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カテゴリ:広島東洋カープ
『坂田怜』 今回は正念場となる選手を見ていきたいと思います。 まずは育成の坂田投手、坂田は2021年育成ドラフト4巡目で指名されました。 特徴的なのがナックルボーラーだという点、球団は坂田の育成の為にかつて広島に在籍したナックルボーラーのフェルナンデス氏を招聘もしています。 しかしながらここまで2軍でも芳しい成績は残せておらず、昨季の登板は9試合のみの登板に留まるなど厳しい状況が続いています。 まず成績を見ていきますと、昨季は7.2回を投げて9安打2奪三振9与四球2与死球で、防御率は8.22となっています。 正直かなり厳しい内容が並んでいますが、その中から特に改善したいのはやはり制球面、投球回数を上回る与四死球数で暴投も3つあります。 続いて投球フォームを見ていきます…と言いたいところですが、ナックルボーラーなのであまり意味はないでしょうか。 ただ最近トクサンTVという動画にて何と坂田が登場しており、現在どういった取り組みをしているのかなどが特集されていました。 持ち球は直球、速いナックル(変化量は少なめ)と遅いナックル(変化量は大きめ)の3球種あり、現在はカウント球としてツーシームを習得中だそうです。 最後に動画を見た限りの印象ですが、まず遅いナックルでもカウントを稼げるようになる事が大事なのではないかな?と思います。 持ち球の中で一番厄介な球種はやはり変化量の大きいナックルですが、動画を見た印象だと殆どがボール球となっています。 更に動画の解説だと速いナックルと遅いナックルでは揺れ方が全く違い、遅いナックルだと判別できればほぼボール球なので打者は手を出さずに見逃す事ができてしまいます。 逆に言えば遅いナックルをしっかりとストライクゾーン内に投げられる確率を上げる事ができれば他の球種は必要なくなるぐらい打ち難い事が窺えます。 個人的な印象ですが、坂田の現状打破のカギは如何に遅いナックルをストライクゾーンに投げられるようになるかではないでしょうか。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024.01.06 13:02:22
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