85戦目
『九里亜蓮、走る』 本日の試合は8-5で横浜を振り切って連敗を止めました。先発九里は最速150キロを計測するなど直球に力があって2回までは押していけましたが、3回に大和と代打石川に連打を浴びると、途端に九里の悪い癖である慎重すぎる投球で店舗も悪くなり、フルカウントの末に神里の当たりを九里が捕球できずに満塁とし、筒香にはフルカウントの末に四球、更にソトに2点タイムリー二塁打を浴び、更にロペスにも四球を出して再び満塁となりますが、佐野を何とか併殺打に打ち取って3点で凌ぎました。それ以降は変化球主体の投球で交わして6回を投げて6安打4奪三振2四球3失点とQSを達成して勝利投手となりました(10:4:3:、内F2)。ナックルカーブとチェンジアップがやはり効果的な印象を受けます。二番手今村は先頭大和にヒットを浴びるも後続を打ち取って無失点(1:2:0)、三番手レグナルトは2四死球を出すも無失点(0:1:0、内F1)。最後はフランスアが代打細川に2ラン本塁打を浴びるも何とか凌いで試合を締めました(内F1、1HR)。ただエンジンがかかるのが遅すぎで、2ラン本塁打後に155キロ前後を計測しており、登板前のブルペンでの調整をもう少し考えた方が良いのではないでしょうか。 一方野手陣は初回に先発井納から先頭西川がフルカウントの末にヒットで出塁すると、続く菊池の当たり三塁線への二塁打となり、バティスタが四球を選んで満塁となり、鈴木がレフト線へ弾き返す2点タイムリー二塁打で先制、更に松山がフルカウントの末に甘いフォークを弾き返してタイムリーヒット、更に1点を追加して一挙に4点を奪いました。3回は一死からバティスタが四球を選び、二死から松山が上手く拾って(松山の得意なゾーン)二塁打を放ち、続く會澤が初球を打ってタイムリー、更に安部もフルカウントの末にタイムリーヒットを放ち、6点を挙げました。更に9回には菊池と鈴木がそれぞれ四球とヒットでチャンスを作り、二死から會澤が四球を選んだ後に曽根のラッキーな2点タイムリーで8点を奪いました。 11連敗中でしたが後半戦で一旦区切ったことで気分も晴れていたでしょうか。久々に「速攻の広島」を見せて一挙に4点を奪い、更に2点を追加した後はいつものようにぱったりと打たなったと思いきや、最終回にダメ押しの2点を追加したことで再浮上の口火となるでしょうか。結果的に最終回の2点追加が大きかっただけに、ターニングポイントとしたいところです。また、バティスタは外の変化球をしっかりと見極めての2四球、二軍で朝山コーチに少し見てもらっただけで復調するのならば打撃指導は朝山コーチの方が長けているのでしょうかね。思い返せば坂倉もオープン戦や開幕当初ではボロボロでしたが、再昇格後はしっかりと粘って二塁打を放つなどしていただけに、どうも朝山コーチに打撃のメンテナンスをしてもらった方が良いのかもしれませんね。そして九里は3回はまたいつもの悪い癖が出ましたが、それ以外はまずまず良かったのではないでしょうか。上記にも書きましたが、ナックルカーブやチェンジアップといった球種を多く取り入れるようになったことで投球の幅が広がったように思います。個人的にはもう九里は先発としてもやっていける存在になったと言って良いのではないでしょうか。後はフィールディングを何とかしてくれれば良いのですが…。何となくですが手だけな印象で、私も野球を少しばかり齧っていたのですが、経験上手だけで動かそうとする選手は大抵犠打も下手な印象ですので、もう少し体全体で捕球しに行った方が良いように思います。 『野手陣batted ball』「井納」6:4:3(内F1)、「対武藤」1:3:0(内F1)「対ソリス」3:1:0、「対桜井」3:0:0、「対国吉」0:3:1【中古】 古畑任三郎 1st season DVD BOX /田村正和,西村雅彦,三谷幸喜(脚本),本間勇輔(音楽) 【中古】afb