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カテゴリ:広島東洋カープ
『清水叶人』
本日も新人選手の1年を振り返ってみたいと思います。 8回目はドラフト4巡目で指名された清水捕手、他球団と比べれば割と充実している捕手というポジションながらも強肩強打という素質に惚れ込んで補強ポイントに関係なく指名する枠?である4巡目で指名されました。 早速打撃成績を見ていきますと、2軍では28試合出場と少し寂しい試合数、打率.184、1本塁打となっています。 高卒1年目で捕手という色々と学んでいく必要がある且つ広島では割と層が厚いポジションなので中々出番がなかったかなと思います。 それでもプロ初本塁打を記録しているのは立派と言えるのではないでしょうか。 打撃内容は49打数21三振5四球と三振の割合が非常に高かったものの、四球は高卒1年目という事を考えると案外見られていたのでしょうか? 最後に打撃フォームを見ていきますが、今回は2軍でプロ初本塁打を放った際の動画で見ていきたいと思います。 神主打法の構えから足を大きく上げて豪快なスイングを見せています。 まず気になる点としては踏み込む直前の腰、何やら腰を引いてしまう変な動作があるのが非常に気になるところ、そうなると野間や宇草のような走り打ちを連想させるのですが、いざ踏み込んでからは後ろの足を引きながら前足は決して踵体重になって走り打ちといった形にはならず、その場で回転しているのが特徴的ですね。 正直、果たしてこの動作をこのままにしておくべきなのか、或いは修正すべきなのかが素人の私には少し判別しかねるでしょうか。 ただ踏み込んだ前足がかなりアウトステップになっているだけに、腰を引いた動作も加わる事を考えると、これだと外角球を強く叩けないのではないかな?という心配はあります。 しかしながら前肩は内側に捻らないですし、スイング軌道は非常に良い形になっているように感じ、打ち終わった後の体勢は完全にスラッガーの形になっており、これは新人記事にて書かせていただいた時と変わっていないですね。 個人的には捕手よりも打者としての活躍が見たいかな?という印象で、できれば捕手以外のポジションでも出場機会があればなと思います。 個人的には田村、中村貴浩に次いで成長を楽しみにしている選手なので来季の飛躍に期待したいところです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2023.12.23 00:19:25
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