広島 捕手陣防御率
『今後は要考慮か』 いよいよ年末、今季はCSで敗退、9点差を逆転負け、3連続サヨナラ負け、5点差逆転負け、本拠地胴上げを逃す逆転負けなど負の部分も多かったですが、それでも七夕の奇跡や安部の首位攻防戦大暴れなどを経て苦しみながらも優勝を手にするなど乱高下のシーズンとなりました。岡田や薮田、大瀬良、バティスタらはこの経験を活かして来季はそれぞれ更に成長し、藤井や辻、W高橋、塹江、坂倉、美間らには来季の戦力となるように頑張ってもらいたいですね。 話は突然変わりますが、外野手の集計も終わり、いよいよ捕手を残すのみとなりましたが、ここで広島捕手陣の防御率とtERAの集計結果が終わったので結果発表していきたいと思います。ちなみにtERAというのはFIPを更に改良した疑似防御率で、主にbatted ballを組み込んだものとなっていますが、四死球は区別せずにそのまま一括りに四球とさせてもらったいます。 『会沢翼』106試合 765.0回 防御率3.35 tERA3.63 -0.17 『石原慶幸』 76試合 418.0回 防御率3.27 tERA3.19 +0.27 『磯村嘉孝』 20試合 95.2回 防御率3.86 tERA3.27 +0.19 『白濱裕太』 1試合 8.0回 防御率9.00 tERA4.68 -1.22 『坂倉将吾』 1試合 4.0回 防御率0.00 tERA2.31 +1.15チーム防御率:3.39 チームtERA:3.46 以上の結果となりました。結果として最も良いtERAは石原となっていますが、これは勝ちパターンの投手に継投する際に捕手も交代する起用が目立ち、優秀な投手と組むことが多い代わりに岡田や大瀬良といったまだまだ未熟な投手と組む機会が少なかったことが考えられます。また、白濱と坂倉はイニング数が少なすぎるので殆ど参考にはならないかと思います。逆に意外だったのは磯村、基本的に優秀な投手と組むことが少なく、中村祐太や大瀬良、佐藤、高橋樹、などまだまだ未熟な投手と多く組んでおり、しかも勝ちパターンの投手とは殆ど組んでいないにもかかわらずtERAは3.27と好成績を記録しています(それ以外では九里と多く組んでいますね)。後半からは中村祐太や大瀬良の際は磯村がスタメンマスクを被ることが定着しつつあり、そしてそれで結果も残していただけに、来季はこの二人が先発の際には先発出場の機会を得られる権利を有したと言っても良いのではないでしょうか。逆に問題なのが会沢、他の捕手は防御率よりもtERAは良くなっているにもかかわらず、逆にtERAの方が悪くなっています。来季はジョンソンの際には石原、中村祐太や大瀬良の際は磯村となることが予想され、更に下からは坂倉も台頭の兆しを見せているだけに、今季は正捕手に座った一年でしたが来季正念場となるかもしれません。ご当地ラーメン 激戦区関東の厳選 5店舗10食セット お試しセット【あす楽対応】