2022年 広島選手詳細22
『秋山翔吾』 本日も広島の選手を見ていきたいと思います。今回は秋山、シーズン途中に入団して体調を崩すなどありましたが44試合に出場して打率.265、5本塁打でOPS.746の成績を残しました。 まず長打力ですが、昨季のIsoPは.148と中距離打者の範疇に入る数字となっており、2017年や2018年程ではないものの、2015年や2016年、2019年辺りの頃に近い数字となっているのではないでしょうか。続いてミートですが、155打数34三振で4.56とそれほど長けた数字ではなく、IsoDは.068とかつての水準よりも大きく落ちており、特にBB/Kは11四球/34三振で.324と非常に低い数字となっており、1.00に近い数字を誇っていた西武時代と比べると寂しい数字です。この打撃内容はどちらかといえばアメリカでのものに近く、昨季3Aでの打撃成績を見てみますと少ない試合数(16試合)ながら打率.343、3本塁打でOPS.907と好成績を残したものの、選んだ四球の数は僅かに4つに留まってIsoDは僅か.035、BB/Kは4四球/14三振で.286と非常に低い水準でした。秋山が獲得が決まった際にもこの部分に関しては取り上げたのですが、西武時代の水準に戻すことを期待していたものの、現状は3Aの打撃内容のままとなりました。 そして打球内容ですが、46GB:47FB:16LD:9IFFB:5HRで、GB/FBは0.754でFBの割合が多かった結果となっており、こちらは3Aでの1.67(ただこちらはGO/AO)とは大きく様変わりしました。打球別打率はGB打率が.239、FB打率が.295、LD打率が.750となっています。続いて外野への打球方向はレフト方向が26、センター方向が23、ライト方向が18と右投げ左打ちの打者らしくレフト方向~センター方向への打球が多くなっています。そしてそれぞれの打率ですが、レフト方向が.308、センター方向が.522、ライト方向が.833となっており、こちらも特別変わった傾向はなく、引っ張った打球がやはり一番打率が高い結果となっています。 最後に打撃フォームですが、つい先日紅白戦で藤井黎から一発を放った際の打撃フォームがこちらとなっています。以前から思っていたことですが、秋山も案外宇草のような走り打ちタイプなのかな?といった印象を持っており、足を踏み込んでスイングしている最中に完全に踵体重になり、最後は走り出すような形となっています。ただ宇草とは違って背中側に大きく入り込むことはなく、足を踏み込んだ際にはバットを持った両手が頭の外側からしっかりと見えています。ただ宇草もそうですが、外角のコース(外角高め以外)を強く叩けるのかどうかが気になるところで、レフト方向への打球が非常に多いですがあまり強い打球を打てそうには見えず、レフト方向への強い打球を打てるかがカギとなるかもしれません。 以前からも触れてはいますが、IsoDやBB/Kといった面が西武時代の水準に戻すことができるかどうかが焦点となるのではないでしょうか。今はトラックマンやホークアイなど情報面が発達したことにより、走り打ち気味の弱点を突かれやすくなっているのかもしれません。とはいえ体調不良の中でもOPS.750に近い数字を記録してきただけに、今季は体調を万全の状態にして開幕に臨むので主力打者としての活躍を期待したいところです。★【クーポン利用で半額以下!5,000円→2,099円!】スーパージャンボクーヘン 5種の味から選べる3個セット 1個500gの超ド級バームクーヘンが3つ入り! 訳あり わけあり スイーツ お菓子 送料無料 在庫処分 ホワイトデー お返し