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カテゴリ:広島東洋カープ
『視野を広げよ』 本日の広島は0-5で日本ハムに完敗を喫しました。 先発床田は以前の記事にて「4月30日の阪神戦以降、あまりにも走者を背負う投球が続いている」と書かせていただきましたが、この日も3回まではパーフェクトだったものの、4回から立て続けにヒットを浴びるようになり、結局7回を投げて9安打1奪三振2四球4失点、この日も7回でほぼ倍となる13出塁を許すなど塁上を賑わせました。 元々空振りを奪うといった球種がない(かつてはチェンジアップ?フォーク?)のでこうなってくると苦しいでしょうか。 個人的には走者がいない際に力をセーブしすぎるきらいがあるだけに、もう少し出力を引き上げて140キロ中盤で推移した方が良いのではないでしょうか。 他にはもっとチェンジアップやパーム辺りの球種の割合を増やすなど工夫も必要でしょう。 2番手黒原は水野、上川畑にヒットを浴びると、水谷を詰まらせながらも落とされて1失点(10:13:2:2)、3番手河野は二死から二死二三塁のピンチを背負うも水野を空振り三振に打ち取って無失点に抑えました(2:1:0)。 一方野手陣は4回以降は日本ハム投手陣の前にヒットすら出ず、9回に生田目から一死満塁のチャンスを作るも代打宇草、林が連続三振を喫して無得点に終わりました。 ただこの日、末包が2安打1四球と一人気を吐きましたが、打撃内容はセンター方向に打ち返しており、ソフトバンク2戦目のセンターフライとセンター前ヒットを彷彿させました。 不調の時こそ強引に引っ張りにかからずにセンター返し、もしくは逆方向でという末包なりの考えでしょうか? 新井監督の欠点はそこまで固定すべきレベルではない選手まで固定するという点にありますが、この日もやはりそういった起用が見られました。 例えば矢野は完全に調子落ち、この日含めて直近5試合で8三振を喫しており、しかも全てが空振り三振です。 他には秋山もソフトバンクとの3戦目は確かに2安打するも二塁ゴロや一塁ゴロを量産し、この日も量産+空振り三振と完全に調子落ちしており、ならば小園をショートに戻して宇草や2軍で好調の久保や中村奨成を呼ぶといった事もできたはずですが、そういった事を全くしません。 坂倉も「逃がさない」と言っていますが、一向に打撃が上向くどころかまたもや空振り三振を量産し始めており、果たして今のまま起用し続けるのはどうなのでしょうか? この日、阪神の岡田監督は不振が続く大山を2軍降格させるという決断を下しましたが、新井監督にもそういった厳しさが欲しいところ…というよりはその選手の為を思うのならば一度ミニキャンプで再調整させた方が長期的視点で考えても良いはずです。 島内にしても完全に上体で煽って投げており、この日は失点したもののやはりカットボール、チェンジアップ、スプリットなど複数の球種で勝負できる黒原の方が今の状態ならば勝ちパターンの投手として信頼できるはずです。 明らかに無理が正直てきたものを「当初の計画通り」といったお役所仕事ではなく、もっと柔軟な考えで起用していくべきではないでしょうか。 個人的には「絶対外すべきではない選手」という位置づけは坂倉が消えてしまった以上、もう小園しかいません。 それでも不発ならばまだ納得は行きますが、そういった事をしないで無得点というのは到底ファンも納得できないでしょう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024.06.05 00:12:09
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