広島 オープン戦 2試合目
『混沌』 本日の広島は3-12でヤクルトに大敗しました。先発前田健太はスピードこそ出ていませんでしたが、先頭山田に一発を打たれた以外は危なげない投球を見せて4回を投げて1失点と好投、しかしながら無三振無四球と珍しい投球内容でした(9:3:1、内F1)。問題となったのは二番手佐藤、3四球と大荒れで一死を取ったのみで降板するなど岩見共々本来抱えていた制球難の課題が解消されていないことが浮き彫りとなってしまいました(ただし、batted ballは3:0:0)。三番手小野は代わり端から畠山に走者一掃タイムリー二塁打を浴び、更に飯原にもタイムリーを浴びるなど火に油を注ぐ投球、batted ball1は2:5:1(内F2)とゴロを打たせる投球ができませんでした。次のイニングでも失点し、結局この二人だけで9失点と大炎上を喫してしまい、ヤクルト打線も脅威ではありますが課題は解消できておらず、持ち味は出せられずで不完全燃焼に終わってしまいました。四番手デヘススはスピードがあまり出ていない投手らの中でただ一人140キロ後半を叩き出して2回を投げて2奪三振1四球で無失点に抑えました(2:3:1)。五番手中崎は1回を投げて1失点、とはいえ特別良くもなく悪くもない内容でした(2:2:0)。ただし、一球速報を見る限りではフォークは習得できなかったのか一度も投げていないようです。 一方野手陣は石川と古野の前に僅か3得点に終わり、寧ろ相手投手に自信をつけさせてしまいました。そんな中で大砲候補の美間が一軍の先発投手石川から一発を叩き込むなど持ち味を見せました。 リリーフ投手陣が次々と打ち込まれており、リリーフ争いというよりかは消去法での選定という形になりかねないようになりつつあります。そんな中でデヘススが一番好投していますが、外国人枠の問題が合って開幕一軍に入れるかは微妙というのも痛いところです。野手陣ではロサリオが盲腸、エルドレッドが膝の故障で開幕絶望的なようであり、更にグスマンもやや微妙な状況になりつつあり、迫力不足が顕著になってきました。今年は優勝の本命と言われてはいますが、個人的に寧ろ最下位の可能性すらあり得るような・・・。春季限定セット新登場!お好きな3種類のセットがどれでも1,980円(税別)!送料無料!【送料無料...価格:2,138円(税込、送料込)