エキシビジョンマッチ 対千葉ロッテ 2
『前半戦のリプレイ』 本日の広島は1-8で千葉ロッテに敗れました。先発大道はカーブやスライダーを織り交ぜようとするもやはりスプリットを多投する場面が多く、4回は握力切れで3失点を喫して5回を投げて7安打4奪三振5四死球4失点でした。やはりもう少しスライダーを上手く使っていかないと厳しく、死球を与えてから投げづらくなってしまったとしても非公式試合なのですからもう少し積極的に使って精度を上げていく工夫が欲しかったところです。二番手スコットは腕の位置がオーバー気味の投げ方になって右打者への恐怖心が消えてしまったことで中村やエチェバリア、山口らにヒットを浴びて失点し、9回には山口に甘く入った変化球をライトスタンドへ叩き込まれました。腕の位置はオーバー気味になったと言っても体重移動がサイドハンドのままで上下のバランス悪い印象、体全体が一塁側へ大きく流れてるなど高めに変化球が浮くなど厳しい印象、3.1回を投げて5安打2奪三振2四死球4失点でした。三番手ケムナは打者二人を抑えて無失点に抑えました。 一方野手陣は11安打打ちながら僅かに1得点と前半戦の攻撃展開を再現したような内容となってしまいました。千葉ロッテの打者らと比べると力強さで大きく劣っており、ケース打撃や1点に拘る攻撃というものは一旦捨ててまずは打撃の基本である「力強く振る」という原点に立ち返った方が良いのではないでしょうか?ケース打撃や1点を取る攻撃というのはその後の話だと思うのですが。 昨日今日と寂しい試合内容となりました。特に選手らが抱えている課題が何一つ改善できていないところがガッカリさせられます。 『余談話』 前回から高橋昂也の投球フォームの際にトップの際の左肩の位置が低すぎて投球するより遠投するように見えるとよく書いていますが、文章だとあまりイメージが湧かない方も多いと思いますので、今回は動画と写真を比べてみてもらえればと思いますのでご覧いただければと思います。中学生の遠投フォームと高橋昂也の投球フォームを見比べてみますと、前の肩が引き上がって投げる方の肩がかなり下がり、顔も若干上向き気味という共通点があります。遠投はボールを遠くへ投げるので若干上へ角度をつけて距離を伸ばすのは野球以外でも砲丸投げなどを見ても分かるかと思われますが、投球の場合は自身が高いマウンドから平地でそれも屈んで構える捕手へ投げる動作であり、遠投とは逆で斜め下へと投げる動作です。それなのに全く逆の遠投と同じような動作では当然ボールは上の方へ行こうとするのは自然であり、オーバーハンドで振り下ろした投げるように見えますが、上からしっかりと叩けておらず、上へ押し出すような形で実際は振り下ろせていないように感じます。現在の動作だと高橋昂也が低めに集められずにベルト~高め付近にボールが集まるのは自然なことなのだろうと思います。1年目はそこまで前の腕を高く掲げるような動作はしていなかっただけに、1年目の頃に戻せばよいのでは?と思うのですが…。古畑任三郎 COMPLETE Blu-ray BOX(数量限定) ※2018年再発売 トールケース仕様 [Blu-ray]