オープン戦 14戦目
『準備万端』 本日の広島は4-0でソフトバンクに勝利を収めました。先発大瀬良は初回に失策からピンチを背負うもデスパイネを打ち取り、5回も満塁のピンチを背負いましたが、今宮とグラシアルを打ち取りました。ピンチらしいピンチはこの2イニングのみで、最速149キロの直球を投げて6回を投げて6安打4奪三振無四球無失点と強力ソフトバンク打線を相手に好投を収めました(8:11:0、内F2)。課題だったフォークも大方低めに投げて空振りやゴロを打たせるなど改善に成功し、投球内容や結果も見事なまでに上昇曲線を描いてオープン戦を終えています。二番手島内は何と自己最速を更新する154キロを計測、1回を投げて1四球を出しましたが無失点(3:0:0)、前回は本人曰く「球が走っていなかった」ということでスライダーなどでカウントを整えていましたが、今日は球速が示す通り球が走っていたので直球主体で押しまくりでしたね。三番手レグナルトは不運なヒットでピンチを背負うも二者連続三振の後に内野フライでピンチを凌ぐ圧巻の投球で無失点(2:0:0、内F1)、クローザーも任せられる投手だと思います。最後はフランスアが死球とヒットでピンチを背負うも高田を併殺打に打ち取って試合を締めました(1:1:0、内F1)。 一方野手陣は先発千賀の前に完全に沈黙、四球も投手自身が荒れての四球だったのでもぎ取ったというわけでもなく、完全に抑え込まれてしまいました。しかしながら投手が左の笠谷に交代した5回、先頭坂倉がヒットで出塁すると、大瀬良が犠打でチャンスを広げると、田中が四球を選び、更に菊池がタイムリーで先制、安部の内野ゴロの間に三塁走者が生還し、更に鈴木がライトのテラスにぶち込む2ラン本塁打で一気に4点を奪いました。 大瀬良はきっちりと本番仕様に仕上げてきており、開幕に向けて準備万端ですね。そして田中も千賀と笠谷からフルカウントの末に四球、こちらも本番仕様の打撃をし始めており、こちらも準備万端でしょうか。更に凄かったのは鈴木誠也、千賀から二塁打、そして笠谷から本塁打、いずれもライト方向への長打を飛ばしました。基本的にレフト方向への打球が圧倒的に多く、ライト方向への打撃は悪くはないぐらいだったのですが、日本シリーズでライトスタンドへ一発を放ってからオープン戦でもライト方向への一発を打ち、そして今日もライトスタンドへ一発を打つなど広角打法への進化を遂げつつあるのかもしれません。そして期待の坂倉がようやくぽつぽつ打ち始めたことは収穫、西川と共に今年のキーマンとなる存在だと思うので期待したいところです。 『二軍情報』 二軍で薮田が先発して5回を投げて2安打1奪三振無四球無失点だったとのことで、勝利投手となったようです(11:5:0、不明1)。三振は僅か1つに留まるもゴロの山を打たせており、ツーシームが復活傾向にあるのかも?しれませんが、何より無四球というところが収穫でしょうか。2017年はゴロを多く打たせていましたが、その状態に戻りつつあるのかも?しれず、後は奪三振だけという段階まで来てるのかなと期待を抱かせますね。また、野間がタイムリー三塁打を放つなど3安打猛打賞でタイムリーを2本記録、復帰した下水流が一発とタイムリー二塁打を放つなど外野手争いがまた白熱しそうですね。そして磯村が復帰して試合にも出場しており、こちらも一安心ですね。最後はケムナが2安打を浴びながらも1回1奪三振無失点に抑えています(2:0:0、不明2)。※ twitterの速報を参考に情報を書き出しました。【中古】 古畑任三郎FINAL DVD−BOX /田村正和,藤原竜也,石坂浩二,イチロー,松嶋菜々子 【中古】afb