2021年 広島ドラフト指名選手検証 NO.5
『中村健人』 今回はドラフト3巡目で指名された中村健人外野手について見ていきたいと思います。中村健人は強豪トヨタ自動車で4番打者を務めるなど広島が補強ポイントに挙げていた右の強打者候補で、担当の松本スカウトは「パンチ力があって本塁打を打てる。肩も強いし守備範囲もあって守備は広島の外野手の中でも上の方だと思う。三拍子揃った選手で打者のタイプとしては長野かなと思う」と話しており、スラッガーというよりは中距離打者なのかなと感じます。 それでは一球速報様のサイトから打撃成績を見ていきますと、60打数19安打で打率.317の記録を残しています。まず長打力を見ていきますと、4二塁打1三塁打3本塁打で19安打中8安打が長打と非常に多くの長打を放っており、長打率は.567でIsoPは.250と非常に高い数字を記録しており、松本スカウトは長野みたいなタイプとコメントしていますが、数字上では寧ろ末包以上にスラッガーの印象を感じさせます。続いてはミートですが、60打数16三振と安打に近い程の三振数で3.75と非常に低い数字を記録しており、さすがに非常に高いIsoPを記録しているとはいえ、この数字では厳しいでしょうか。最後にBB/Kは4四球/16三振で.250とこちらもかなり低い数字で、抜群の長打力は有しているものの、打撃内容に相当な脆さを感じさせる打者だという感じます。個人的なイメージとしては当初末包にそのようなイメージを感じていたのですが、実際の数字を見る限りではどうも中村の方がそのようなタイプの打者だったようですね。 それでは動画の方を見ていきたいと思いますが、昨日の記事にて松本を紹介しましたが、実はその対戦相手がトヨタ自動車であり、中村が4番として出場しています(松本と対戦しています)。打撃の構えはヤクルトの山田哲人を彷彿させ、足は比較的早めに上げています。前の肩を内側に入れてしまってバットがスムーズに出てこないという堂林と同じ課題を持った選手なのかなという印象を受け、どこかフルスイングしていても打ち終わりが逆方向を打つイメージの形になってしまっており、この辺りも堂林と似ています(鈴木誠也には「右中間がセンターだと思って打てば」と言われていたようですが、正にそれです)。しかし、それではバットがスムーズに出てこないので振り遅れてしまい、事実この動画での打席でも直球に振り遅れてしまっているのが見て取れます。ただスイング自体はスイングスピードも速くて問題ないのではないかなと感じるだけに、直球への対応改善が求められるところです。特にプロでは社会人投手よりも豪速球を投げ込む投手らが多くいるだけに、今のままでは少し厳しいのではないでしょうか。 イメージと違ってスラッガーになる資質は秘めていると思いますが、現状の打撃内容では一軍ですぐに通用するというイメージは沸きにくいかなと思います。まずは二軍で確実性を高める必要性があるのではないかなと感じます。幸いウエスタンリーグは阪神、オリックス、ソフトバンク、中日と速いボールを投げる投手がわんさかいるだけに、練習にもなるでしょう。それにしても中村、末包と同じ右の強打者候補を指名しましたが、指名当初のイメージと実際の選手像が全く逆でしたね^^;。選手評価:D(打撃内容の改善が必須)【送料込】お取り寄せワッフル&くるくるワッフルセット スイーツ 退職 お礼 お菓子 ギフト プレゼント |お返し ワッフル ケーキ ワッフルケーキ 内祝い 出産内祝い おしゃれ 誕生日 洋菓子 詰め合わせ お取り寄せスイーツ ハロウィン 菓子 人気 お祝い返し お歳暮 クリスマス