2020年 広島選手詳細 21
『會澤翼』 今回は會澤について見ていきたいと思います。今季は途中離脱などもあった点や坂倉の台頭もあって出場機会が79試合に留まり、.266、7本塁打でOPSは.774でした。 まず長打力ですが、IsoPは.149とほぼ.150を記録しており、昨季の.162よりは数字を落としたものの、まあ大体.150前後と言えるでしょう。次にミート力ですが、229打数51三振で4.49となっており、こちらも昨季の4.64と大体同じような数字となり、まあ大体4.50前後で推移すると予測できます。そして選球眼ですが、IsoDは.093と高めの数字を記録しており、こちらも昨季の.110よりは落ちてはいますが、こちらも大体.100前後となっています。しかし、BB/Kは22四球/51三振で.431と昨季の.716から大きく下落するなどボールの見極めに関しては大幅に下落しており、これがOPS.050程落とした原因ではないでしょうか。 続いてbatted ballですが、81GB:55FB:22LD:13IFFB:7HRとなっており、GB/FBは81GB/75FBで1.08となっており、FBが多かったこれまでと比べるとゴロが増えた結果となりました。打球別打率はGB打率が.160、FB打率が.426(HRありで.480)、LD打率が.545となっています。足が鈍足で内野安打が期待できない會澤はゴロを打っても打率が上がりにくく、現に今季の内野安打は1本に留まっており、そのゴロが増えたので打撃成績が過去2年と比べると落ちてしまった大きな原因と言えるでしょう。打球方向は右方向への打撃は変わらず優秀ですが、元々苦手としていた引っ張りの打撃の改善が好成績の要因でしたが、今季は数字を落としています。 上記の要素を取り合わせると、BB/Kの悪化によって低めのボール球を見極めずに引っかけてしまって三遊間のゴロを打つ打撃が増えたのかなと思われます。打撃フォームを見る限り、今季はバットが奥側に入り込むことがしばしばありました。球辞苑にて楽天浅村も言っていましたが、左肩が内に入り込んでしまうとバットがスムーズに出てこないので引っ張れないようになり、そして人間の体の構造上自然と顔も捕手側の方を向いてしまうので目線がぶれてしまいます。その結果としてBB/Kが悪化、引っ張りの打撃の悪化に繋がったのではないでしょうか。 また、今季もう一つ気になったのは配球面、森下と九里と組むも変化球ばかり投げさせて球数を嵩ませてしまい、如何にも窮屈そうに投げていたのに対し、後半から坂倉と組んで以降は二人共ストライクゾーンに直球を積極的に投げ込んでいく投球でイキイキとして好成績を残しました。正捕手でありながら主力投手二人の持ち味を全く引き出すことができなかったというのは打撃以上に深刻だと言わざるを得ないでしょう。そうかと思えば島内に対して直球ばかり投げさせる点やカーブやフォークの方が精度の高いケムナに対してスライダーばかり投げさせるなど若手リリーバーに雑な配球を展開するなど少々疑問符をつけたくなるシーンが目立ちました。このままでは「坂倉の方が投げやすい」という投手陣からの指名によって今以上に出場機会が減少してしまう可能性も捨てきれません。もう一度投手陣とコミュニケーションをしっかりと取って投手の良さを引き出すことを考えて信頼を掴むことが必要なのではないでしょうか。【送料無料(メール便)】★累計60,000食突破!★ラーメン つけ麺 どっちもOK♪≪濃厚魚介豚骨つけ麺3食セット≫つけ麺 ラーメン 魚介 送料無料 つけめん 送料無料 ポイント消化