番外編 順位予想と結果検証 千葉ロッテ野手編
『両輪崩れる』 それでは千葉ロッテの野手陣の開幕前の評価と結果を見ていきたいと思います。打者のキーマン:加藤(千葉ロッテ不動の1番打者へ成長したい)打撃力評価:☆☆☆☆☆実際の結果:☆☆ 開幕前は最高評価をさせていただきましたが、実際はOPS.691に終わるなど得点力不足に泣いたシーズンとなったようです。やはり一番の誤算は井口、まさかの大不振でOPS.715と低調な数字に終わり、もう一人の主軸打者である今江も故障がちでこちらもOPS.714と低調に終わり、二人合わせたRCAAは僅か0点台に終わるなど非常に首脳陣を悩ませる結果となりました。特にサブローは急激な打撃内容の低下が顕著に現れ、OPSも.692とかなり厳しく、今年は進退を懸けた正念場の立場となりそうです。更に新外国人のクルーズが16本塁打を記録したものの、OPS.687とこちらも期待外れの数字に終わり、二塁のレギュラー候補だった根元やプロスペクト選手として期待された加藤など当初計算されていた野手陣が軒並み期待外れの成績に終わってしまいました根元と加藤はRCAAワースト1、3位にランクイン。また、故障で退団が決定したブラゼルや外国人枠の関係で二軍落ちなどをしていたハフマンらがそれぞれOPS.896、.797と高い打撃能力を見せ、本来得点源の役割を果たせたはずの二人が事情で機能できずに終わったのが何とも悔やまれる次第です。 そんな中活躍を見せたのが角中、打率.277で本塁打は8本、旧来の日本の野球ファンならば「これのどこが活躍なの?」と思われる方もおられるかもしれませんが、実は出塁率が.385とかなり高い出塁能力を見せ、ISODとBB/Kは素晴らしい数字を記録し、チームNO.1のRCAAを記録するなど正に『鳥谷二世』とも思える打撃成績を残しました。もう一人活躍したのが途中入団のキューバの至宝デスパイネ、45試合の出場ながらも12本塁打を記録してOPS1.001と中軸打者として立派な打撃成績を残しました。他には鈴木大地が遊撃手のレギュラーを完全に掴んでまずまずの成績を記録しました。また、ベテランの福浦も長打力こそなくなってしまいましたが、巧打は健在です。 打線の核となるリードオフマンと中軸打者の二人はしっかりしているだけに、後は如何にして井口や今江ら主力打者の復調を期待できるかが焦点となりそうです。また、捕手は里崎の引退によって流動的となっており、今年も新しい大卒捕手の寺嶋を獲得するなど次々に捕手を指名しており、誰を正捕手にするのか気になるところです。 『余談話』 私が子供の頃に遊んでいたSFCの『実況パワフルプロ野球3 97春』のシナリオモードがyoutubeにアップされていました。シナリオモードというモードは実際の試合を再現して途中からプレイヤーが勝利へと導く(もしくは目的達成をする)モードなのですが、個人的にパワプロのモードで一番好きだったのがシナリオモードでした。なので当然この広島のシナリオモードもプレイしましたが、今考えるとこのシナリオ実はところどころおかしなところがあるのです。実際の試合と違っている箇所は全部で2つ、皆様はどこが間違っているか分かりますか?※ 3 97年春収録 広島のシナリオモード『炸裂』 1996年6月27日の試合です期間限定でピザカッターも付いて2,280円(税抜)!【送料無料】【送料無料】 【ピザ】PIZZA★本格...価格:2,462円(税込、送料込)