2023年 広島選手詳細2
『矢崎拓也』 引き続き、広島の選手を見ていきたいと思います。今回は矢崎投手、今季は栗林離脱後の代役守護神を務め、栗林が守護神復帰後はセットアッパーを務めるなど今季も54試合に登板して防御率2.81とリリーフとして活躍しました。ただ調子を大きく崩した時期もあり、一昨年に比べると不安定な印象は残るなど疲労の色が見え隠れしているのかも?しれません。 まず奪三振率ですが、51.1回を投げて38奪三振で奪三振率は6.66と一昨年の9.30から大幅に下落する事となりました。続いて与四死球率ですが、こちらは24四球で4.21と一昨年の4.56よりは若干良くなっていますが、そこまで目立って良くなったとまではいかないでしょうか。奪三振率が大きく落ち込んだことでK/BBは1.58とかなり低い水準となりました。 続いて打球管理ですが、62GB:48FB:13LD:23IFFB:5HRでGB/FBは0.82と一昨年の0.50よりはGBが増えた結果となりました。しかしながら被IsoPが.133と一昨年の.074からほぼ倍増に近い水準となっており、実際に被安打数自体が48安打と投球回数とさほど変わらない数となっており、被本塁打数は5被弾で0.88とこちらもかなり高い水準となりました。一昨年は49.1回を投げて35被安打2被本塁打で収めていたのとは対照的です。これらを見ていくと、昨季は奪三振率の低下と球威面の低下が顕著でした。 そして球種ですが、昨季は直球が47.5%、フォークが46%、スライダーが6%と直球とフォークがほぼ同じ割合となっており、一昨年の直球56%、フォーク27%、スライダー16%と比べるとかなりフォークの割合が増えました。ただ直球が被打率.275と一昨年(被打率.242)よりも悪化、その結果としてフォークを多投するようになったのかもしれませんが、割合が増えた影響か?被打率.231、空振り率17%と一昨年の.103、25%から大きく悪化しました。スライダーは一昨年と同じくあまり武器にはなっていないようです。 最後に投球フォームですが、こちらが一昨年の投球フォームで、こちらが昨季の投球フォームとなっています。一番気になる点として昨季の場合は一昨年と比べてみるとセットから左足を上げて体重移動していく際に左足が三塁側にピンと伸ばしている時の姿勢が違っています。一昨年は上体が垂直になっているのに対し、昨季はやや前屈みになっており、ピンと伸ばしている左足もより水平に近い形になっており、右膝も少々折れすぎな印象を受けます。何となくですが、直球に威力があまりなかったのはこの時の姿勢が影響しているのかな?という印象を受けました。ピンと伸ばしすぎてしまった事で縦回転に狂いが生じて下半身の力が上手く伝わっていなかったのかも?しれませんね。 正直なところ、この投球内容でよく防御率が2点代で済んだなという印象で、投球内容を見ても上記の通り冴えないものが多く、まだ挙げていなかった指標を見てもWHIPは1.40でFIPも4点代となっており、この状態が今季も続くようだとさすがに2点代では済まないように思います。ただ見たところ体重移動の初動の部分に違い見て取れただけに、そこの修正をしていけば一昨年のような投球を取り戻せるのではないかな?と感じます。CSで大きく投球フォームが崩れていた栗林もそうですが、個人的には開幕前の大きな懸念材料と見ています。\1/15限定!抽選でポイント全額バック♪/ 【メーカー希望小売価格1,780円→1,680円!】訳ありバウムクーヘン 切り落とし メガ盛り1kg★工場長のおまかせ1kg 訳あり スイーツ お菓子 送料無料 在庫処分 ランキング 詰め合わせ 食品 アウトレット お取り寄せ ギフト 2024