦力ということはつまり既にもう構想外の選手ということ、要するに戦力外の可能性が高いという意味です。しかしながら現在稼働できるメンバーがギリギリの状態になっており、育成メンバーの投手達が一本立ちして目処がつかない限りは解雇される可能性は低いのではないかと思われます。とはいえドラフトで投手を獲得するのは確実でしょうからやはり何名かはそういうことになってしまうのではないかなと思います。とりあえず稼働メンバーの投手の数が足りず、トライアウトでは二人にオファーを出していたこともあったのでトレードか何かを画策している可能性があります。また、二軍の先発陣も少々マンネリ気味の面子なので若い投手に出てきて欲しいですし、将来的には戸田の先発転向などもありではないかと思われます。　と書かせていただきましたが、その後に黒田投手の入団が決まり、充分な戦力が入りました。これにより、現時点では九里が二軍で先発投手として投げることになるのではないかと思われます。セイバーメトリクス・リポートプロ野球を統計学と客観分析で考える 3価格：2,160円（税込、送料別）

2014.12.29

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野村元監督、アドバイザー就任

　『また監督にカムバック願う』　少し前の話題ですが、野村元監督がアドバイザーとして就任することが決定しました。任期は２年で記事によりますと『米国に出向き、米球界からの情報提供が役割となる。新戦力発掘はもちろん、球団経営に関わる新企画まで、多岐にわたる働きが期待されている』とのことです。ちなみに前田智徳氏も今年からアドバイザーを務めているとのことで、初めて知りました＾＾；。記事には『将来的な監督再要請を見据えている球団の期待に、今後も応えていく』とのことです。　私としては将来的な監督再要請を見据えているとの言葉に非常に嬉しく思います。広島をここまで強く引き上げたのは間違いなく野村元監督の手腕によるものだと思いますし、正直今年で監督を退任したのは非常に残念な次第でした。ただ、ファンの間ではやはり２０１０年頃の酷かった時期を引き摺られている方も多く（個人的にはそこから軌道修正した点が非常に大きかったと思います）、今でも結構批判も多いようですが、私がこれまで見た広島の監督の中では間違いなくＮＯ．１だと思います。それに昨年も今年も野村謙二郎氏でなければ恐らくＢクラスだった可能性もありえたわけです。大きな存在はエルドレッド、春先にエルドレッドが牽引して首位を独走しましたが、昨年の終盤に周りの首脳陣がルイスを推した中、ただ一人エルドレッドを推薦したのが野村謙二郎氏でした。つまり、この時エルドレッドではなくルイスが昇格して勝負所での一発もなかったわけですし、当然エルドレッドは解雇され、今年春先の快進撃もなかったでしょう。　また、現在の主力選手を見渡してみると思いだすのが菊池、菊池を指名できたのも首脳陣らが内野手を要望したからであり、本来はＳＢが指名した吉本を２巡目指名するつもりだったことを忘れてはいけません苑田スカウト部長は不満たらたらでしたが＾＾；。その菊池も１年目から半ば抜擢のような形で後半から優先的に起用し、成績が中々上がらなかった菊池を我慢して使い続けて今や球界屈指の二塁手へと育ちました。昨年のドラフトでの田中の３巡目指名やロサリオの抜擢などもそうでしたが、ターニングポイントにはいつもそこに野村謙二郎氏がいました。進言がなければ彼ら三人は広島には在籍していないでしょう（菊池はオリックスが指名を予定していましたし、田中もどこかが指名していたでしょう）。ここで皆様想像してみてください。エルドレッドはおらず、菊池も田中もいない広島を。到底Ａクラスに入れたとは思えないでしょう。野村謙二郎氏の左右によって入れ替える選手起用もデータを見れば成功していたことも出ていますし、間違いなく優れた監督だったと思います。果たして緒方新監督にそれがあるでしょうか・・・個人的にはドラフトでの言動で早くも疑問視していますが。　残念ながら今年で現場は離れますが、選手からの信頼も間違いなく厚そうで、ケニークリニックと呼ばれた打撃指導でエルドレッドやキラら外国人選手は勿論、丸や松山、石原、廣瀬、梵、堂林、田中など打撃指導で打撃の調子が戻った選手は数知れません（球場で観戦していたファンの間では野村監督凄いという声もあったそうで）。なのでできればシーズン中でも打撃指導してもらえればと思いますが、まあそれは難しそうです。将来的には是非とも監督に戻ってきて欲しいと思います。待ってますよケニー！ＰＳ：現役時代を知らない方の為にウィキペディアを貼っておきたいと思います。また、辞任の際に惜しみない賛辞が送られていたそうで、丸が特に慕っていたそうです。それにしてもカラオケとは・・・、そんな情報初めて知りました＾＾；。http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%87%8E%E6%9D%91%E8%AC%99%E4%BA%8C%E9%83%8E#.E4.BA.BA.E7.89.A9　スポーツマガジン 2014年11月号広島東洋カープCS突破祈念号【付録】赤ヘル軍団ポスター[本...価格：690円（税込、送料別）

2014.12.29

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第16回　広島投手　batted ball集計結果

　『梅津智弘』　それでは今回は今年で広島を退団した梅津智弘のbatted ball集計の結果を見ていきたいと思います。まずはトータルでの成績を見ていきたいと思います。※　前回掲載した一岡投手のbatted ballを公開してしまいました（ご指摘ありがとうございます）。　『梅津』１１試合　１８．１回　１被本塁打　９奪三振　６与四球　１与死球　ＦＩＰ３．９９　防御率５．８９　「batted ball」２９ＧＢ：２０ＦＢ：７ＬＤ：７ＩＦＦＢ：１ＨＲｔＥＲＡ：４．０９７７　計８．３５年間予想失点　今年で広島を戦力外通告になってしまいましたが、楽天への入団が決まって一安心です。そんな梅津のbatted ball1を見ていると案外ゴロを打たせるタイプではないという点が挙がります。実は意外に思われるかもしれませんがこの傾向は以前からのものであり、これもまた『プロ野球　ヌルデータ置き場』様のサイトにある「アウト時一覧」を見ていただけると分かるのですが、この時点でもゴロよりもフライの方が上回っており、基本的にこの投手は球威で抑える投手でした。一時期制球が悪かったり球威がなかったりと冬の時代を過ごしましたが、今年はその時期を抜けつつあるだけに、失点の仕方が目立ってしまったかと思います（２試合に大量失点してしまっています）。やはり右肩痛によってスピードが落ちてしまったのが痛かったかなと思います（奪三振率が落ちてしまった）。それでは捕手別に見ていきたいと思います。　『石原』　７試合　　９．１回　１被本塁打　３奪三振　０与四球　１与死球　「batted ball」１４ＧＢ：　７ＦＢ：５ＬＤ：２ＩＦＦＢ：１ＨＲｔＥＲＡ：５．３８７４　計１０．９７年間予想失点「catcher score」：－２．６２　『白濱』　２試合　　５．０回　０被本塁打　５奪三振　６与四球　０与死球　「batted ball」　５ＧＢ：　９ＦＢ：１ＬＤ：３ＩＦＦＢ：０ＨＲｔＥＲＡ：４．１０６９　計　８．３７年間予想失点「catcher score」：－０．０２　『会沢』　２試合　　４．０回　０被本塁打　１奪三振　０与四球　０与死球　「batted ball」１０ＧＢ：　４ＦＢ：１ＬＤ：２ＩＦＦＢｔＥＲＡ：２．０２５９　計４．１３年間予想失点「catcher score」：＋４．２２　結果的には会沢が圧勝という結果になっていますが、登板試合数自体が少ないので何とも言えません。来年は育成選手として楽天に入団が決定しましたが、２００４年のドラフトで指名された選手の中で唯一の生き残りなだけに、ラストチャンスのつもりで皆の分まで頑張ってほしいところです。※　次回は今村のbatted ball集計結果を見ていきたいと思います。ちょっと贅沢な豚丼『ロース味噌焼丼』と『ロース生姜焼丼』の2種6パックセット。元気豚贅沢豚...価格：2,980円（税込、送料込）

2014.12.28

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番外編　中日新外国人選手　NO.7

　『アマウリー・リバス』　それでは引き続き中日の新外国人選手を見ていきたいと思います。二人目はアマウリー・リバス投手ですが、この選手もメジャーでの登板経験はなく、今年は３ＡとＣＰＢＬ（台湾プロ野球）に在籍していました。　まず投手としての特徴ですが、ＭＬＢでの登板経験がないのでpitch/fxでは判別できず、台湾プロ野球の動画とアメリカのサイトから拝見させていただきますと、動画内での最速は１４７キロや１４９キロを記録し、スライダー、チェンジアップ、シンカーを操る投手で、ＧＯ／ＡＯはゴロの割合が多い投手です。それでは成績を拝見・・・といきたいところですが、実はこの選手は故障で２０１３年はプレーしていないようで、せ２０１４年も台湾プロ野球で登板した５試合のみに留まり、これでは全く判別できそうにありませんが、幸いなことに現在開催中のcaribbean baseballにも参加していたようなので、それも織り交ぜて見ていきたいと思います。ちなみに現時点（12/28時点）でのcaribbean baseball（ドミニカのウインターリーグ）でのＧＯ／ＡＯは２．８７と凄まじい程のゴロを打たせていますね。※ちなみに所属しているチームは台湾プロ野球が統一ライオンズ、caribbean baseballではAguilas Cibaenasというチームに所属しています。　まず奪三振率ですが、２０１１年は先発として投げて６．４５、２０１２年はリリーフとして登板して５．２４と三振を取るタイプではありませんでした。しかし、台湾プロ野球やドミニカのウインターリーグでは７．７１、７．６２と先発投手としては高い数字を記録するようになっています。次に与四死球率ですが、２０１１年と２０１２年はそれぞれ４．８４、４．３０とあまり芳しい数字とは言えず、制球面に課題を残していましたが、台湾プロ野球とウインターリーグではそれぞれ１．７８、２．８６と良好な数字を記録しています。次に球威面ですが、３Ａ時代は０．８４、０．９４と１．００に近い数字を記録しており、被安打も投球回数を越える数字を記録していましたが、台湾プロ野球やcaribbean baseballではどちらも１本の本塁打も許しておらず、被安打もそれぞれ３０．１回投げて１９被安打、２８．１回を投げて１８被安打とヒットを許していません。　今までのリバスでも先発で１４７や１４９キロを投げられるのならばリリーフならばもっと出そうですし、長身から振りおろすサファテのような投げ方なので、今の日本球界のトレンドならばリリーフでの活躍もありうるのではないかと思われますが、先発としても面白い存在になってきているのではないかと思われます。ただし、台湾プロ野球とcaribbean baseballでの登板数を合わせても現状は僅か１２試合のみの登板なので、鵜呑みにできるかどうか気になるところです。幸いまだcaribbean baseballは全日程が終了していないので、引き続き注目してみていきたいところですね。今までのキャリアでも活躍できそうな投球である点や長身から投げ下ろすという今日本球界で活躍しているトレンドにも合っている投手なので高い評価をしたいと思います。しかし、現在の制球力やゴロを打たせる投球が本物ならば非常に厄介な相手となりそうです。選手評価：Ａ（本物なら非常に厄介な存在に）選手と同仕様で生産された最高級のジャージ【即日配送可】MLB ヤンキース #18 黒田博樹 Authent...価格：31,320円（税込、送料込）

2014.12.28

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電撃　黒田、広島復帰

　『剛腕未だ健在』　会社の大掃除が終わって帰ってみると凄いニュースが流れていました＾＾；。何と広島のエースだった黒田投手が広島へ復帰が決定、てっきりＭＬＢの球団と契約するものと思っていましたが、よもやの大ドンデン返しとなりました。おかげで『広島来季の布陣　投手編』がパーとなってしまいましたが、非常に嬉しい限りです。私が広島ファンになった時期と黒田が入団した年はほぼ同時期なので非常に思い入れのある選手であり、広島復帰は正に夢のようで本当に嬉しいの一言に尽きます。そこで今回は急遽予定を変更して黒田投手の成績を見ていきたいと思います。尚、実はbatted ball集計シリーズの最後のシークレット選手としてこれまで作成していたまま温存していたのですが、ここで出したいと思います。※　データはfangraphsやＭＬＢ公式サイトなどから引用しています。　まず黒田が凄いところは２０１０年から２００回前後（１９６．１、２０２、２１９．２、２０１．１、１９９）を投げ続けているという脅威的なスタミナにあります。前日にテレビでダルビッシュと田中の対談が行われてダルビッシュが「中四日は短い。怪物レベルに合わせると皆壊れちゃう」といった旨の発言をしていましたが、そういった意味では黒田は正に怪物レベルの投手だったと言えるのではないでしょうか。日本人打者でかなり異質だった存在と言えばやはり日本人でありながら向こうでもパワーで勝負できた松井秀喜氏ですが、投手で異質な存在だと言えるのは間違いなく黒田ではないでしょうか。ましてや脂の乗った年齢ではなく高年齢で５年連続２００回前後を投げているのですから相当な化け物だと言って良いと思います。　また、もう一つ凄い点は豪速球が未だ衰えていない点、日本時代に投げていたフォーシームは殆ど投げなくなってシンカー（シンキングファスト）を投げる割合が大幅に増えましたが、今年の最速は１５２キロ（昨年は１５４キロ）を計測してアベレージが１４６キロと未だにスピードは落ちていないところも凄いですね。球種の割合としてはシンカーが最も多く（１２２８球）、次に多いのがスプリット（８４７球）、日本時代晩年に多く使っていたスライダーの割合が若干落ちています（６８９球）。また、日本時代からの変化として、あまり投げていなかったカーブも２０１０年から取り入れ始めており、今では普通に使ってきます（１２０球）。また、チェンジアップも以前は使用していましたが、最近はスプリットを多く使用しているのであまり使わなくなっています。ちなみに直球のキレですが、９．９と高めの数字を記録しているのでパワーの落ちる日本人打者相手ならばもっと積極的に使っても大丈夫だと思われます。　それでは奪三振率ですが、元々日本時代から打たせて取るタイプだった（シュートを覚える前からでもその傾向があります。ただし、ＧＢが多かったどうかは不明）のでＭＬＢでも奪三振率は高くなく、直近の３年ではそれぞれ６．８４、６．７１、６．６０といった数字を記録しています。次に与四死球率ですが、２．０９、１．９２、１．５８と素晴らしい数字を記録し、しかもこちらは年々良くなってきている点が凄いところです。今年のＫ／ＢＢは４．１７と非常に高く、何気にキャリアハイの数字でした。　最後にbatted ballですが、ＧＢ％は４６．９％を記録しています。一見低いと思われる方もおられるかと思われますが、実はＭＬＢの場合はフライとライナーの比率が５割を越えており、平均ＧＢ％は４４％と記載されています。なので４６．９％ならばＭＬＢの場合はground ball投手ということになり、やはり黒田はゴロを打たせていた割合が多いということになります。ただし、以前に比べるとここ２年は徐々に落ち込み始めている点が少し気になるところですが、それでもまだまだ高い割合を維持できています。ちなみにＩＦＦＢ％は１３％とＭＬＢ平均よりも高い数字を記録しているという意外な一面も持っていますが、実は黒田の場合、２００８年と２０１３年以外は毎年平均よりも高い数字を記録しています。　日本復帰ということで使用するボールがまた変わってしまう面はありますが、豪速球はまだまだ健在な上に制球力も年々良くなってきており、ＭＬＢでもゴロを打たせることができてＩＦＦＢの比率も高いという素晴らしい要素が揃っているので充分期待できると思います。前田健太とダブルエースとして広島の投手陣を支えていくだけでなく、若手投手への指導なども是非ともしてもらって投手陣全体の底上げや精神的支柱としてチームを引っ張っていって欲しいですね。選手評価：Ｓ（エースとして期待したい）ＰＳ：『広島来季の布陣　投手編』はまた後日ということで＾＾；。後、『順位予想の検証と結果』は鳥谷選手の動向が決まるまで待っていましたが、このまま待つと春季キャンプにまでずれ込みそうなのでもう再開したいと思います。ご自宅でも県外の方にも、有名な熊本黒亭ラーメンはいかがでしょうか【人気商品】【熊本名物】...価格：1,542円（税込、送料別）

2014.12.27

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第15回　広島投手　batted ball集計結果

　『一岡竜司』　それでは今回は一岡のbatted ball集計の結果を見ていきたいと思います。まずはトータルでの成績から見ていきたいと思います。　『一岡』３１試合　３１回　２７奪三振　７与四球　ＦＩＰ２．０６　防御率０．５８　「batted ball」３１ＧＢ：２７ＦＢ：７ＬＤ：１４ＩＦＦＢｔＥＲＡ：１．６７１　計５．７６年間予想失点　今年はセットアッパーとして見事な活躍を見せましたが、それだけに優勝争いの最中に右肩痛を発症して戦線離脱してしまったのが非常な痛手となりましたオフの時から実戦さながらで投げていたらそりゃ故障しますよね・・・。今年は挑戦者の立場だったので早いペースで調整していましたが、来年は主力投手としての立場となるのでゆっくり目で良いので故障しないようにして欲しいところです。個人的には以前「ＭＬＢで例えるなら実質的に大竹とトッププロスペクト投手とのトレードという形になった」と評させていただいた通りの結果となり、一岡の活躍は非常に嬉しい物があります。広島にとっては正にしてやったりの結果となり、ＭＬＢならば『広島が巨人とのトレードに勝った』などと評されるかもしれませんそれでも大竹が抜けたのはバリントンが抜けたので相当痛いですが。　一岡の投球スタイルは直球とフォークというパワーピッチングスタイルなのでやはりフライの比率が圧倒的に多い（ＧＢ／ＦＢは０・７６）ですね。しかし、一岡が特に優れているのは球威面にあって今年１本も被弾せず、被ＩＳＯＰは何と．０２９と全くと言って良い程長打を打たれておらず、ＩＦＦＢ％も脅威の３４％を記録しており、この数字は内野フライが多いと評させていただいたヒースをも上回るなど素晴らしい球威の持ち主です。また、制球面も３１回投げて僅か７四球のみとこちらも素晴らしく、奪三振率も９．００こそ下回っているものの、特別問題はなく、本当にレベルが高い投手です。　しかし、どうしても不安が付きまとうのは右肩の故障歴、これ程の素晴らしい投手ならば是非ともセットアッパーを務めて欲しいところですが、一岡の場合は右肩の不安があるのでリリーフ陣の中で最も激務なポジションは少し任せづらいところがあります。私は以前クローザーとしてヒースを推したいと述べさせていただきましたが、前言を撤回して一岡にクローザーを任せた方が良いという意見に変えたいと思います単純に存在を忘れていただけです＾＾；。クローザーは他のポジションと違って登板する役割は明確に決まっており、スクランブル登板は殆どないと言って良いと思いますし、１イニング限定で起用してあげれば右肩の不安も解消できるのではないでしょうか。逆にヒースはマイナーリーグでリリーフとしてのキャリアが豊富であり、中々タフな面があるので激務であるセットアッパーとして投げた方がチーム事情を考えると良いのではないでしょうか。現時点で広島リリーフ陣の中で最もレベルの高い投手であり、広島のＮＯ．１だと言って良いと思います。それでは引き続き捕手別の成績を見ていきたいと思います。　『石原』１９試合　１９回　１６奪三振　２与四球　「batted ball」１８ＧＢ：１５ＦＢ：４ＬＤ：　８ＩＦＦＢｔＥＲＡ：１．２７８８　計４．４０年間予想失点「catcher score」：＋３．０６　『会沢』　７試合　　７回　　５奪三振　３与四球　「batted ball」　９ＧＢ：　７ＦＢ：２ＬＤ：　６ＩＦＦＢｔＥＲＡ：２．０２５３　計６．９８年間予想失点「catcher score」：－１．２２　『白濱』　５試合　　５回　　６奪三振　２与四球　「batted ball」　４ＧＢ：　５ＦＢ：１ＬＤ：　０ＩＦＦＢｔＥＲＡ：２．５３７０　計８．７４年間予想失点「catcher score」：－２．９８　一岡の場合は後半戦あまり登板しておらず、石原と多く組んでいました。結果は石原のみがプラスを計上していますが、大きく差が出たのは四球の数の面であり、打球傾向にはそれほどの違いは見られませんでした。それでも石原と組んだ時は非常に制球が安定しており、捕球面に優れているとされる石原の方が投げやすいという面があるのかも？しれません会沢も特別悪くはないですが・・・。※　次回は梅津のbatted ball集計結果を見ていきたいと思います。深海ザメ生肝油 / ユウキ製薬(サプリメント) / サプリサプリメント●セール中●☆送料無料☆...価格：2,615円（税込、送料込）

2014.12.26

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番外編　中日新外国人選手　NO.6

　『リカルド・ナニタ』　それでは日本ハムに続いて中日の新外国人選手を見ていきたいと思います。まずはＴＯＲ傘下３Ａやメキシカンリーグに在籍していたリカルド・ナニタ外野手です。この選手はメジャーでの出場経験はなく、３Ａや２Ａを行ったり来たりの選手です。以前からも指摘させてもらっていますが、メキシカンリーグは立場上一応３Ａクラスとされていますが、実態はかなりレベルが低いリーグなので、３Ａでの成績を中心に見ていきたいと思います。　まず長打力から見ていきますと、２０１１年に一度だけＩＳＯＰ．１９２を記録したものの、それ以外は大体．１５０弱の数字（．１２０前後）なので、長距離打者どころか中距離打者でもなく、ツボに嵌まれば一発もあるというタイプの打者なので、基本的に巧打系なので長打はあまり期待しない方が良さそうです。次にミート力ですが、３Ａのみを抽出するとそれぞれ８．５４、６．０９、８．０４（メキシカンリーグ）となっており、ミート力は高いのですが、今年の３Ａでのミート力は３．４０と２０１１年に８．７７を記録して以降、年々ミート力が下降傾向にあります。２０１０年にもメキシカンリーグに在籍していましたが、そこでのミート力は１０．２７と今年のミート力と比べてみてもやはり下がっています。西武で大活躍したメヒアは今年に入ってようやく本格化しましたが、こちらはそれとは逆に下降傾向に入っているという点が非常に気掛かりです。次に選球眼ですが、それぞれ．５９０、．３６４、．６１５（メキシカンリーグ）を記録、しかしこちらも２０１１年は．８１８だったものが年々下がっているのがはっきりと見て取れます。ちなみに２０１０年での選球眼は１．００だっただけに、明らかに打撃内容が下降傾向にあり、打者として下り坂に入っているような気がします。　次に守備走塁ですが、守備位置は主にレフトとライトを守っていますが、ＲＦで見てみてもやはりこちらも年々下がっており、今年はあまり芳しい数字ではありませんでした。最後に走塁面ですが、盗塁もそれほど多く決めるタイプではなく、近年は３個が最高となっており、足を売りにするというタイプでもないようです。　長打力はありませんし、打撃内容自体も年々下落傾向にあり、更に守備でも下がり始めている事から察すると、身体能力そのものが低下傾向にあるのではないかと感じてしまうところです。中日の外野陣は和田、大島、平田と屈指の外野陣を形成しているだけでなく、今年は更に社会人外野手二名が入団し、しかもその一人の井領はかなりずば抜けた打撃成績を残しているので、正直この状態ではレギュラーはかなり厳しいと感じざるを得ません。独自色の強い落合中日ですが、その大半は外れているので今回も少し厳しいのではないかと思いますが・・・。選手評価：Ｄ（かなり厳しい）【楽天ブックスならいつでも送料無料】高校球児に伝えたい！プロだけが知っているデータで試合...価格：1,620円（税込、送料込）

2014.12.25

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第14回　広島投手　batted ball集計結果

　『久本祐一』　それでは今回は久本のbatted ball集計の結果を見ていきたいと思います。まずはトータルでの成績です。　『久本』８試合　１１回　１０奪三振　４与四球　ＦＩＰ２．３９　防御率０．８２　「batted ball」１６ＧＢ：１１ＦＢ：１ＩＦＦＢｔＥＲＡ：２．０８４１　計２．５５年間予想失点　久本の特徴として挙がるのは投球が一定しないことにあります。奪三振率は今年こそ８．１８と高いですが、昨年は６．４３と低い数字を記録しています。実は久本は年によって奪三振率が高い年と低い年が混在しており、batted ballに関しても同様の傾向が見て取れ、今年はゴロを打たせる割合が若干高いですが、昨年はこれまた『プロ野球　ヌルデータ置き場』様のサイトにある「アウト時内容一覧」を拝見しますと、フライアウトが上回っているなどまちまちで、捉えどころがない投手です。中々役割が一定しないのも案外そういう面があるからなのかもしれません。それでもで一つ言える点として挙がるのが球威のある投手である点で、広島移籍後は長打をあまり許しておらず、昨年の被ＩＳＯＰは．０５６、今年は．０５２と．１００どころか．０５０程でまとめており、非常に力のある投手と言えるのではないでしょうか大瀬良とは約．１００違います。また、もう一つ特徴的なこととして挙がるのは今年ライナーを打たれていない点で、あまりヒットを打たれて走者を溜めるといったタイプではなさそうです。長打を打たれにくいヒットを打たれないといった面があり、そう言った意味では投球こそ一定しませんが、ある程度信頼して送り出せる投手なのではないかと思います。それだけに来年リハビリに費やすことで戦力になれないことは広島にとって非常な痛手となりそうです。　『白濱』４試合　　６回　　４奪三振　３与四球　「batted ball」　８ＧＢ：　９ＦＢ：１ＩＦＦＢｔＥＲＡ：３．２３９９　計３．９６年間予想失点「catcher score」：－１．４１　『会沢』３試合　　４回　　５奪三振　１与四球　「batted ball」　６ＧＢ：　２ＦＢ：０ＩＦＦＢｔＥＲＡ：０．８１２１　計０．９９年間予想失点「catcher score」：＋１．５６　『倉』１試合　　１回　　１奪三振　０与四球　「batted ball」　２ＧＢ：　０ＦＢ：０ＩＦＦＢｔＥＲＡ：－０．２０２　計－０．２５年間予想失点「catcher score」：＋２．８０　登板試合数自体が少なく、あまり参考になるような数字ではないと思います。それでも白濱のみフライがゴロを上回っていますね。また、今回は珍しく石原が出てきませんでした。※　次回は一岡のbatted ball集計結果を見ていきたいと思います。【楽天ブックスならいつでも送料無料】高校球児に伝えたい！プロだけが知っているデータで試合...価格：1,620円（税込、送料込）

2014.12.24

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番外編　得点圏打率の罠

　「得点圏打率は『勝負強さ』を表す指標？」　野球では得点圏打率という言葉がよく出ますが、これはチャンスの場面での打率を表しており、これが高い選手はチャンスに強いと言われ、パワプロでも「チャンス○」という特殊能力がつき最近のパワプロは数値化されているようですが、私はどちらかと言えば○×世代でしたね＾＾；、野球ファンの間でも得点圏打率を見て話をされている方もよく目にします。しかしこの指標、ある人物によって一刀両断で切って捨てられる程完全否定されました。その人物とはマネーボール旋風を巻き起こしたＯＡＫの名ＧＭビリー・ビーンです。ビリー・ビーンＧＭは得点圏打率の事を「単なる偶然である」とし、ただ単に打った場面に走者がいただけであり、それによってイメージが刷り込まれただけであるとしました。最近、得点圏打率は意味があるのかないのかよく論争が沸き起こったりしていますね。　個人的な意見としては私もビリー・ビーンＧＭよりの考えで、その理由としては、そもそもこの得点圏打率には非常に大きな穴が散見されるからです。その中でも一番大きな問題点として挙がるのは得点圏打率は場面によって結果が変わってくるという非常に大きな問題が潜んでいます。野球の記録には犠飛という言葉がありますが、結局この存在が同じ結果だったにも拘わらず、記録が変わってきてしまうダブルスタンダードを呼んでいるように思います。例えば一死三塁と二死三塁の場面、どちらも同じ外野フライを打ち、充分タッチアップできる距離だとします。しかし、前者と後者では結果は大きく異なり、前者は犠飛となり、後者は外野フライでチェンジとなり、前者は打数に含まれず、後者は打数に含まれてしまいます。また、充分タッチアップできる距離だったが三塁走者がたまたま鈍足で憤死した場合も外野フライとなって打数に含まれてしまいます。他には一死二塁と一死三塁の場面、走者がタッチアップしたとしても前者は犠飛にはならず、後者は犠飛となってしまうのです。同じ結果であるにも拘らず記録の扱いが全然違ってしまい、データとしては非常に大きな問題だと言わざるを得ないかと思います。そもそも犠飛という記録自体が疑問で、内野ゴロによる進塁打で本塁生還しても犠打にはならないのに外野フライならば犠飛になるということ自体がそもそもおかしいのではないかと思い、そもそも得点圏打率自体が整合性あるデータとは言えないのではないかと思います。個人的に得点圏打率をつけるのならば犠飛もただの外野フライとして扱うべきでは？と思います。　ここでデータの結果を見ていきたいと思います。実はこの得点圏打率の検証はbaseball labさんのサイトのコラムにて掲載されていました。最近は日本でもこういった会社があり、非常に大助かりです。http://www.baseball-lab.jp/column/entry/16/　この結果を見る限りではやはり勝負強さを表す能力ではなく、やはり揺らぎによるものが大きいということです。完全否定するものではないとのことですが、やはりビリー・ビーンＧＭの言葉に近い結果となっています。結果としてはやはり得点圏打率は勝負強さを表す指標とは言えないのではないかと思われます。しかし、ここでも書かれている通り、結果的に「その年は得点圏でよく打った」と言えることは事実であり、その年限りにおいてはそれを用いて代打として起用してみるのおもしろいのではないかなと感じました要するにその揺らぎに期待してということですが。　ただ、個人的にいつも思っている事ですが、こういう「得点圏打率は意味があるのかないのか」、「セイバーメトリクスは有用なのものなのか数字遊びでしかないのか」といった議論は今更感が否めないように思います。何故ならば、こういう議論は日本でする遥か以前にアメリカで実際議論が沸き起こっており、既に結論が出てしまっているものばかりだからです。事実、得点圏打率はマネーボールの先駆者ビリー・ビーンＧＭによって否定されてしまっています。この内容が書かれていた本は当然『マネーボール』なのですが、この本が出版されたのは１０年も前、即ち１０年前の結論なのです。「そんな人間の言葉一つを信じるのか？」と突っ込まれそうですが、そもそもマネーボール戦略を実施する際に得点圏打率も有効なのものかそうでないのかは当然検証しているはずであり、その結果として否定していることは考えれば分かることだと思われます。また、「セイバーメトリクスは有用なものなのか数字遊びでしかないのか」といった議論も日本ではよくやり合いが行われていますが、これも既に結論が出ているものであり、マネーボール旋風の後にＮＹＹが統計学者や分析スタッフを数百人も雇い入れ、ＢＯＳもＮＹＹ同様の行動を取り、更にビリー・ビーンＧＭにもＧＭ就任のオファーを出し、ＳＴＬがエンジニアなどを雇い入れて育成部門の改革に乗り出していること、そして今現在セイバーメトリクスを使った球団運営は最早当たり前となり、ＭＬＢの公式サイトにも採用されているだけでなく、今こうして日本や韓国、台湾にも広まったこと、これら全てがその議論の答えなのです。　今、問題となっているのは「行きすぎたデータ絶対主義」であり、イチローも「人がデータに左右されている」といった旨の発言をしていました。また、アメリカではデータのみの分析だけでなく、映像も取り入れて守備や走塁を見ていくなどアメリカは既に次の段階へ進んでいます。また、韓国ではpitch/fxやチャレンジ制度を導入しており、チャレンジ制度を導入できる環境が整ったと言うことはいずれアメリカ同様に守備走塁を映像で分析していく段階への下地ができています。しかし、日本では未だにこうした環境ができておらず、少し危機感を感じた方が良いような気がします。岩波科学ライブラリー　223勝てる野球の統計学　セイバーメトリクス／鳥越規央／データスタジア...価格：1,296円（税込、送料別）

2014.12.23

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番外編　日本ハム新外国人選手　NO.5

　『ビクラー・ガラテ』　それでは引き続き日本ハムの外国人選手を見ていきたいと思います。今回は三人目のガラテで、日本ハムの外国人選手は終了です。ガラテは今年メキシカンリーグに所属していましたが、ＣＰＢＬ（台湾プロ野球）に途中移籍していた左腕投手で、違うリーグでの登板なので中々分析が難しいですが、とりあえずは３Ａ時代の成績で見ていきたいと思います。　まずは投球の特徴ですが、最速１４５キロで平均は１４０．７キロとさほど速いボールを投げるタイプではなく、球種もスライダーとチェンジアップのみの投球です。しかし、直球のキレは６．７と非常に低いものとなっているのが気になる点です。　それではまず奪三振率ですが、メキシカンリーグでも３Ａ時代でも常に９．００を越えており、奪三振能力は非常に長けたものがありそうです。次に与四死球率ですが、３Ａ時代は５．００を越えているなど明らかなノーコンぶりを見せていましたが、メキシカンリーグや台湾では改善され、特に台湾では２点台と非常に良好な数字を記録していますが、正直メキシカンリーグのレベルは低く、台湾プロ野球もどの程度のレベルかわからないので、制球力には課題があると見て良いかもしれません。また、もう一つ気になる点としては被安打率の高さ、２００９年の少ないデータではＦＢ％が５０％以上を越えているなどやはりＦＢタイプの投手ではないかと思われますが、３Ａ時代やメキシカンリーグでは被安打数が投球回数を大きく越えており、被本塁打率も今年こそ低かったものの、昨年はメキシカンリーグでプレーしていながら０．８１と高かっただけに、その点が非常に気掛かりな面が否めません。　台湾プロ野球での成績をどこまで鵜呑みにできるかといったところが焦点となりますが、正直言って３Ａ時代やメキシカンリーグのみの成績を焦点に当てた場合、かなり厳しい感が否めないかと思いますが、結構外国人選手の外れが少ないチームなので、少し気になるところであります。選手評価：Ｄ（厳しいと思われる）とんこつラーメン熊本ラーメンおしろツアーズラーメンとんこつ人気店名店お取り寄せ熊...価格：1,620円（税込、送料別）

2014.12.22

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広島　ドラフト情報

　『早くも名前が』　広島は早くも来年のドラフト一巡目候補として明治大学の上原健太左腕投手の名前を挙げました。上原投手には苑田スカウト部長などのコメントも出ており、確定ではないにしろ有力候補の一人として早くも名前が挙がることとなりました。苑田スカウト部長によりますと、「左で直球は１５０キロを越し、変化球の制球も安定している大瀬良級である」と評しています。それにしても凄い投手ですね。聞いた限りでは競合必死のような・・・＾＾；。他には同じく左腕の駒大の今永昇太、富士大の多和田真三郎、県岐阜商の高橋純平投手らを１巡目指名候補として名前を挙げています。今年は即戦力投手を獲れなかっただけに、来年こそは即戦力投手を獲って欲しいところです。　「この時期は話半分・・・ではなさそう？」　しかし、正直この時期のドラフト情報は過去を振り返ってみてもあまり役に立っておらず、そもそも来年になって急成長する選手や不振に陥る選手もちらほら出てくることが予想されるだけに、あくまでも話半分に聞くのが良いのではないでしょうか。・・・と言いたいところですが実はこの選手、地元高校出身選手なのだそうです。そうなってくると話は別で、これまで地元出身選手を徹底マークという報道が流れた場合、大抵の場合は最低一人は指名してくる傾向にあります。現に今回は抽選で外してしまいましたが有原を一巡目指名していますね山崎康晃投手に対して「頭一つ抜けている」と言った発言はどこへやら。過去には岩本、上本のコンビが一巡目指名候補として密着マークする旨の報道を流し、結果的には岩本が一巡目指名され、野村と井上のコンビも結局野村が一巡目指名されました。ちなみにスカウトのコメントも結構盛りすぎではないかと思う次第で、本当にそのコメント通りの投手ならばＭＬＢにそのまま行っても問題なさそうな逸材なのですが・・・＾＾；。なので余程のことがない限りは一巡目指名は上原投手で行くことがほぼ決まってるのでは？とも思います。　「来季は本気で左腕を獲る？」　毎年課題項目として出てくる「左腕投手の指名は必須」という言葉、今回も「将来的に先発ローテを託せる日本人左腕が必要」というスカウトの言葉が出てきました。しかし、毎年このように口にするものの、結局は右投手の指名に落ち着き、左投手を上位指名することはほぼありませんでした。ただ個人的には特別問題視しておらず、左腕投手だからといって実力以上の評価をする方が問題であり、左右問わず力のある投手を指名して欲しいというのが個人的な意見です。現にオリックスは比嘉、馬原、佐藤達、平野のリリーフ４人衆が控えていますがいずれも右投手です。過去では２００９年に左腕投手を乱獲しましたが、結局大活躍しているのは右のサイドハンドである比嘉というのが何とも皮肉な物です。結局、左投手だからという理由で必要以上に順位を繰り上げてもあまり良いことはないという事ではないかと思われます広島も中村恭平とか岩見とか・・・＾＾；。　しかし、左が課題と言われ続けながらも結局は右を選ぶ広島のドラフト傾向に今年、変化が起きました。以前も書かせていただきましたが、野球太郎にて「有原が外れた後の一巡目候補はヤクルトが指名した竹下か阪神が指名した横山の二人の名前が挙がっていた」と書かれていました。この二人は皆様もご存知の通り共に左腕投手であり、本気で左腕投手を狙っていたことが明らかとなりました。最終的に上原健太投手で行くのかどうかはまだ分からないものの、来年は本気で左腕投手を獲るのかを大いに注目していきたいと思います。　「左を育てられるのか？」　ただし、個人的に気になる点としては左腕であるという点です。これまで広島は左腕投手を上位指名するケースは最近殆どないのですが、だからと言って左腕投手を獲ってこなかったわけではありません。寧ろ一時期の左腕投手の指名は最多ではないかと思うほど乱獲してきましたが、その殆どは物になることなく広島を退団していくケースが一般的になりつつあります。また、物になったとしても当初の期待値には程遠い結果にしかならず、現に河内や篠田辺りも本来は主軸投手として期待されましたが、両者とも劣化してしまい、１年目の頃に目覚ましい成長を見せてファンを期待させた斎藤は２年目以降年々劣化していき、遂に戦力外通告を受けました。　そんな中、ようやく戸田が育ってきましたが、戸田が大成できた大きな理由は高校生の時点である程度完成されていた投手だからではないかと思います。当時のドラフトサイトでも制球力など既にまとまっていると評されており、現在の広島投手陣を見渡してみても前田健太や今村、中崎などは制球力もそこまで破綻していたタイプではありませんでした。逆に河内や右ですが佐藤剛士などは非常に制球難でストライクが入らず、制球力改善の為にフォーム変更を繰り返し、スピードもみるみるうちに下降してしまいました。こういう部分こそが今まで指名してきた左腕投手とは大きく違う部分ではないかと思われますなら最初からこういうタイプを指名して下さいな。　ここで焦点となってくるのはこの上原投手はどちらよりなのかという点です。戸田のようなタイプならば良いのですが、仮に中村恭平のような素材型左腕ならば個人的に指名は回避した方が良いのではないかなと思います。果たして来年は誰を指名するのか、早くも楽しみが出てきました。送料無料博多とんこつラーメン大人気屋台小金ちゃん選べる福袋　みそとんこつ醤油豚骨熊...価格：1,499円（税込、送料込）

2014.12.21

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番外編　日本ハム新外国人選手　NO.4

　『ブランドン・レアード』　それでは引き続き新外国人選手を見ていきたいと思います。日本ハムの新外国人選手二人目はＷＡＳ傘下３Ａのレアード内野手です。これまではＮＹＹに所属していましたが、昨年はＨＯＵに所属して５本塁打を放ったものの、今年はＭＬＢでの出場がありませんでした。　まず長打力から見ていきますと、ＩＳＯＰはそれぞれ．１５９、．１７２、．１９０と．２００を切ってはいるものの、近年は．２００弱の成績を残しており、これならばバリバリのスラッガーとまではいきませんが、そこそこ長打力を見せてくれるのではないかと思われます。ちなみにこの選手はＦＢ％の割合が非常に高いので、．２００は越えていませんが日本ならばスタンドインできる可能性を秘めていそうです。次にミート力ですが、それぞれ４．８８、５．４０、４．８２と基本的に５．００前後を記録しており、長打力を売りにする打者ならば三振は多くなる傾向にありますが、まずまず高い数字を記録しています。次に選球眼ですが、それぞれ．３３０、．３３３、．３５４と非常に低水準な数字を記録しており、選球眼ははっきりと悪いタイプで、広島で例えると少しミート力を悪くした岩本のような打者でしょうか。　それでは守備走塁面を見ていきたいと思います。まず走塁ですが、特別盗塁を決めるわけでもなく、ＵＢＲも０前後なのであまり特徴はなさそうです。最後に守備ですが、主に一塁と三塁を務めており、特別目立つ程のものでもありませんでした。個人的な予想では日本ハムの陣容を考えると一塁での起用となるのではないでしょうか。　やはり長打力を売りにする選手でありながら選球眼が非常に悪いと言う点は非常に大きなマイナス材料ではいかと感じざるを得ないかなと思います。更にミート力もまずまず高い数字ですが、それはあくまでもスラッガーとしてはという前提条件であり、そこまで打ち出の小槌状態にもなりにくいのではないでしょうか。個人的にあまり高い評価はしづらく、若干低い評価としたいかなと思います。選手評価：Ｃ（選球眼があまりにも低い）【楽天ブックスならいつでも送料無料】野球太郎（no．013）価格：1,500円（税込、送料込）

2014.12.20

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広島　大学・社会人出身新人選手分析　Reprint version　改

　『コンパクト版』　今回は見逃された方や初めてこのブログを見てくださった方もおられると思いますので、以前書かせていただいた広島に入団した『新人選手の紹介』シリーズをもう一度載せたいと思います手抜きです。また、ここで今回取り上げる選手はデータの観点から分析じみたことができる大学・社会人出身選手のみで、高校出身の選手はここでは取り上げませんのでご了承ください。ただし、今回はコンパクト版ということで、多少割愛しておりますが、いつも長文でダラダラ続く文章が鬱陶しいと思われていた方もおられるかと思いますので、そういった面では案外こちらの方が良いのかも？しれません＾＾；。　「野間峻祥」　まずミート力を見ていきますと、今年の秋は何と２６ととてつもない数字を記録して充分すぎる程のミート力を持った選手だということが分かります。次に選球眼を見ていきますと、今年の秋は５．５と最早異次元レベルの数字を記録しています。それでも打撃内容はこれまで確認してきた選手達と比べても明らかに高く、全く問題なく素晴らしい打撃内容ということが分かった点は非常に大きいのではないでしょうか。　　しかし、唯一引っ掛かる点としてはやはり長打力にあり、２０１４年春に至っては何と．０７７とかなり低い数字を記録しており、やはり非力の面がある点は否めないかなといった印象を受けます。ところが今年の秋は明らかに安打の内容が様変わりし、ここにきてＩＳＯＰが．２８８５を記録するというこちらも破格の数字を記録しました。ただし喜ぶのは早く、その長打の内訳を見てみると、二塁打が６本で三塁打は３本、本塁打は僅か１本なので、それをそのまま長打力と断定することは少しできかねるところがあります。それでも最終学年の秋で肉体改造をして？課題を克服してきたところは中々自分自身を把握して伸ばしていけるタイプの選手なのかもしれませんね。守備走塁に関しては分かりませんでしたが、打撃内容は充分プロでもやれるだけの物を持っているのではないかと思われます。選手評価：Ａ（１年目から期待）　「薮田和樹」　薮田投手は大学通算で全国大会含めて登板したのは僅か２試合に留まり、殆ど登板の機会がなく、野間外野手同様にサンプル不足で評価の仕様がありませんでした。情報は全くないので評価付けはできないものの、リーグ戦の成績の詳細が掴めなかっただけの野間外野手とは違い、そもそも登板すらできなかったということはやはり即戦力の選手ではないのだろうなと思います。日刊スポーツに掲載されていた『ヨシネーのひとりごと』さんのブログに書かれていた「今年に入りゆったりとしたフォームに変えて絶好調である」という言葉を信じてみたいと思います。選手評価：Ｄ（まずは二軍で実戦経験を積みたい）　「飯田哲矢」　まず奪三振率ですが、９月１７日の都市対抗以降では２０．２回を投げて２３奪三振を奪うなど三振の取れる投手へと変貌を遂げつつあるところは非常に大きいのではないでしょうか。次に与四死球率ですが、こちらは２．２４と非常に良い数字を記録しており、どうやら制球力に長けたタイプであるということが分かります。それでは活躍することができるのか見てみますと、まずドラフト指名選手を評価する上で用いているのはＫ／ＢＢ、その飯田投手のＫ／ＢＢは現在のところ３．００と私が勝手に定めた社会人基準３．５０をやや下回る結果となっています。　実は飯田投手、現在行われている社会人野球日本選手権大会の１１月２日のＪＲ九州戦で実際飯田投手を生で見ることができました。肝心の気になるbatted ballはこの日の集計では６：６：１（内Ｆ３）とどうやらゴロを打たせるタイプの投手ではなく、キレや球威で押し込むＦＢ投手のようです。しかし、このタイプにしてはあまりにもスピード不足ですし、Ｒ九州の中野捕手にはあと少しで本塁打というフェンス直撃の二塁打を浴び、トヨタ自動車戦では２本の二塁打を打たれるなどやはり球威のない日だと不安定な感が否めず、社会人レベルでならばそれでも抑えられるかもしれませんが、プロレベルとなると現状ではちょっと苦しいのではないかなと個人的に感じました。　結論ですが、バリバリの即戦力として期待するのはちょっと厳しいかなという面があります。しかし、この投手の良いところは制球力が長けているという点にあります。また、試合観戦での印象としてはチェンジアップが非常に有効な球で、今までの社会人投手とは違ってまだまだ伸びる余地や可能性を感じさせます。社会人出身選手ではありますが、将来性に期待したい左腕投手ではないかと思います。選手評価：Ｃ（スピード不足を解消して飛躍を）　今回、コンパクトにまとめましたが、ところどころ編集したぶった切ったので少し変なところがあるかもしれませんので、全文が書かれたＵＲＬも載せたいと思いますので、興味のある方はこちらもご覧いただければ幸いです。http://plaza.rakuten.co.jp/02061182uk/diary/201411030000/http://plaza.rakuten.co.jp/02061182uk/diary/201410270000/http://plaza.rakuten.co.jp/02061182uk/diary/201411130000/【Joshinは平成20/22/24年度製品安全対策優良企業連続受賞・Pマーク取得企業】【3DS】ポケット...価格：4,050円（税込、送料別）【楽天ブックスならいつでも送料無料】ドラゴンボール改 -魔人ブウ編ー Blu-ray BOX 2【Blu-ray...価格：12,312円（税込、送料込）

2014.12.19

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番外編　日本ハム新外国人選手　NO.3

　『ジェレミー・ハーミダ』　それでは続いて日本ハムが獲得した選手達を見ていきたいと思います。まず一人目はジェレミー・ハーミダ外野手です。ハーミダはＦＬＡでレギュラーを掴み、３シーズンで４８本塁打を記録し、特に２００７年はＯＰＳ．８７０と素晴らしい打撃成績を残すなど実績は充分の左打者です。※データはfangraphs様のサイトからの引用です。　まずは長打力から見ていきますと、２０１２年と２０１３年の２年間は冬の時代を過ごしていた影響もあって低い物の、今年は．２００を記録するなど復活し、２０１１年は．２０５と．２００越えを記録しており、日本ならば充分スラッガーとして期待できる数字を記録しています。次にミート力を見ていきますと、それぞれ４．０７、３．５１、３．１８、３．７８と非常に低い数字を記録しており、いくらスラッガーとはいえさすがにこの数字は低すぎるきらいがあります。次に選球眼ですが、．４７４、．３４９、．５９０、．６８９と選球眼が徐々に引き上がっており、これは良い傾向なのではないかと思われます。不振の時期から脱却して今年結果を残したことを見込んで獲得したものと見られます。打率は低い数字になりそうですが、戦力にはなり得る力を持っているのではないでしょうか。　それでは守備走塁面ですが、盗塁を決めるような選手でもベースランニングの高い選手でもないので走塁を売りにする選手ではなさそうです。続いて守備面ですが、レフトの守備には難がありますが、ライトの守備は中々の守備範囲の広さを見せており、起用するのならばライトで起用することになりそうです。　選手のタイプとしては今年日本ハムに在籍していたミランダに似ており、ハーミダはそのミート力を低くして選球眼を高くしたようなタイプではないかと思います。ただハーミダは冬の時代から脱却しており、ここからの上昇曲線に期待したいところです。選手評価：Ｂ（ミート力引き上がれば主砲になるか）専門店の人気メニュー◎行列のできる2つの味を楽しめる♪★極旨点心お試しセット【専門店の自慢...価格：2,180円（税込、送料込）

2014.12.18

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番外編　西武新外国人選手　NO.2

　『ウエイド・ルブラン』　それでは引き続き西武の新外国人選手を見ていきたいと思います。今回はＬＡＡ傘下３Ａに所属していた左腕投手のルブランです。ルブランは主にマイナーでは先発として投げていますが、ＭＬＢではスイングマンのような役割を務めている投手で、今年も１１試合に登板していますが、そのうち３試合に先発登板しています。※データはfangraphs様のサイトから引用しています。　まず投手の特徴ですが、最速は１４５キロで平均１４１キロとそれほど速い投手ではなく、カーブやカットボール、ツーシーム、チェンジアップを織り交ぜる投球で、主にチェンジアップが武器です。直球のキレですが、７．９や８．０と低い数字を記録しており、それほど高くありません。また、少し気になる点としてはカットボールの横変化が殆どなく、カーブ以外はシュート方向に曲がる球種しかないので投球の幅が狭い点が引っ掛かるところです。次は投手成績を見ていきたいと思います。　それではまず制球力から見ていきますと、３Ａでは１．８２、２．９０、２．９５と非常に良好な数字を記録しており、ＭＬＢでも２．４９、３．２７、２．１２と高い数字を記録しており、制球力に長けた左腕と見ることができるのではないでしょうか。次に奪三振率ですが、３Ａでは８．３０、８．５２、８．３７と高い数字を記録していますが、ＭＬＢでは５．６４、５．４０、６．３７と一転して低くなっています。ルブラン自身はそれほど空振りを奪えるような球種は持っておらず、日本の打者は比較的当てること重点を置いているので、個人的にはＭＬＢの数字に近くなってくるのではないかと思われます。　続いてbatted ballですがＧＢ％は４０％弱程度となっている為、ゴロを打たせるタイプの投手ではなく、球威で打ち取るＦＢタイプの投手だと見て良いと思われます。しかしながら３Ａではほぼ毎年投球回数を上回る被安打数を浴び、被本塁打率も今年は０．７７とやや高めですが、それでもまだ低かった方で、過去２年間はそれぞれ０．９５、０．９１とほぼ１．００を記録しているなどあまり球威のあるタイプではないように思われます。ＭＬＢでも今年は０．６１でしたが、過去２年間は０．９２、１．１５とやはり高めの数字を記録しています。　どちらで起用されるかは分かりませんが、個人的には投球の幅の狭さとＦＢタイプでありながら球威面がないところを見ると、短いイニングで思い切り投げられるポジションの方が良いのではないかと思われます。今の外国人投手のトレンドとして、先発は制球良くゴロを打たせられる投手が活躍している傾向（しかし、ＦＢタイプでもモスコーソのように活躍するケースもあり）、にあり、リリーフは長身で球威で押し込んで圧倒できるタイプが活躍している傾向にありますが、ルブランはどれにも属しており、どうなるのかは気になるところであります。選手評価：Ｂ（短いイニングなら）カレー　レトルトカレー　レトルトカレー　レトルトカレー　レトルト　特製中辛ビーフカレー3食...価格：1,000円（税込、送料込）

2014.12.17

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番外編　西武新外国人選手　NO.1

　『アンソニー・セラテリ』　それではオフシーズン恒例の『新外国人選手シリーズ』を今年もしていきたいと思います。以前までは結構当たらずとも遠からずだったのですが、ここ最近は全くと言って良い程当たらなくなってしまっており、評価の精度はドラフト指名選手よりも非常に悪いので今年は挽回したいところです＾＾；。　まずは西武が獲得したセラテリ内野手から始めたいと思います。セラテリはＮＹＭ３Ａ（ラスベガス）に所属していた選手で、今年は９３試合に出場して．２７９、５本塁打、４０打点と一見平凡な成績に見えますが、ＯＰＳは．７９９を記録していて、これまでは．８６６、．８０８と高いＯＰＳを記録しています。最初に長打力から見ていきますと、ＩＳＯＰは一度も．２００を越えておらず、ここ２年間は．１４０、．１３５と．１５０も下回っており、長打力を売りにする選手ではなく、ＯＰＳも出塁率で大きく稼いでいる選手です。確かに西武には中村を筆頭にメヒアや浅村、若手選手では森や山川など長打力を武器とする選手が控えているだけに、出塁能力を重視して獲るという選択肢は決して間違いではないように思います。　ではミート力を見てきますと、それぞれ４．１７、４．９４、３．８１と５．００を下回っており、長打力を武器にする選手ではないにもかかわらず、低いというのは少し物足りなさが否めず、打率はあまり期待できないのではないかなと思われます。次に選球眼ですが、それぞれ．４７８、．９５１、．６４１と結構バラツキが目立つものの、基本的には．５００前後と見て良いのではないでしょうか。ですので打率は低くとも出塁率が打率の割には高めになるという傾向になっていくのではないかと思われます。しかしながら打撃はあまりそこまで期待できる選手ではないのではないかと思われます。　次に守備走塁面ですが、３Ａ選手なのでＵＺＲもＵＢＲといった指標も掲載されておらず、分かり得る範囲での評価となります。まず走塁面ですが、実はこの走塁こそがセラテリの最も大きな売りとなっている分野で、２０１３年は２５回盗塁して２４盗塁を記録しており、２０１１年はＫＣ２Ａに所属して３５盗塁を決めています。ただし、今年は８盗塁を決めたものの７盗塁失敗しています。最後に守備ですが、今年は主にレフトと二塁を守っており、西武の事情を考えると二塁手として起用する見込みなのではないかと思われます。しかし、二塁としてはＲＦが低めで、外野の方が良い選手ではないかと思われます。ただし、この選手も出世コースからは外れた選手なので、三塁や遊撃、一塁、中堅、右翼など様々なポジションを守るユーティリティー性を持っています。　恐らくはヘルマンの後釜として獲ってきた可能性が高いのではないかと思われるものの、やはり巧打系の打者でありながらミート力が低いという点はマイナスポイントだと思われます。脚力が高いの点は西武の戦力事情にマッチしていますが、少し評価は抑え気味にしたいと思います。選手評価：Ｃ（ミート力が低い点がどうなるか）【沖縄土産】で大人気のポルシェの紅いもタルト！！おきなわ沖縄お土産楽天ランキング1位の実...価格：1,080円（税込、送料別）

2014.12.16

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第13回　広島投手　batted ball集計結果

　『池ノ内亮介』　それでは今回は池ノ内のbatted ball集計の結果を見ていきたいと思います。まずはトータルでの成績です。　『池ノ内』２試合　２回　２与四球　ＦＩＰ６．１２　防御率０．００７ＧＢｔＥＲＡ：４．３５８６　計０．９７年間予想失点　池ノ内はこれまで一軍での登板機会がなく、昨年のオフに念願の支配下選手登録されると、今年は一軍で２試合に登板しました。少ないデータではありますが、ゴロを打たせる割合が明らかに高そうで、事実フェニックスリーグやオープン戦でアウトのみの打球しか判別できませんがゴロアウトが多い傾向にありました。速球派サイドなので非常に楽しみな投手ですが、この投手も中村恭平や福井らと同じく制球難であり、やはり制球力の改善が必要です。それにしても広島のＧＢ投手は何故揃いもそろって制球難なのやら・・・。これは余談ですが、現在池ノ内はパームの習得に励んでいるそうです（ちなみに河内はシュート、中田はスローカーブ、中崎はフォーク、大瀬良はスプリットの習得に励んでいます）。それでは捕手別を見ていきたいと思います。　『石原』１試合　１回　０与四球　「batted ball」３ＧＢｔＥＲＡ：１．４８５０　計０．３３年間予想失点「catcher score」：＋０．６４　『倉』１試合　１回　２与四球　「batted ball」４ＧＢｔＥＲＡ：６．５１３８　計１．４５年間予想失点「catcher score」：－０．４８　１試合ずつしかないので何とも言えませんが、特別二人にそれほどの違いはないかと思われます。※　次回は久本のbatted ball集計結果を見ていきたいと思います。博多有名屋台の豚骨ラーメンが、6食で【送料無料】888円！TV番組で多数紹介の超人気ラーメン！...価格：888円（税込、送料込）

2014.12.15

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番外編　順位予想と結果検証　阪神投手編

　『リリーフ陣に新生現る』　それでは引き続き、順位予想と結果の検証をしていきたいと思います。今回は阪神の投手編を振り返っていきたいと思います。先発のキーマン：藤浪（一気にエースとなるか）救援のキーマン：呉スンファン（クローザーとしてフル回転したい）投手力評価：☆☆☆（安定と懸念材料が混在）実際の結果：☆☆☆（エースとクローザーが盤石）　以上のような形となり、開幕前の実際の結果はほぼ同じような印象だったように思います。先発でエースの役割を果たしたのがメッセンジャー、セリーグでただ一人の２００イニング越えの大台を記録し、奪三振数は２２６を記録するなどセリーグNO.1先発投手と言っても良い程見事な活躍を見せました。また、岩田が制球よくゴロを打たせる投球で安定した投球を見せて先発投手として奮闘、藤浪も一年目に比べると若干不安定な感がありましたが、一年間投げきることができ、能見も今年はやや一発を打ち込まれ気味ではありましたがシーズン通して先発として投げました。阪神に獲って嬉しい最大の誤算だったのが岩崎、ドラフト６巡目ながらも大瀬良以上に安定した投球を見せ、先発陣はセリーグの中でも安定していたのではないでしょうか。　一方、リリーフ陣は呉スンファンがクローザーとして見事な活躍をしたものの、セットアッパーを務めた福原や安藤、加藤らが軒並み揃って成績を落とし、苦しい台所事情となりました。三人共高齢で、特に福原は球威面の衰えがはっきりと見えており、少しセットアッパーとしてはもう厳しいのではないかと思われます。また、呉スンファンもＭＬＢ挑戦を既に明言しており、リリーフ陣の大幅なメンバー変更は既にもう目の前にまで迫っており、迅速な世代交代を進めていく必要がありそうです。　そんな中、期待できそうな若手投手が何人も出てきたのは大きな収穫で、まず面白そうな投手として名前が上がるのは歳内、被ＩＳＯＰこそヤクルト戦に先発して打ち込まれてしまった為に大幅に悪化したものの、三振奪取能力は非常に長けており、新生リリーバーとして期待できそうです。他には松田も日米野球で見事な投球を見せ、剛腕リリーバーとして来年こそフル回転して欲しいところで、金田も１５０キロを計測して一通りの変化球を投げてリリーフ投手としてまずまずの活躍を見せるなど楽しみな投手は結構いる点は明るい材料です。また、球団もリリーフ投手の補強の必要性も認識していたのか？石崎を２巡目で指名しました。来年は彼ら４人の成長や活躍が大きく鍵を握ることとなるのではないでしょうか。【メール便対応】サン・クロレラ粒タイプ 800粒サンクロレラ愛犬用サン・クロレラ粒タイプ 8...価格：1,571円（税込、送料別）

2014.12.14

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TEXオフ情報

　『先発左腕トレードで獲得』　ケンプがＳＤへ移籍することや大物投手レスターのＣＨＣへの移籍、セスペデスのＤＥＴ移籍など有力選手の移籍情報が相次ぐ中、ＴＥＸは複数選手とマイナー契約を少し交わしただけであまり大きな動きがありませんでしたが、ようやく動き出しました。ＴＥＸは先発左腕としてＷＡＳのデトウィラーをトレードで獲得したことを発表、これでダルビッシュ、ホランド、デトウィラーの三本柱が形成されることになりそうです。デトウィラーは今年リリーフでの登板が多かったですが、昨年までは先発投手として起用されており、主な武器は９３マイルのシンカーに加えてカーブとチェンジアップを持っています。投手のタイプとしては三振を奪うタイプではなく、奪三振率はかなり低いのですが、ゴロを打たせる割合が高く、ＭＬＢの打球割合の平均は４４％ですが（実はＭＬＢは飛球の割合が過半数を越えています。なので４４％以上がＧＢタイプの投手となります）、それを上回るＧＢ％を毎年記録しているなど打者有利のアーリントンでは必要な要素ではないかと思われます。ペレスやハリソンが来季戦力になれないだけに、デトウィラーに懸けられる期待は大きくなりそうです。また、ＴＥＸからはボスティック内野手とデロスサントス右腕投手が移籍することとなりました。　また、もう一つ大きなニュースがあり、日本の野球ファンにはどちらかと言えばこちらの方が大々的に報じられているのが藤川との契約合意です。ＣＨＣではあまり活躍できなかった藤川ですが、奪三振率に注目して獲得したとのことで、現状フェリスがクローザーを務めているものの、不安定な感が否めないだけにチャンスは大いにありそうです。更に以外ではありますが、ＧＢ％が高い投手で藤川もＧＢタイプの投手であり、この点も注目したところかもしれませんね。ただし、気になる点としては与四死球率が芳しくない点、この部分さえせめて３．００台にまとめてくれればといったところではないでしょうか。【送料無料】ロンドンブルートパーズが入ったシルバーペアネックレスオリジナルデザインのペア...価格：22,680円（税込、送料込）

2014.12.13

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第12回　広島投手　batted ball集計結果

　『上野弘文』　それでは今回は今年限りで戦力外通告を受け、来季から打撃投手へと転身する上野のbatted ball集計の結果を見ていきたいと思います。それではトータル・・・と言っても１試合しか登板がありませんでしたが、見ていきたいと思います。　『上野』１試合　２回　２与四球　ＦＩＰ６．１２　防御率１３．５０　「batted ball」４ＧＢ：３ＦＢ：１ＬＤ：１ＩＦＦＢｔＥＲＡ：５．９７８２　計１．３３年間予想失点※受けた捕手は石原のみなので、今回は捕手別はなしです。　大学・社会人ドラフト３巡目で指名し、ブラウン監督が直接京セラドームへ出向くほどの熱の入れようだったものの、プロではあまり活躍できずに終わってしまいました。batted ballは僅１試合しかありませんが、やはりＦＢタイプの投手であり、現に今回も『プロ野球　ヌルデータ置き場』様のサイトで「アウト時の内容一覧」を見てもゴロとフライの数がそれほど違わず、安打の打球を入れれば恐らく逆転したと思われます。しかし、その割には球威面ではそれほどのものでもなく、被ＩＳＯＰは２００８年が．１４９、２０１０年は．２３８、２０１３年は．２０６と非常に高いものとなっており、与四死球率も芳しくない上に奪三振率もそれほど高いわけではなかっただけに、正直言わせてもらって一軍で活躍できる要素が何一つなく、やはりこれでは厳しかったと言わざるを得ないかなと思います。　また、個人的に印象に残ったのは打撃投手に転身することになった際に掲載されていた上野のコメント、「２年目からはかわす投球しかできなかった」と書かれていました。確かにドラフト当時の触れ込みでは最速１５１キロを計測する直球と書かれ、アマチュア時代では様々なドラフトサイトで１５０キロ前後の豪速球を投げる剛腕タイプだと書かれており、恐らくアマチュア時代は本当にそういった投球をしていたのだろうと思われます。しかし、プロでは一度もそういった投球を目にすることができなかっただけに、以前にも書かせていただきましたが、もしかしたら故障によって豪速球が投げられなくなってしまったのかもしれません。やはり１年目の春季キャンプに痛めた右足の内転筋痛が印象に残るのですが、どうでしょうか？それにしても苦節何年かでプロに入りながら一度も本来の自分の投球で勝負できなかったのは本当に悲運な投手だったなと思います。元々千葉ロッテが指名予定だった選手をこちらが強硬指名した形だっただけに、何か悪い事をしてしまったなと今では感じます・・・。※　次回は池ノ内のbatted ball集計結果を見ていきたいと思います。東京駅でも人気！楽天上半期ランキング受賞！(お歳暮/御歳暮/お土産/スイーツ/プレゼント/ギフ...価格：1,080円（税込、送料別）

2014.12.12

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第11回　広島投手　batted ball集計結果

　『河内貴哉』　それでは今回は河内のbatted ball集計の結果を見ていきたいと思います。いつものようにまずはトータルでの成績を見ていきたいと思います。　『河内』１２試合　１０．０回　２被本塁打　６奪三振　２与四球　３与死球ＦＩＰ６．０２　防御率３．６０　「batted ball」１１ＧＢ：１１ＦＢ：４ＬＤ：７ＩＦＦＢ：２ＨＲｔＥＲＡ：５．５８３３　計６．２０年間予想失点　昨年ワンポイントとして復活を遂げ、左腕不足もあって更なる活躍を期待されましたが、今年は僅か１２試合のみの登板に留まりました。batted ballを見る限り基本的に河内は典型的なＦＢ投手、この傾向は実は昨年も同様で、『プロ野球　ヌルデータ置き場』様のサイトで「アウト時の内容一覧」が記載されていますが、そこでの数字を見てもゴロよりもフライの方が上回っているのが確認できました。しかし、スピードが最速１３１キロしか出なかったのに大丈夫？と思われる方おられるかと思いますが、打球の内訳で一つ大きな特徴として目に付くのが内野フライの多さにあります。登板試合が少なく、投球回数も少ないということもありますが、ＩＦＦＢ％は何と３９％ととてつもない数字を記録しており、十分打者を力で抑え込むが出来ていると思います。被ＩＳＯＰも今年は２本の本塁打を打たれたことで少ない打数が絡み、被ＩＳＯＰが．１７１と非常に高いものとなってしまいましたが、長打はこの２本の本塁打に加えて二塁打１本のみに留めており、現に昨年の被ＩＳＯＰは．１００とそこまで悪くない数字を記録しており、十分押すことができる投手なのではないかと思います。ただし、一つ大きな問題となってくるのが制球力の悪さにあり、見ての通りワンポイントの役割が主でありながら四死球が投球回数の半分というのはやはり問題です。他で課題として挙がるのが球種の少なさ、ほぼ直球とスライダーしか投げず、ここからは個人的なイメージですが若い頃と同じようにただ思い切り投げているだけの印象が拭えません。もうベテラン投手なのですからそろそろ球種を増やして打者に的を絞らせないとかいった工夫をして欲しいなという印象です。　『会沢』　８試合　　５．２回　０被本塁打　２奪三振　１与四球　２与死球　「batted ball」　７ＧＢ：　６ＦＢ：１ＬＤ：４ＩＦＦＢｔＥＲＡ：３．０７６８　計３．４２年間予想失点「catcher score」：＋２．７８　『石原』　２試合　　２．０回　１被本塁打　１奪三振　１与四球　１与死球　「batted ball」　３ＧＢ：　１ＦＢ：１ＬＤ：１ＩＦＦＢ：１ＨＲｔＥＲＡ：１１．９２８　計１３．２５年間予想失点　「catcher score」：－７．０５　『倉』　２試合　　２．１回　１被本塁打　３奪三振　０与四球　０与死球　「batted ball」　１ＧＢ：　４ＦＢ：２ＬＤ：２ＩＦＦＢ：１ＨＲ　ｔＥＲＡ：６．２５０３　計６．９４年間予想失点　「catcher score」：－０．７４　一応、結果だけ見ると会沢が一人勝ちしている印象ですが、あまりにもサンプルが少なすぎるのであまり意味はないかと思われますが、個人的には倉が３奪三振無四球で、本塁打を１本打たれた影響でｔＥＲＡこそ悪いですが、本塁打を抜けば２．２１７８となります。ただし、やはり登板試合数も投球回数も少ないので、もっと登板できるように活躍して欲しいところです。※次回は上野のbatted ball集計結果を見ていきたいと思います１試合しか投げていませんが・・・。ワッフルジャンルランキング1位獲得ワッフル／業務用／送料無料食べやすいサイズでお値打ちに！...価格：1,980円（税込、送料込）

2014.12.11

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第10回　広島投手　batted ball集計結果

　『今井啓介』　それでは今回は今井のbatted ball集計の結果を見ていきたいと思います。ちなみにオフにもかかわらずシーズン中よりもアクセス数が増えているのですが、どうも試合レポートよりもこういったオフシーズンネタの方が受けが良いのでしょうか？＾＾；話を戻してまずはトータルでの成績を見ていきたいと思います。　『今井』１１試合　１７．０回　１被本塁打　２０奪三振　１０与四球　１与四球　１与故意四球ＦＩＰ３．４７　防御率６．３５　「batted ball」２４ＧＢ：１７ＦＢ：８ＬＤ：４ＩＦＦＢ：１ＨＲｔＥＲＡ：３．９６３８　計７．４９年間予想失点　昨年ようやく一軍戦力としての目処が立ったと思われましたが、今年は防御率６．３５と奮わない数字を残して戦力になれず、ファンの方の印象もかなり悪かったのではないでしょうか。しかし、ＦＩＰを見る限りでは３．４７と大瀬良辺りよりも上の成績を残しており、ｔＥＲＡでもそれほど悪い数字は記録していません。また、被ＢＡＢＩＰが非常に高いところを見ると、今年は運が悪かった印象を感じます。　打球傾向に話を戻しますと、意外に今井はゴロを打たせる投球ではなく、フライやライナーといった打球が多いことが分かります。また、今年は奪三振率が１０．５９と投球回数を越える高い数字を記録しており、被ＩＳＯＰは．１０８とそれほど高くはないのでＦＢ投手としては充分な数字だと思われますので、戦力として働ける下地はある投手なのではないでしょうか。ただ気になるところはライナーが多い点、ＬＤ％の平均は８％ですが、今井の場合は１４．８％と非常に高い為にこの辺りがヒットを打たれやすい要因となっているのではないでしょうか。他には与四死球率も年々悪化してきており、今年はなんと６．３５と同じく与四死球率が酷かった福井もびっくりする程あまりにも酷過ぎる数字です。戦力として働ける下地はありますが、ヒットや四球を多く出すというところは大きなマイナスポイントですので、現状ではそこまで信頼の置けるポジションには据えづらい点は否めず、起用したとしてもモップアップや先発ＫＯ時のロングリリーフといった役割になりそうです。まずは制球力の改善から始めて欲しいところです。それでは捕手別に見ていきたいと思います。　『会沢』　５試合　　６．２回　０被本塁打　　７奪三振　　１与四球　０与死球　１与故意四球１０ＧＢ：　３ＦＢ：３ＬＤ：１ＩＦＦＢｔＥＲＡ：２．０５７５　計　３．８９年間予想失点「catcher score」：＋３．６　『石原』　３試合　　４．１回　０被本塁打　　６奪三振　　０与四球　０与死球　０与故意四球　５ＧＢ：　５ＦＢ：３ＬＤ：２ＩＦＦＢｔＥＲＡ：１．７８２０　計　３．３７年間予想失点「catcher score」：＋４．１２　『倉』　３試合　　５．０回　１被本塁打　　４奪三振　　９与四球　１与死球　０与故意四球　９ＧＢ：　９ＦＢ：２ＬＤ：１ＩＦＦＢ：１ＨＲｔＥＲＡ：８．８９１３　計１６．７９年間予想失点「catcher score」：－９．３　『中東』　１試合　　１．０回　０被本塁打　　３奪三振　　０与四球　０与死球　０与故意四球ｔＥＲＡ：－２．７１２　計－５．１２年間予想失点「catcer score」：＋１２．６１　今回は初めて中東が参戦することとなりました。結果を見れば中東が圧勝という形になりましたが、それも当然で阪神戦で途中からマスクを被って今井と組み、１回三者連続三振を記録しました故にbatted ballなしという結果に。当然中東は参考になりませんが、倉のみ異常に与四死球率も悪いことが顕著に表れています。そこで思い出されるのが倉の捕球能力、倉は元々捕球面に難があると言われており、、永川とは相性が良くないと言われていましたが、同じく縦変化が武器である今井とももしかすると相性が悪いのかもしれませんね。※次回は河内のbatted ball集計結果を見ていきたいと思います。元気目覚める！！「宮崎県自社農場産有機にんにく」と、「九州産有精卵」を使用。においが気に...価格：1,382円（税込、送料込）【送料無料】■送料無料■青森産黒ニンニク臭いの心配も無く、フルーティーで美味しいから毎日...価格：5,214円（税込、送料込）

2014.12.10

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番外編　日本球界復帰選手分析　vol.1

　『松坂大輔』　今回の企画は来年から日本球界に復帰することになった日本人ＭＬＢ選手らがどのような状態なのかをデータで見ていきたいと思います。現在、松坂と中島の二人がそれぞれソフトバンク、オリックスに入団が決まり、田中賢介やＴＯＲからＦＡとなっている川崎宗則も日本球界復帰の可能性があります。記念すべき第一回は元ＮＹＭの松坂投手から見ていきたいと思います。※データはfangraphsを引用しています。　松坂は『平成の怪物』と呼ばれた言わずと知れた日本のエースでした。２００７年から巨額のポスティング額を入札したＢＯＳへ入団し、アメリカでも大騒ぎになりましたが、２年目から怪しくなり始め（２年目はキャリアハイじゃないの？と思われる方もおられるかと思われますが、この話をするとかなり長くなるので、詳しい話はwikiをご覧いただければと思います）、契約に見合う活躍をすることなく、更に追い打ちをかけるかのように右肘の故障が発覚してトミー･ジョン手術を受け、２０１２年のオフにＢＯＳは松坂の契約更新を行うことなく、２０１３年はＣＬＥに移籍するもメジャーでの登板機会なく自ら退団を申し入れてＮＹＭに移籍、今年は主にリリーフでしたが、先発としても９試合に登板しています。それでは詳細な成績を見ていきたいと思います。　まず現在の松坂の持ち球ですが、今年の直球の最速は１５１キロ、平均１４５キロとかつてのスピードはそれほど失われているわけではなく、まだまだ剛腕投手であると言って良いのではないでしょうか。ただ、ＢＯＳ時代に比べて大きく変化しているのは直球の比率、これまでは５５％前後を記録していましたが、現在は約３０％弱に留まり、その代わりにカットボールやツーシームなどの動く直球を駆使しています。また、非常に使う比率が増えているのがカーブ、今年は投球全体の１３％を占めており、昨年はそれを更に上回っているなど緩急をつけた投球をしており、かつて日本時代に見せていた直球とスライダー、チェンジアップといったパワーピッチとは大分変わってきています。ただし、直球のキレは悪くなっており、今年は持ち直したものの少し酷い数字を記録しています。松坂の武器と言えばスライダーですが、さすがに落差は非常に大きく、横変化は６．９、縦変化では－１．１を記録しているなど凄まじい落差ですね。ちなみにダルビッシュの縦変化は－４．５、横変化は９．４と松坂以上に凄まじい曲がりです。また、もう一つの武器として挙がるのはスプリット、かつて使用していたチェンジアップは鳴りを潜め、こちらを積極的に使っています。　それでは奪三振率から見ていきますと、今年は８．４２と高い数字を記録しており、昨年までも高い数字を記録しているなど、三振奪取能力はまだまだ健在なのではないでしょうか。しかし、問題となってくるのは与四死球率、これまででも今年は５．５１と非常に悪く、元々２０１３年、２０１２年以外は４．５０前後、酷い時は５．５４など制球力が非常に悪いのが特徴的です。それでも豪速球を投げ込む投手ならばストライクゾーンに投げ込めば日本人打者相手ならば抑え込めるので与四死球率は改善される傾向にありますが、ここまで悪い場合だとヤクルトを退団したカーペンターのようにあまり改善出来ない可能性があるかと思います。ただ日本の打者はＭＬＢ打者に比べると選球眼が悪いだけに、何とか工夫したいところでしょうか。先発でこの与四死球率の悪さだと球数が嵩んで長いイニングを投げれないことに加え、リリーフ陣にも相当な悪影響を及ぼすといった弊害が出てくる点は否めません。この辺りこそが制球が悪い投手は先発よりもリリーフに廻った方が良いとされている一因とも言えます。次にbatted ballですが、８８ＧＢ：７６ＦＢ：４３ＬＤ：９ＩＦＦＢ：６ＨＲと分類されます。これを見る限りでは松坂はゴロを打たせるタイプではなく、球威で抑え込む投手だと思われます。２０１０年の被ＩＳＯＰは．１４０、今年は被本塁打率が０．６５と低いにもかかわらず．１４７とやはり高めの数字を記録しており、球威で抑え込む投手でありながら球威があまりないように見受けられます。ただこれはＭＬＢ打者相手なので日本人打者相手だとどうなるのかが一つのポイントとなりそうです。そういった意味では広いヤフードームを本拠地にしているソフトバンクに入ったのは大きいのではないでしょうか（横浜だとちょっと危なかったかも）。　奪三振能力が高いものの、制球力が非常に悪い上にＦＢ投手でありながら球威面にも大きな懸念材料があるという事を考えると、日本で抜群の成績を残せるかと言われると少し不安な面が拭えないかと思われます。なのであまり高い評価は下せませんが、かつて日本を代表する投手に留まらず、ＷＢＣやオリンピックでエースとして投げていた投手です。私はよく野球観戦に行きますが、来年また一つ観戦する楽しみが増えて嬉しい限りです。選手評価：Ｃ（制球と球威がポイント）※ＩＦＦＢ％の計算が間違っていましたので取り消しさせていただきます。送料無料博多とんこつラーメン大人気屋台小金ちゃん選べる福袋　みそとんこつ醤油豚骨熊...価格：1,499円（税込、送料込）

2014.12.09

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第9回　広島投手　batted ball集計結果

　『大瀬良大地』　それでは今回は大瀬良のbatted ball集計の結果を見ていきたいと思います。まずはトータルでの成績の結果です。　『大瀬良』２６試合　１５１．０回　２０被本塁打　１１６奪三振　４０与四球　３与死球ＦＩＰ４．１６　防御率４．０５　「batted ball」２３０ＧＢ：１４８ＦＢ：４３ＬＤ：３５ＩＦＦＢ：２０ＨＲｔＥＲＡ：４．２５２９　計７１．３５年間予想失点　１０勝をあげて新人王を受賞した大瀬良ですが、ＲＳＡＡは－７．６６と非常に悪く、ＱＳも５割を切るなど正直新人王にはふさわしくない内容だった点は否めません選考に大きな疑問符がつくところ。序盤こそはゴロを多く打たせていた大瀬良ですが、一発を浴びる傾向が強く、打球傾向も徐々にフライを打たれる比率も増え始めたこともあり、そこまでゴロを打たせる投手ではなくなりました。　打球傾向を見てみますと、ＧＢ％は４８．３％とウィキペディアに記載されている打球割合の平均５０％を下回っているところから見ると、大瀬良はＧＢ投手ではなく、あくまでも球威で抑え込むＦＢ投手であることが分かります。しかし、ＦＢ投手として大きく問題として挙がるのは被ＩＳＯＰの高さと奪三振率の低さにあります。被ＩＳＯＰは何と．１５０ととてつもなく高い数字を記録しており、奪三振率は６．９１とＦＢ投手にしてはかなり物足りない成績となっています。これでは三振が取れないので常に球威で抑え込むことが求められますが、その肝心の球威で圧倒することができず、調子の波が激しくなって非常に不安定な投球になりがちで安定感や信頼感に欠けてしまいます。現に調子を取り戻した９月以降でも好投する日と打ち込まれてＫＯする日の両極端に分かれてしまっており、大瀬良にもその兆候が表れています。それでもｔＥＲＡが悪い数字にならないのは制球力に長けているところがあり、四球で大崩れするタイプではないところが救いではないでしょうか。　しかし、他にも地味にライナーの比率がやや高い点や内野フライを打たせる割合もやや低めなので、上積みがなければ２年目のジンクスに嵌まる可能性があると思われます。何より一番の大きな課題は被本塁打率が非常に高い点、ＴＥＸのダルビッシュもそうでしたが好投していたとしても走者を溜めた後にポーンと打たれたり、２ラン本塁打を２発打たれて結局６回３、４失点だったといった結果になりかねず、三本柱の一人としてはちょっと寂しいところがあります。まずは低い奪三振率の引き上げから目指して欲しいところですが、幸い大瀬良は秋季キャンプでフォークなどの習得に励んでいるとのことなので何としてもモノにして欲しいところです。後もう一つ課題として挙げたいのは直球に頼ることを辞めることで、ＭＬＢの超一流の投手や剛腕リリーバーならばいざ知らず、今のご時世で直球が全体の５割を越えているのはさすがに一辺倒すぎるように思います。現にその直球で１２本もの本塁打を被弾しており、空振りもそれほど奪えていないだけに、直球よりもカットボールを中心にして投げた方が良いのではないでしょうか。カットボール以外のスライダーやカーブといった変化球の精度をもう少し上げていく必要もあるのではないかと思われ、空振りを奪う球種の習得など結構課題は多い投手です。それでも持ちうる力はある投手なので、課題を解消してエースへの道を駆け上がって欲しいところです。それでは捕手別に見ていきたいと思います。　『石原』１２試合　　８３．１回　１０被本塁打　６３奪三振　１６与四球　１与死球１２５ＧＢ：　７２ＦＢ：２３ＬＤ：２３ＩＦＦＢ：１０ＨＲｔＥＲＡ：３．７２９３　計６２．５７年間予想失点「catcher score」：＋８．７８　『会沢』　９試合　　４２．０回　　５被本塁打　３３奪三振　１７与四球　１与死球　６１ＧＢ：　４３ＦＢ：１４ＬＤ：　９ＩＦＦＢ：　５ＨＲｔＥＲＡ：４．６６０８　計７８．２０年間予想失点「catcher score」：－６．８５　『倉』　４試合　　２０．２回　　５被本塁打　１７奪三振　　６与四球　０与死球　３５ＧＢ：　２２ＦＢ：　５ＬＤ：　３ＩＦＦＢ：　５ＨＲｔＥＲＡ：５．４６６０　計９１．７１年間予想失点「catcher score」：－２０．３６　『白濱』　１試合　　　５．０回　　０被本塁打　　３奪三振　　１与四球　１与死球　　９ＧＢ：　１１ＦＢ：　１ＬＤ：　０ＩＦＦＢ：ｔＥＲＡ：４．１３３８　計６９．３６年間予想失点「catcher score」：＋１．９９　白濱は僅か１試合なので参考になりませんが、結果はゴロを打たせる投球が冴え渡っている４、５月頃に多く組んでいた石原が圧勝という形になりました。しかし、会沢と組んだ場合は他の捕手と比べて与四死球率が悪いということが顕著に出ており、大瀬良は石原の方が良いのかなという印象を受けます。これまで会沢が優勢気味に進んでいましたが、今回は石原が巻き返した印象です。※次回は今井のbatted ball集計結果を見ていきたいと思います。とんこつラーメン熊本ラーメンおしろツアーズラーメンとんこつ人気店名店お取り寄せ熊...価格：1,620円（税込、送料別）

2014.12.08

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番外編　順位予想と結果検証　中日野手編

　『高齢化危機もドラフトで実力派を指名』　それでは今回は中日ドラゴンズの野手陣の開幕前の評価と結果を見ていきたいと思います。打撃のキーマン：大島（出塁率を持ち直せるか）打撃力評価：☆☆☆☆実際の評価：☆☆　開幕前は強めの打線ではないかと予想させていただきましたが、結果はセリーグ最下位のＯＰＳを記録してしまうこととなりました。原因として挙がるのは和田の長期離脱と平田の若干の伸び悩み（長打率の方が伸び悩む）と高橋周平が足踏みしてしまった点が挙げられるのではないでしょうか。特に和田はＯＰＳ．８６９と年齢の心配を全く感じさせない圧倒的な成績を残していただけに、死球での故障離脱はチームにとって相当痛いものとなったのではないでしょうか。しかしながら開幕前に打撃のキーマンとさせていただいた大島は見事な復活を果たし、リードオフマンとして活躍を見せ、ルナもチームＮＯ．１のＯＰＳ．８８８を記録し、森野もＯＰＳ．８０２と中軸打者として充分な成績を残しており、得点源としてしっかりと機能しました。とはいえやはり和田は年齢の問題がネックとなりますし、森野も高齢化しつつあり、いつ衰えが来るか分からない状況なのでバックアップが必要だとは思いますが、そこは藤井であったり若手の高橋周平辺りが控えているのでその点は問題ないかと思われます戦力としては成長がない限りは大幅ダウンになりますが。個人的にはポスト和田として高橋周平を外野にコンバートさせるという手もあるのではとも思いますが。　しかし、大きな問題となってくるのは二遊間、外国人選手のエルナンデスは開幕前に『そこそこの成績を残すとは思うが、助っ人としては物足りない』と評させていただいた通り、日本人選手としてならばまずまずの成績とは思いますがやはり助っ人としては物足りなさが否めない結果となりました。荒木も昨年に比べると見事な復活を果たしましたが、出塁率が低い点が否めないので上位に名を連ねる選手としては厳しい感が否めません。シーズン中は堂上や谷辺りがショートとして起用されていましたが、期待にこたえられたとは言えない結果となるなどやり繰りに苦心している感があります。球団は即戦力内野手を二名獲得しましたが、彼ら二人はパンチ力があるのですぐにでもレギュラー起用を検討してみても良いのではないでしょうか。荒木は以前ショートも務めていただけに臨機応変に起用していくプランも面白いかもしれません。　余談ですが、近年の中日はあまり野手育成が上手くいってない印象で、指名した内野手は次から次へと失敗を重ねており、高校生ＮＯ．１スラッガーと評された堂上は今や完全に守備の人となり、当時は強打が売りで守備に難など言われていたにもかかわらず完全にあべこべになってしまっていますね。平田にしてもスラッガーだったはずですが、どうも選球眼が売りの鳥谷のような出塁率タイプの選手となり、球団が期待していた方面とは違うタイプの選手になってしまっています。あれだけ騒がれた高橋周平もやや停滞気味ですし、ちょっと心配な面があります。そう言った意味では野手は即戦力重視に切り替えるといった落合ＧＭの英断は正しかったのかも？しれません。黒糖しょうがパウダー国産生姜パウダー粉末激辛黒糖生姜湯 300g×2袋セットしょうが湯シ...価格：2,800円（税込、送料込）

2014.12.07

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第8回　広島投手　batted ball集計結果

　『篠田純平』　それでは篠田のbatted ball集計の結果を見ていきたいと思います。まずはトータルでの成績を見ていきたいと思います。　『篠田』１２試合　５１．２回　５被本塁打　２４奪三振　１４与四球　１与死球ＦＩＰ４．３２　防御率４．７０　「batted ball」１０２ＧＢ：４３ＦＢ：２１ＬＤ：７ＩＦＦＢ：５ＨＲｔＥＲＡ：４．７３４８　計２７．１８年間予想失点　毎年エレベーター投手の域を脱しきれない投手で年々成績は悪化していく一方でしたが、今年はやや持ち直した印象を持つも結局はまたエレベーターのようなシーズンでした。この投手はゴロを打たせることが持ち味と毎年言ってきたので、さすがにゴロを打たせる割合が高いのですがｔＥＲＡはＦＩＰよりも悪い数字となっています。その理由としては被本塁打率がやや高い点に加え、奪三振率があまりにも低すぎる点、そしてライナーを打たれる比率が高い点にあるかと思われます（内野フライも少ない）。特にいくらゴロを打たせる投球とはいえ奪三振率４．１８はあまりにも低すぎるのではないでしょうか。よく「リリーフの方が良いのではないか？」という声もありますが、三振を奪えないですし被本塁打率も高い上にライナーを打たれやすいということはヒットも打たれやすいということなので、とてもリリーフは任せられないなと思ってしまうところです。やはりどちらかと言えば長いイニングを投げる役割の方が向いているかと思われまが、長いイニングでも信用できるような内容ではなく、現状では大竹の超劣化版といった印象で、劇的なパワーアップがない限りはこのまま調子が良い時のみ起用するエレベーター投手として起用されていくことになるのではないでしょうか。個人的に篠田は１年目の頃の方が原石ではあったものの一番輝いていた投球をしていたように思います。https://www.youtube.com/watch?v=iUYU8hsIt7c　こちらが今のフォームですが、やはり一年目の方が良いのでは？と思います。https://www.youtube.com/watch?v=UV0_r6xIqq8　将来性に期待の持てる素材型投手と評されて入団しましたが、課題を解消する為に結局本来持ち味だったスピードなどを失って小さくまとまってしまう（しかも課題も解消できてない）という少し厳しい言い方になりますが、この手のタイプによくありがちな典型ではないかなという印象を持ってしまうところです。ドラフト候補を評価する際によくノビシロという言葉を使われるケースが非常に多いですが、正直何を持ってノビシロだの言うのか個人的に甚だ疑問に感じます（これについてはまた後ほど）。それでは捕手別に見ていきたいと思います。　『石原』　６試合　２１．０回　２被本塁打　１２奪三振　８与四球　１与死球　「batted ball」　３８ＧＢ：１５ＦＢ：　９ＬＤ：３ＩＦＦＢ：２ＨＲｔＥＲＡ：４．９５４９　計２８．４４年間予想失点「catcher score」：－１．２６　『白濱』　６試合　３０．２回　３被本塁打　１２奪三振　６与四球　　「batted ball」　６４ＧＢ：２８ＦＢ：１２ＬＤ：４ＩＦＦＢ：３ＨＲｔＥＲＡ：４．５９１４　計２６．３６年間予想失点「catcher score」：＋０．８２　登板試合数こそ少ないですが、ほぼ二人で分け合う形となりました。結果としては白濱が僅かに良いぐらいですが、基本的に投手との乖離は殆どありませんでした。今回は珍しく石原と白濱のみで、会沢と倉は篠田と組んでいませんでした。※次回は大瀬良のbatted ball集計の結果を見ていきたいと思います。ＰＳ：中島、松坂らメジャー組の日本球界復帰が決定しましたね（田中賢介も日本球界復帰の噂が流れていましたが、あれは結局どうなったのやら）。それにしても１２億とは凄い金額・・・、広島とは縁のなさそうな話ですね。びっくり仰天！サイズ★雑誌『ファミ通』でも紹介！【送料無料】特大・手作りハンバーガーセッ...価格：3,280円（税込、送料込）

2014.12.06

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番外編　順位予想と結果検証　中日投手編

　『エース不在も』　それでは今回は中日の投手陣の開幕前の評価と結果を見ていきたいと思います。投手のキーマン先発：岡田（吉見に続く先発の柱になれるか）救援：浅尾（かつての状態に戻せるか）投手力評価：☆☆実際の評価：☆☆☆（リリーフ陣の二枚看板が大健闘）　開幕前はやや低評価とさせていただきましたが、チーム防御率は２位とまだまだ投手力は健在です。まず一番大きな点として挙がるのはエース候補の大野が着実な成長を遂げ、いよいよ来年こそは新エースとしての期待を掛けられることとなりそうです。また、山井が１３勝を収めて最多勝を受賞して二人で先発を支える結果となりました。他には若手左腕の濱田が台頭し、ベテラン左腕の雄太も奮闘、カブレラもある程度の成績を残すなどエースこそ不在ですが、ある程度のメンバーが揃ったことは大きかったのではないでしょうか。しかし、主格の大野と山井の二人の投球はそこまで凄味があるわけではなく、ＦＩＰはそれぞれ３．７４と４．１０と防御率との間に非常に大きな乖離が生まれており、少々出来過ぎな面があるので油断は禁物です。ただし、ここに故障中の吉見や新人の野村辺りが入ってくれば一気に投手陣に厚みが出てきそうです。　リリーフ陣は２年目の若手右腕である福谷と新人の又吉がセットアップやクローザーとしての役割を全うし、二人とも非常に素晴らしい成績を残しました。ただし、浅尾は復活できずに完全に低迷しており、来年もこの二人にかかる負担は相当大きなものになりそうで、下手をすると浅尾の二の舞になりかねない危険が残ります。特に又吉は消耗の激しい速球派サイドで、基本的にこの手のタイプは寿命が短いので身体のアフターケアはより入念にした方が良いように思います。他所のチームの話ではありますが、もう少し疲労面などを考慮した起用をしていくべきなのではないでしょうか。他では又吉と同じ新人の祖父江が終盤打ち込まれて一気に防御率が悪化しましたが、５４試合に登板して見事な活躍を見せました。　開幕前には過渡期と評させていただいた中日投手陣ですが、今年に入って若手投手が多く台頭して一気に世代交代が進んだ印象を受けます。恐らくこのメンバーに新外国人投手や新人投手の加入、不振だった岡田や故障中の吉見の復活などで戦力の底上げができれば一気に再び投手王国の機運も高まってくるかもしれません。強いて挙げればエースが不在であるという点、確実に勝てる投手がいないというところは痛いところですが、そこはポテンシャルを見る限りでは大野に期待したいところではないでしょうか。とんこつラーメン熊本ラーメンおしろツアーズラーメンとんこつ人気店名店お取り寄せ熊...価格：1,620円（税込、送料別）

2014.12.05

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第7回　広島投手　batted ball集計結果

　『西原圭大』　それでは今回は西原のbatted ball集計の結果を見ていきたいと思います。まずはいつものようにトータルでの成績を見ていきたいと思います。　『西原』１１試合　１６．１回　２被本塁打　１３奪三振　５与四球　２与死球ＦＩＰ４．４１　防御率６．６１　「batted ball」２７ＧＢ：２１ＦＢ：３ＬＤ：４ＩＦＦＢｔＥＲＡ：４．２３５１　計７．６９年間予想失点　即戦力のリリーフ投手として期待された西原ですが、あまり結果を残せずに６月３日の登板を最後に一軍に昇格することはなくシーズンを終えてしまいました。batted ballを見ても分かることですが、どうやらゴロを打たせて取るタイプではなさそうで、ＧＢ／ＦＢは１．００と丁度同じとなっており、ライナーを入れれば逆転してしまいます。逆に奪三振率が１６．１回で１３と投球回数に近い（奪三振率７．１６）のでもしかして三振を奪うfly ballタイプの投手なのかもしれませんね（現にフェニックスリーグでも６回を投げて６奪三振を記録していました）。また、防御率がＦＩＰやｔＥＲＡと比べて悪い理由は恐らく長打を打たれる率が非常に高いからであり、被ＩＳＯＰは．１４５と非常に高いものとなっており、与四死球率もさほど良くはありません。とはいえ防御率６．６１はさすがに実力以上に悪い結果となってしまった感はありますが、それでも少し厳しいかなと思う次第です。　他に挙げられる課題としては三振を奪うタイプならば奪三振率ももう少し欲しいかなと感じます。いずれにしてもＦＢタイプの投手でありながら長打を打たれやすいですし、しかもそこそこ四球を出してしまうようでは一軍で登板させるのは心もとないなと感じざるを得ません。ただ唯一救いがある点として挙がるのはライナーの比率はこれまでの投手の中で最も低く、確実にヒットと思われる打球が少ないので、球威面を向上させることで大分変わってくると思われます。ただし、果たして来年２７歳の投手が今更球威面の向上をすることができるのか疑問ではありますが・・・、球威面の向上が無理なのならば更なる奪三振率向上の為にチェンジアップといった縦の変化球などの習得をしてみても良いのでは？それでは捕手別に見ていきたいと思います。　『石原』　８試合　　９．１回　１被本塁打　　６奪三振　４与四球　１与死球　「batted ball」１４ＧＢ：１０ＦＢ：３ＬＤ：３ＩＦＦＢｔＥＲＡ：４．８５１７　計８．８０年間予想失点「catcher score」：－１．１１　『白濱』　３試合　　４．０回　１被本塁打　　２奪三振　０与四球　１与死球　「batted ball」１０ＧＢ：　８ＦＢ：０ＬＤ：０ＩＦＦＢｔＥＲＡ：５．６０７９　計１０．１８年間予想失点「catcher score」：－２．４９　『会沢』　１試合　　３．０回　０被本塁打　　５奪三振　１与四球　０与死球　「batted ball」　３ＧＢ：　３ＦＢ：０ＬＤ：１ＩＦＦＢｔＥＲＡ：０．６４５３　計１．１７年間予想失点「catcher score」：＋６．５２　西原は６月上旬を最後に一軍の舞台から離れてしまったので後にレギュラーとして出場する会沢とは殆ど組んでおらず、前半戦に主にマスクをかぶっていた石原と白濱らと中心にバッテリーを組んでいます。ちなみに３人の合計が１１試合よりも多い１２となりますが、これは石原が代打を出されたことで２イニング目から白濱に代わったことが理由として挙げられます。結果的に会沢の一人勝ちとなっていますが、１試合だけなので何とも言えず、打球の内訳を見てもあまり大した違いはなさそうですね。　ただこれまでを振り返ってみて思うのが石原は若手投手と組んだ場合殆どマイナスになっているという点が気にかかるところです。これはたまたまなのかはたまた若手投手に合わせた配球ができないのか気になるところではあります。逆にここでは名前が出ませんでしたが、倉は若手投手と組んだ場合プラスになる傾向があり、会沢は比較的どの投手と組んでもプラスになる傾向が今のところ出ています。今後果たしてどのようになるのか続けていきたいと思います。※次回は篠田のbatted ball集計の結果を見ていきたいと思います。各セット1,980円(税別)！【楽天総合ランキング1位(2012年3月16日)】【期間限定！】★『新』本格...価格：2,138円（税込、送料込）

2014.12.04

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第6回　広島投手　batted ball集計結果

　『野村祐輔』　それでは今回は野村のbatted ball集計の結果を見ていきたいと思います。まずはいつものようにトータルでの成績をご覧ください。　『野村』１９試合　１０４．２回　１０被本塁打　７５奪三振　３７与四球　３与死球ＦＩＰ４．０８　防御率４．３９　「batted ball」１５９ＧＢ：１０５ＦＢ：３８ＬＤ：２２ＩＦＦＢ：１０ＨＲｔＥＲＡ：４．４４２　計５１．６６年間予想失点　ゴロを打たせることに長けていたはずの野村ですが、今年はＧＢ／ＦＢが１．１６とそこまでゴロを多く打たせられているわけでもなく、ライナーを入れたらたちまち逆転してしまう結果となりました。また、その影響で長打を浴びる比率も増加してしまい、今年は１０４．２回で１０被本塁打を浴びるなど被本塁打率や被ＩＳＯＰが上昇するなど炎上する登板が目立ちました。年々投球内容が悪化してきており、バリントンのように運が悪かったのか？と言われますが、ｔＥＲＡを見ても乖離が少ないのでほぼ実力通りの結果であると思われます。今年は遂にbatted ballですら悪化しているという結果となっており、踏ん張らなければこのままずるずるといってしまう危険性が高いように思います。まずはここ２年で最高球速１４３キロという明らかなスピード不足を解消して欲しいように思います。それでは捕手別に見ていきたいと思います。　『石原』　８試合　　３８．２回　　７被本塁打　３２奪三振　１８与四球　１与死球　「batted ball」　５３ＧＢ：　４６ＦＢ：１１ＬＤ：　　７ＩＦＦＢ：　７ＨＲｔＥＲＡ：５．５８３４　計６４．９３年間予想失点「catcher score」：－１３．２７　『会沢』　７試合　　４２．０回　　２被本塁打　２７奪三振　１３与四球　２与死球　「batted ball」　６５ＧＢ：　３８ＦＢ：１８ＬＤ：　　９ＩＦＦＢ：　２ＨＲｔＥＲＡ：４．０３３５　計４６．９１年間予想失点「catcher score」：＋４．７５　『白濱』　２試合　　１２．０回　　０被本塁打　　９奪三振　　４与四球　　「batted ball」　１９ＧＢ：　１３ＦＢ：　４ＬＤ：　　４ＩＦＦＢｔＥＲＡ：２．７４３１　計３１．９０年間予想失点「catcher score」：＋１９．７６　『倉』　２試合　　１２．０回　　１被本塁打　　７奪三振　　２与四球　「batted ball」　２２ＧＢ：　　８ＦＢ：　５ＬＤ：　　２ＩＦＦＢ：　１ＨＲｔＥＲＡ：３．８６６５　計４４．９７年間予想失点「catcher score」：＋６．６９　今回は石原と会沢が分け合う形になっており、きちんとした捕手別比較ができそうですね。結果的には会沢の圧勝という結果となっており、大きな差として挙がるのは四死球や被本塁打、ＧＢの数の差ではないかと思われます。ゴロを打たせる投球が主眼となる野村ですが、会沢は石原よりも引き出せていたと見ることができるのではないでしょうか。また、僅かな登板数ですが倉もＧＢの比率が非常に高い結果となっており、被弾してしまったことで白濱よりも悪いｔＥＲＡとなりましたが、ゴロを打たせる投球を引き出せていたと見ることができるのではないでしょうか。結論としては野村が登板する時は会沢の方が良いのかなといった印象を持ちました。それにしても今のところではありますが、意外と会沢がずっとプラスを維持し続けており、投手にとっては案外投げやすい捕手ということなのでしょうか？強打の捕手というだけでも大助かりですから嬉しい誤算といったところではないでしょうか。各セット1,720円(税別)！【楽天総合ランキング1位(2012年3月16日)】【ランキング入賞記念24時間...価格：1,857円（税込、送料込）

2014.12.03

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番外編　順位予想と結果検証　横浜野手編

　『一気に打力低下も』　もう忘れられてしまったかもしれないこのシリーズを久々に復活していきたいと思います。それでは今回は横浜ベイスターズの投手陣の開幕前の評価と結果を見ていきたいと思います。打撃のキーマン：石川（チャンスメーカーとして成長したい）打撃力評価：☆☆☆実際の評価：☆☆　昨年は非常に攻撃力の高いチームでしたが、今シーズンは中日に次いでＯＰＳが低い結果に終わりました。個人に目を向けていきますと、二冠王のブランコが故障が相次いでシーズンの３分の１以上を欠場して８５試合の出場に留まってしまったのが最大の誤算と言えます。次の誤算として挙がるのがバルディリス、比較的狭い球場が多く、京セラドームよりも打者有利な球場なチームへ移ったことで上積みを期待されましたが、結果的にはＯＰＳが大幅に激減してしまい、期待したほどの成績は残せずに終わってしまうなど、昨年の中村と変わらない打撃成績に落ち着きました。リードオフマンとして打撃のキーマンに挙げさせていただいた石川はミート力と選球眼が大幅に悪化してかなり物足りない打撃成績に終わるなど中核として期待された三人が揃って残念な結果となりました。　しかし、その中でも活躍したのが昨年大幅にブレイクした梶谷と今年から外野に転向した期待の大砲の筒香の二人、梶谷はさすがに昨年ほどの成績は残せませんでしたが本塁打を１６本打ち、ＯＰＳ．７９３を残して盗塁も３９個を記録して盗塁王を受賞など素晴らしい成績を残しました。打率こそ．２６３なので一見低いように見えますが、７０四球を選んで出塁率は．３５５を記録するなど申し分のない成績を残しています。選球眼は７０／１３５（ＢＢ／Ｋ）なのでまずまず良く、ミート力を向上すれば更に上積みが望めそうなので、来年は超強力なリードオフマンとして期待したいところです。筒香は外野に転向したことで守備の負担が減ったのか、チームＮＯ．１のＯＰＳ．９０２を記録するなど主軸打者として躍進に成功、来年は４番打者として更なる活躍が期待されます。他には途中入団で離脱した時期もありましたがグリエルも６２試合に出場してＯＰＳ．８８４を残すなどキューバの至宝らしい成績を残し、「ゴメス」こと後藤もＯＰ．８４３を残しました。捕手では黒羽根が一定の成績を残し、開幕前の不安を和らげる結果となりました。　しかし、来年はブランコの退団が決定し、グリエルの残留も不透明と一気に飛車角落ちとなりそうな気配があり、チーム５位のＯＰＳだったにもかかわらず一気に打力の低下が懸念されます。一応ブランコの代役としてロペスの獲得が濃厚はありますが、正直ブランコに比べると劣る点は否めず、ミート力はパワーヒッターにしては高いですが選球眼が非常に悪く、広島に例えると岩本のような打者なので計算しづらく、中軸打者として期待するのは少し厳しい感が否めません（下位に座るのならば非常に怖い打者ですが）。また、最大の懸案となっているショートも結局固まることはなく、大きな穴を抱えており、非常に重要なファクターであるショートが固定できてない上に有望な選手もいないチーム状態は芳しくないと言わざるを得ず、新人ながら倉本をアテにするしかないところは寂しいところです。幸い二軍には有望な若手野手が多そうなので戦力の底上げに期待したいところですが、この二人の穴はそう簡単には埋まりそうにありませんが・・・。ＰＳ：これからも出来る限り更新していきたいと思いますので、これからもよろしくお願いします＾＾。【国産】最高品質の玉ねぎの皮粉末効果・効能の違いを実感してください飲んで食べれるたまね...価格：1,280円（税込、送料込）

2014.12.02

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番外編　2014年　新人選手活躍予想

　『今年は如何に？』　新人選手紹介もドラフト総括も終わったので待望の？毎年恒例のこのシリーズを始めたいと思います。この活躍予想は来年どの程度活躍するかといった予想を行うのですが、評価する方法はいつもの通りで投手がＫ／ＢＢ、野手はミート力と選球眼、他にはＩＳＯＰなどを使用するなどあくまでも客観的に評価を行い、その後にチーム事情などを考慮した主観を混ぜてランクをつけていきます。また、他にはノビシロランプと前回採用すると書かせていただいた通り、『速球派＋スライダーのサイドスロー枠』を今年から採用したいと思います。選手の動画を殆ど見ずに行うという型破りな方法で今まで３回予想させていただきましたが、今のところ意外と当たらずとも遠からずといった結果が続いているところが不思議な次第です＾＾；。ところが２０１３年のドラフトは予想以上に活躍した選手がおり、ややそれも怪しくなってきましたが・・・。まずは初めて見る方は過去の新人選手の予想と結果を見ていきたいと思います。※成績のデータはドラフトレポートさんや社会人野球チーム野球部の記録を参考にさせていただいています。http://plaza.rakuten.co.jp/02061182uk/diary/201301020000/http://plaza.rakuten.co.jp/02061182uk/diary/201311170000/http://plaza.rakuten.co.jp/02061182uk/diary/201410200000/　それでは今年の新人選手の活躍を予想してみたいと思います。　『ＳＢ』島袋　Ｄ　下降曲線を辿り、かつての大石と被る印象あり　『オリックス』山崎　Ｃ　　２０１３年秋に本格化したかと思いきやまた元に戻りつつあり坂寄　Ｓ　　Ｋ／ＢＢ１３．０と非常に高い数値を記録西野　Ｃ　　ミート力は高く、選球眼はまずまず。かなり非力な面がどうなるか　『日本ハム』有原　Ａ　　見事に順調な上昇曲線を描くも最後で故障、しかし２試合ながら高水準の成績　『千葉ロッテ』中村　Ｂ　　実戦派の印象だったが意外に長打力あり盗塁も多く身体能力が高い。選球眼も良い田中　Ｄ　　Ｋ／ＢＢが一度も４．００を越えておらず、やや苦しいか　『西武』佐野　Ｄ　　１４年春までの成績しかなかったが、まだまだな印象外崎　Ｃ　　選球眼高く、ミート力も徐々に成長気配。　『楽天』福田　Ｄ　　最後の秋で長打力に磨きかかるもまだまだな印象入野　Ｂ　　Ｋ／ＢＢ３．９４を記録も被安打、被本塁打率が高く、独立リーグのレベルも不透明　『巨人』戸根　Ｄ　　Ｋ／ＢＢが３にも届かず、二部でこれは厳しい高木　Ａ　　Ｋ／ＢＢ３．７８を記録する田中　Ｄ　　最後の秋は故障で登板なし、春が順調だったので残念　『阪神』横山　Ｃ　　９四死球を出した試合あるも徐々に改善傾向か。数年後に期待石崎　－◎　データ不足で評価定められずも速球派サイド枠として挙がる江越　Ｄ　　パワー、盗塁などポテンシャルはあるも打撃内容が乏しい。まずはファームで守屋　Ｄ　　まだまだ力不足か　『広島』野間　Ａ　　ミート力、選球眼共に高く、秋で課題のパワーの面もついてきたので楽しみ飯田　Ｃ　　即戦力と言うよりも将来性に期待　『中日』野村　Ａ　　Ｋ／ＢＢが６．６７と非常に高く、充分な即戦力候補浜田　Ｃ　　下り坂傾向だったが秋に持ち直す石川　Ｃ　　パンチ力のある二塁手だがミート力が低めな点と荒木がいる点がどうなるか加藤　Ｄ　　打撃が完全に課題井領　Ｂ　　今年はデータなしも昨年見事な内容。ただ外野陣は三人固まっているが？遠藤　Ｃ　　打撃が荒くなり悪化、ただ長打力あって守備が売りな遊撃手で出番はありそう山本　Ｄ　　Ｋ／ＢＢが非常に低く、厳しい金子　Ｄ　　まだまだ課題が残る　『横浜』山崎　Ｂ　　本格化したかと思いきやまた元に戻るなど好不調の波が激しい石田　Ｂ　　最後の秋で悪化、最後の最後で躓いたのは九里と被る山下　Ｄ　　まだまだ課題が残る打撃　『ヤクルト』竹下　Ｄ　　Ｋ／ＢＢが低く、少し微妙な印象寺田　Ｃ　　Ｋ／ＢＢ３．２２と微妙、被安打率もやや多め土肥　Ｄ　　Ｋ／ＢＢが低く、厳しい　以上の結果となりました。今回は前回の結果を踏まえて投手のＢランクを少し厳格化し、大学生野手の評価もかなり厳しく査定することに変更させていただきました。それでは新人王候補を予想したいと思います＜セ・本命＞　＜パ・本命＞野村（中日）　坂寄（オリ）＜セ・対抗＞　＜パ・対抗＞高木（巨人）　有原（日ハム）＜セ・大穴＞　＜パ・大穴＞野間（広島）　中村（千葉）　セリーグの新人王は野村と予想、打たせて取るタイプですが非常に完成度の高そうな投手で、この投手を単独指名した中日はかなり美味しいのではないでしょうか。また、パリーグはいささか意外かもしれませんが坂寄と予想、こちらもスピードは速くなく、見た目はあまりパッとした印象はありませんでしたが、成績や投球内容を見る限りは頭一つ抜けている印象です。セリーグの対抗馬としては巨人の高木勇人、長年社会人野球でプレーして遂にプロ入りとのこと、若手投手の伸び悩みが顕著で突き上げがないチーム事情なのでチャンスは大いにありそうです。大穴は野間、大学生野手の評価を厳しくした中でもＡランクの評価をさせていただいた選手で、打撃の内容は明らかに球一つ抜けている選手なので、一年目からレギュラーを期待したいです。パリーグは有原が対抗馬として挙げさせていただきましたが、右肘の状態がどうなのかが気になるところです。大穴としては中村が候補、若干ミート力が低い印象はありますが意外に長打力もあって足も速いというポテンシャルは充分な選手、しかも二塁だけでなく色々守れるとのことなので非常に出番多そうな印象です。また、二塁は井口の衰えが見えつつあるだけに、一年目からレギュラーを獲れるかもしれません。　さてさて、来年はどのような結果となるのか楽しみですね。ＰＳ：個人的に密かに注目したいのが阪神の石崎、今年新たに採用したサイドスロー枠として挙げました。かつての西武十亀や今年活躍した又吉、三上、秋吉、スリークォーター気味の西宮など今年活躍した投手に似た共通項を持っているのでどうなるのか楽しみです。しかし、仮に活躍した場合は十亀の時に行った『球威によるもの』という見立ては完全に間違っていたということになってしまいますね＾＾；。【楽天ブックスならいつでも送料無料】野球太郎（no．013）価格：1,500円（税込、送料込）

2014.12.01

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