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カテゴリ:広島東洋カープ
『立ちはだかる鬼門』 本日の広島は0-2で中日に敗れました。 先発床田は再三のピンチを凌いで6回2失点と試合こそ作るも10安打1四球とさすがに塁上を賑わせすぎました(10:4:4:1)。 球速を見てみると、ツーシームが120キロ後半、直球も130キロ後半と明らかにキャパを落としすぎているきらいがあり、夏場対策なのかもしれませんが、さすがにここまで力をセーブするとプロの打者ならば打ち返してくるでしょう。 今日の投球は佐々岡政権時の床田を見ているようでした。 防御率はかなり優秀な数字を残している床田ですが、絶対的な球種があるというわけではないだけに、「直球の球速あっての変化球」という事をもう一度認識した方が良いかもしれません。 二番手コルニエルは1回1安打無失点(0:0:1:1)、三番手河野は三者凡退2奪三振無失点でした(0:0:0:1)。 一方野手陣は先発高橋の前にまたもや打線が沈黙、ただ相手は難攻不落の日本球界屈指の投手なだけに、末包を欠いている上に小園が調子落ちの状態の打線ではどうする事もできなかったでしょうか? しかしながら中村奨成にようやく今季初ヒットが飛び出しただけでなく、何よりも二俣が高橋から二塁打を放っており、これまでは変な形で打ったヒットが多かったですが、昨日の阪神戦のタイムリーや今日の二塁打はしっかりとした形で打てています。 やはり今回の3連戦も鬼門として立ちはだかりそうですね。 個人的にはもう少し打者の人選を柔軟にして欲しいところ、二俣は上記の通りに良い形で打てるようになっており、正に「出場機会を与えて成長させる」を実践できています。 ですので中村奨成や二軍から田村や持丸といった選手らも引き上げて新井監督自らが打撃指導を行いながら「育てて勝つ」を実践した方が結果的に白星もついてくるのではないでしょうか? 当時、二軍で冴えない結果だった末包を引き上げた事や余剰気味だった二俣を一軍に残し続けたように思い切って「起用したいと思っている若手を優先的に起用していく」という方針でも良いのではないでしょうか? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024.07.06 00:41:22
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