薮田和樹 batted ball結果
『打球云々以前の問題か』 それでは今回はドラ2巡目で入団した薮田和樹のbatted ballを見ていきたいと思います。単刀直入に結果を記していきたいと思います。31GB:27FB:7LD:7IFFB:3HR GB%は41.3%とかなり低いので基本的には球の力で抑え込む典型的なFB投手です。まあ元々荒削りなものの150キロを投げ込む素材型投手との触れ込みであり、投球術だの制球良く低めに云々という投手像からはかけ離れているだけに、ある程度想像はつくかなとは思われますが(それでも二軍ではゴロを打たせていましたが。基本的にレベルが低い打者はゴロを打つ傾向が強いでしょうか)。 しかし、その割に被IsoPは.163と非常に高く、FB投手ならば重要となる奪三振率は6.48とこちらもかなり低く、更に与四死球率は7.20と現状の力では一軍で結果を残すことは無理ではないかと思われます。ましてや先発で起用すること自体、正に自殺行為と言わざるを得ないのが現状の姿だと感じます。まあ簡単に言えば戸田の制球を大幅に悪化させたバージョンと言えるのではないでしょうか。 この投手は明らかにリリーフの方が向いている印象があります(故に戸田もリリーフ向き)。リリーフならばペース配分を気にせずに豪速球をじゃんじゃんストライクゾーン(最悪真ん中付近に思い切り投げれば良い)に投げ込んでいけばある程度は抑えられる目処は立つのではないでしょうか。要するに最近活躍している外国人投手のような投球をして欲しいところではありますが、その為にはまず三振を奪えるようにならなければならないでしょう(戸田もです^^;)。それでもポテンシャル的にはポスト・ヒースや先発に配置転換される大瀬良の穴を埋める候補として注目したい存在ではないでしょうか。但し、大学時代は故障に泣かされてきた投手だけに、かつての横山同様に慎重に起用していきたいところです。【楽天ブックスならいつでも送料無料】野球太郎(no.013)価格:1,500円(税込、送料込)野球太郎 No.017価格:1,500円(税込、送料別)