広島情報
『上体打ち脱却なるか』 本日は広島についての情報を見ていきたいと思います。まず残念な情報としては坂倉、高橋樹らがコンディション不良で三軍スタートになったとのこと、特に坂倉は昨年も春季キャンプは三軍だったはず、もしかするとオフの期間に体をいじめすぎるきらいがあるのかもしれませんね。他には野間や大盛、上本らも濃厚接触者ということで残留して個別練習となるそうです。広島に限らず、他球団でもコロナが相次いで感染しており、少し尋常ではない感染拡大のようですね。 そして中村奨が巨人坂本の打撃フォームを参考にして打撃フォームを変更していることが判明、末包同様に下半身を意識して飛ばすことを念頭に置いているようです。参考にしたのは坂本の下半身の使い方、「ちょっと回す感じ」と話しており、軸足にも体重が乗る形となり、手応えを口にしています。ということで坂本の打撃フォームを見ていきたいと思います。見てみると引き上げた左足を少しだけ振り子気味(元西武・中日の和田氏や元近鉄等中村紀洋程ではないですが)にした後に少し弧を描くような形で左足を下ろしていますね。ただ坂本の打撃フォームで気になるのはトップが深すぎる点、一発目は結果的に本塁打になっていますが奥に押しやりすぎて左肘が突っ張り気味になっているので振り遅れていますね。2019年に40本塁打を打ったシーズンではここまで奥に押しやるような動作はなかったのですが、一昨年や昨季はこのようなトップの深さになり、結果的に19本塁打に留まってしまっています。中村奨成の話に戻りますが、課題としてはボールにバットを当てて押し込む最中に両足が伸び上がってしまう高校時代の悪い癖がありました。それを坂本の下半身の使い方のように予め弧を描く形から入って回転をつけることにより、回転不足によって伸び上がる悪い癖を抑止しようということなのかな?と思います。ただ坂本同様にトップが深すぎるきらいがあるだけに、できればその辺りも修正したいところですが、坂本のようにしっかりと前足を踏ん張り、インサイドアウトで強烈なスイングスピードがあればそれでもある程度の成績を残すことができると思います(一昨年の堂林が正にその通りで、堂林の場合は前肩を内に捻ってしまうダメなところもありつつも打てていました)。 このオフに中日の大島と自主トレを行ってアドバイスをもらった中村奨成、もう一つの課題であった投手側に倒しすぎるバットの構えも過去のスポーツ紙の記事によれば修正したそうで、記事通りならば上半身と下半身の課題を克服してきたということになるのではないでしょうか。実際に春季キャンプでどのような打撃フォームになっているのか気になるところ、昨季はポテンシャルの片鱗を見せつけただけに、いよいよそのポテンシャルが開花する時が来るでしょうか?刑事コロンボ コンプリート ブルーレイBOX【Blu-ray】 [ ピーター・フォーク ]